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VHSにしか残らない作品に巡り合えた話

まとまった時間が取れたので『王様のレストラン』を見るために
FODプレミアムに入ってみた。
すると幻の三谷作品『今夜、宇宙の片隅で』も見られると知って
早速1話を鑑賞。(一生見られないと思ってた…)
ニューヨークで暮らす3人のこじんまりとした話だ。
『アパートの鍵貸します』であり『ワンフロムザハート』であり…
三谷さんが好きな作品の要素が詰まってる。

そしてこれは三谷作品の中でもものすごく切ない。
ディズニーランドの閉園時のような切なさを全編通して感じる。
異国の地ニューヨークで知人も少ないこと、時間設定が深夜ということ、
ノスタルジーな音楽、『主役』になれない主人公のキャラ…がそう感じさせてると思う。
「哀しさは面白さ」であり、いまの私にはこの作品がものすごく染みた。

最近は映画もドラマもアニメの20分間でさえ集中して見られなくなって
作品にのめり込む感覚を忘れてしまったけど、徐々に取り戻していける気がする。

好きなものをちゃんと好きだなって感じて面白いものをちゃんと面白がれるようになりたい。

メモ

(一話の石橋の「やめとけよ」の言い方が帰ってきた時効警察:第二話の
キャッチボールするシーンの堀部圭亮に超似てた)


ヤンシナ、8作出した人いてビビった。
自分はまだまだまだまだだな…


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