負けることを受け入れよう

対戦型のゲームで、バランスがとれている状態であれば、勝率はおおよそ50%になる。
当然だ。本当に当然のことだ。
だからこそ、改めて、意識的に、知るべきことがある。

負けることを受け入れよう

どんなにうまいプレイヤーであっても、勝ち続けることはできない。自分のミスか、チームメイトのミスか、あるいはたまたま相手が上手く立ち回ったか、理由は様々だろうけど、いつかどこかで必ず負ける。対戦である以上これは仕方がない。
いちいち敗北に動揺するのはやめよう。
チームメイトへ怒るのも、自分のプレイに落ち込むのも、必要ない。

もちろん、敗北から学ぶことは多い。
自分のプレイのどこが悪かった?仲間との連携は?敵が上手かったのはどのポイントだ?
敗北から目をそらすのも、また間違いだ。敗北には理由があり、改善の要素がある。分析してみよう。
敗北に対しては、学べばそれでいい。学びを得て、次に向けて改善を図るべきであって、落ち込む必要も、怒り狂う必要もない。敗北はただの事実であって、それだけだ。

なぜこんな当たり前のことを強調するのか?
長期間に渡って、何試合も繰り返すようなゲームを続けていくためには、平静であることが必要だからだ。
なぜ平静でなければならないか?
人の精神状態は、(多くの場合、自覚なく)人の行動に影響するからだ。
経験的には、精神的に弱っている場合、判断力が低下する。
有利不利を考えずに同じ行動を取り続けたり、普段なら気付ける兆候に気づかない、という感じだ。

精神的な疲労は自覚しづらい。だけど、自分の行動には反映される。
一日という単位でもそうだし、数ヵ月という期間でもそうだ。
だというのに、毎回の勝敗に一喜一憂していては簡単に疲れてしまう。肉体的にもそうだし、精神的な疲労はなおのことだ。
金色のガッシュでもそうだった。心のエネルギーは有限だ。使えば減る。

起こったことを、事実として受け入れよう。そして、自分から切り離して客観視しよう。
いちいち揺れてはいけない。動揺は次に向かおうという意志の邪魔をする。
事実を受け入れ、反省し、次へ向かおう。
次は勝てる、かもしれない。

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