インスタ運用編① インスタを活用する上で知っておくべきこと【MUPウサギクラス】
instagramを運用する前に、まずはinstagramの概要から見ていきましょう。
■そもそもinstagramとは何なのか。
今、色んなご時世で話題になっていますね。TikTokがなくなる！とか、Facebookのユーザー率がどんどん落ちている！とか。色んなSNSがある中で唯一伸び続けているSNSがこのinstagramです。
今週末、表参道で彼氏（彼女）とデートすることになりました。あなたがまずやることは...？
A.当日、表参道に行ってからお店を探す。
B.事前に情報収集をする。
今の時代、圧倒的にBを選択される方が多いですね。その情報収集の方法も色々ありますが、今はgoogleでの検索回数をinstagramでのハッシュタグ検索回数が完全に上回っています。言ってしまえば、instagramを活用しないところは誰からも見られないお店だったり、ビジネスだったり、事業だったり、そういう時代になってきています。
instagramで友達の投稿を見て「このカフェ行ってみたい」と思ったらそのカフェの名前をgoogleで検索したり...というように、色んな情報を取得して、その取得した情報をgoogleで再確認する。すべてのファーストタッチがSNSになっているので、今一番重要なのはこのファーストタッチの部分、つまりinstagramの活用が非常に重要というわけです。googleが集客媒体で重要だとは言われていますが、ファーストタッチとなっているのはもうほぼSNSと言っても過言ではなく、これからもどんどんそうなっていきます。
良いものや良いこと、オシャレな場所などは、昔だったら雑誌やTVで紹介されているのを見たAさんがそこに行って、AさんがBさんに言って、BさんがCさんに言う...というように広がっていくケースが多かったと思いますが、今の時代「このカフェおいしい」「なんかこの人面白い」と思ったらSNSに投稿するだけで一瞬で世界中に拡散されます。いい例がPPAP（ペンパイナッポーアッポーペン）。面白いコンテンツを作っただけで世界中で何百万再生される。その中でもやっぱりinstagramは自分のコミュニティを持つ上でも非常に重要です。
■中小企業や個人事業主の皆さんが絶対にやってはいけないこと
ズバリ！オークションマーケティングに手を出すことです。オークションマーケティングとは、例えばHot pepperを思い浮かべてください。Hot pepperは掲載料を多く払えば払うほど自分のお店が上に出てきやすいというオークションになっています。 google のリスティング広告も、アドクオリティがありつつも、掲載費を多く払えば多く払ったところだけ上に掲載されるオークションになっている。ここで資力のある大手に勝てるのかというと、勝てないですよね。でもほとんどの中小企業・個人店がこの大手に勝てない無理ゲーな戦いに自分で頭を突っ込んでいってる。
今はPPAPのようにクオリティマーケティングの時代。オシャレなものとかオシャレなこと。ここで重要なのがオシャレなものを使ってもオシャレに伝えること。これができないと全く意味がない。このオシャレな伝え方がinstagramで出来ます。
■数あるSNSの中でinstagramが最も重要な2つの理由
1.ユーザーの年齢層
「Facebookは年配者もやってるけど、instagramって若者しかやってないんじゃないの？」と思われがちですが、実は今一番伸びているユーザーは50代です。あなたのお母さんやおばあちゃんの世代がどんどんやり始めているSNSがinstagramです。「若者しかやってないんじゃないの？」という思い込みは一旦頭の中から追い出しましょう。
2.アクティブ率
アプリはDLされても使われないと全く意味がありません。DLしたものの利用しないユーザーが必ず発生するので、アプリで1番重要なのが月間アクティブユーザー（※MAU）というもの。Facebookやline、instagram、TikTokなど数あるSNSの中で1番使われているのがinstagramで、ちなみにinstagramは世界で2.3時間に1回開かれています。
※月1回以上サービスを利用したユーザー数を表す指標。「登録ユーザー数」と「アクティブユーザー数」を区別しなければ、適切に人気度を測れない。
■instagramに流行り廃りはあるのか
結論、ない
snap chatが流行りそうだなって言ったらストーリーという機能ができて、TikTokが流行りそうだなと言ったらリールという機能ができたように、今あるinstagramがアップデートされていく時代です。何か新しいものができたとしても、そこに何億人ユーザーが移転するわけがない。instagramが常にアップデートされてそれに新しいプラットフォームが乗っかっていくという時代なので、流行り廃りというのはありません。
instagramにログインする理由
それは友達の近況を知るためではなく、新しい情報を手に入れるため。今ほとんどのNewsはTVや雑誌ではなくSNSがファーストタッチになっています。オシャレな場所の検索だけに限らず、ショッピング機能がついて物の購入ができたり、お店の予約機能もついて、どんどんライフスタイルアプリ化されています。言ってしまえばamazon化、Hot pepper化されていきます。instagramは今後ただのSNSアプリではなくて、よりライフスタイルアプリになっていく。instagram上で情報を仕入れ、お店の予約をし、物の購入ができる。そういう時代にビジネスの提供者側は何をしないといけないか。当たり前にinstagramを攻略していかないと誰からも知られないお店、誰からも知られないサービスになってしまうので、instagramの活用は非常に重要です。
■最後に
例えば一方的なメディアに「このお店がいい！」と言われても、情報の信頼性にかけませんか...？ Hot pepperとかに「自分のお店はいいですよ〜！」って片側一方通行の情報で言われても、結局「あの、いやー、そんな良くなかった...星のレビューもヤラセだった...」みたいなことも少なくないと思うんですけども、instagramなら例えば〝ウサギカフェ〟というカフェがあって、ハッシュタグ〝ウサギカフェ〟で検索をした時に、何十万人の人が「〝ウサギカフェ〟いい！」って言ってたら、その一つ一つのコメントとか口コミって本物ですよね。リアルですよね。信頼性がめちゃめちゃ厚い。この情報の信頼性という部分でもinstagramの活用が欠かせません。