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インスタ運用⑥ ソーシャルアバターの作り方!【MUPウサギクラス】

全く知らない他人を自分のファンに変えるために重要な橋になる〝ソーシャルアバター〟。この橋になる部分をどういう風なイメージで作り上げていくのか、是非参考にしてみてください。

①結局一番大事なのはソーシャルアバターの設定

早速ですが、ワンピース(漫画)を思い浮かべてみましょう。

「ルフィの夢って何ですか?」

そうです。海賊王ですね。ワンピースにはまず〝ルフィは海賊王になる〟というストーリー性があります。海賊王を目指していく中で色んな仲間との出会いや冒険、色んなドラマがありますが〝海賊王になる〟というストーリー性は変わっていないですね。ソーシャルアバターを作る時はこの〝ストーリー性〟を持たせるための設定というものが大事になってきます。

②ストーリー性を持たせるための設定

例えばあなたが実際は根暗だったとしても、SNS上では全く違うキャラクターになりきる必要があります。Youtuberやタレントさんなんかも同じです。カメラが回るとめっちゃ明るいのに、実際は根暗だと本人が話しているのを記事で見たり、話しているのを聞いたことはありませんか? カメラが回ってない時とカメラが回ってる時でキャラクターが違う。これもソーシャルアバターの設定です。何が言いたいかというと、instagram上、ストーリーや投稿の中では普段のあなたじゃなくてソーシャルアバター的なあなたが必要になってくるということです。

instagramの特徴としては、自分と同じような趣味や興味を持っている人、プロフィールが同じような人たちが集まる傾向にあります。例えばあなたがママだとしたら、あなたのことをフォローしてくれる人がどういう人かというと、同じママたちなんですね。

あなたに《このエリアで1番美味しいと言われるラーメン屋になりたい!》という夢(海賊王になりたいルフィと一緒ですね)があったとします。1番美味しいと言われるラーメン屋になりたいのに、エステの情報を発信していたり、カラオケの投稿など全く関係のない投稿をしているとまったくもって意味のないコンテンツになってしまいます。あなたの《このエリアで1番美味しいと言われるラーメン屋になりたい!》という目標に集まってくれるファンというのは、ラーメン好きな人とか、同じような夢を持ってる人たちとか、ラーメンという趣味を持っている人たちです。ここでラーメンコミュニティができて、このラーメンコミュニティの中でしっかりと確立するキャラクター、いわゆるインフルエンサー、インスタグラマーと呼ばれる人がソーシャルアバターで、それはあなたである必要はありません。あなたのアバターです。

③ソーシャルアバターを作り上げていく2つのコツ

・発信するコンテンツにしっかりと共通のストーリー性を持たせる
例えばビジネス系のインスタグラマーなら、ビジネスに関わるような情報を発信していく。ファッション系ならファッションに関わることの情報発信。ラーメン系であればラーメンに関わることの豆知識や、共感を発信する。「ラーメンは細麺が多いよね」とか「豚骨ラーメンのこういうのがいいよね」とか共感を生んでいくような投稿をしていくことが大事です。ここがずれるとさっきも言ったようにまったくもって意味がありません。まずこの〝ストーリー性の統一〟が一つ目。

・コンプレックスの吐き出し
インスタ運用編④でも出てきましたが、人は共感に集まります。人はどういうことに共感するのか。コンプレックスです。コンプレックスは同じコンプレックスを持つ人との間に共感を生んで、共感からファンに変わっていくので、コンプレックスを恥ずかしがらずにどんどんだしていくことが大事です。ワンピースで言うなら、ルフィのコンプレックスは泳げないことですね。泳げないからこそ、全てが完璧じゃないからこそ、そういうところにファンが集まってきます。ただ気をつけて欲しいのは、同じ悩みでも明るい悩みであること。例えば「経営をしていく中でこういう問題があって中々売上が上がらない、どうしたらいいのかわからないけど頑張る!」とか、「私も完璧じゃないんだよ」みたいな悩みを発信することによって、等身大のあなたと他人の間に共感が生まれてファンになりやすくなります。

④まとめ

・情報の発信とストーリー性の統一。
・そのストーリー性の中で恥ずかしがらずにコンプレックスを出していく。
・それが共感につながって、ソーシャルアバターの意味になっていく。

SNSでは〝完璧な自分〟〝すごい自分〟を見せたくなりがちですが、それよりも〝コンプレックスにあふれた自分〟を出すことが1個のコツです。

あなたがどういう方向に向かっているのか、そこで何をしたいのか、あなたの〝夢〟にストーリーを統一して、かつその統一したストーリー性の中でもソーシャルアバターは完璧じゃなくてもいいということを基本スタンスとして運用してみてください。