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Kindle電子書籍VS紙の本どっち読む?

あなたは読書をする時、
電子書籍を読みますか?
それとも紙の本を読みますか?

また、電子書籍を読む人は
どの端末で読んでいますか?


世間では書店離れが激しく
「本を読む人が減っている」
といわれていますが

その一方で
副業や趣味で「電子書籍を出版する人」は
どんどん増えています。

そして、
電子書籍を出版している人の間では
「本はスマホで読むでしょ」
という人も多いようです。


はたして、世間の噂って
どこまで本当なのでしょうか!?


「電子書籍はスマホで読まれている」
という説はありますが、実際のところ

スマホの文字が小さくて読みにくいから
タブレットで読んでいる
という人や

目に優しいEinkを使ったKindle端末で読んでいる
という人もいます。

わたしは個人や起業家さんのキンドル出版を
お手伝いする仕事をしているため
電子書籍をパソコンで読むことが多いです。


お客様(著者様)からも、
「スマホで読む人が多いのでしょうか?」と
質問をいただくのですが、答えに困ります。

おそらくスマホで読む人は多いんだろうけど
わたしはパソコンで読むことが多いし
ホントのところはわからない・・・・!

中途半端な回答をするのがイヤで、
裏を取るために
クラウドワークスのワーカーさん1200名に
アンケートの協力をしてもらいました。



それともうひとつ、
アンケートを実施したのには理由があって

SNSなどの偏った世界で
声の大きい影響力のある人の発言が
「すべて正しい」となっている風潮に
モヤモヤしていたからです。


例えば、
「車が走っていない横断歩道なら
信号が赤でも渡っちゃって大丈夫だよ」
なんて、堂々というインフルエンサーが
いたらどうですか?

いやいや、赤信号で渡っちゃダメでしょ?
交通ルール、知ってるよね?って話です。

これと同じようなことが
キンドル出版界隈でも起こっています。

「KDPの審査に通ったらなんでもOK」という
浅はかな考えでルールを軽視(無視)する人の
言動が目について仕方ありません。

その意見はほんとに正しいの???
たまたまあなたがうまく行っただけじゃないの?

と、こんなストレスがわたしの心の中に
ずっとあったんです。

なので、いつかアンケートを取って
わたしの意見の根拠(裏付け)にしたい
と考えていました。

ここまで読んでくださったあなたも
もしよければアンケート結果を見てください。

「ふ〜ん」で終わらせず、
データーの裏の意味を考えてみると
あなたのキンドル出版の新しい取り組み方が
見えてきますよ。


アンケートは全部で21問
「あなたの読書習慣を教えてください」というテーマで
クラウドワークスのワーカーさん1200名に回答していただきました。

=========
アンケート実施
2023年6月7・8・9日
クラウドワークス ワーカー様1200名
あなたの読書習慣について教えてください
=========

<アンケート21問>
1.性別
2.年代
3.Kindle unlimited(アマゾン電子書籍読み放題)には登録していますか?
4.最近あなたが本を購入した場所はどこですか?
5.あなたが購入した本の形式は?
6.購入した本(紙の本・電子書籍)の価格帯はいくら?
7.電子書籍を購入した方に質問です。
読書に使用する端末(デバイス)を教えてください。
8.どのくらいの頻度で本(紙の本・電子書籍)を読みますか?
(雑誌・マンガは含みません)
9.よく読む本のジャンルは?
10.1回の読書にかける時間は?
11.本を読む場所はどこ?
12.1ヶ月に使う本題はいくら?
13.本を買うきっかけは?
14.本を読むタイミングはいつ?
15.本を読む頻度は何回くらい?
16.紙の本と電子書籍の利用状況
17.Amazon Kindleストアで自分の電子書籍と
紙の本が出版できることを知っていますか?
18.耳で聞く本(オーディブルなど)は利用したことがありますか?
19.インターネットで本を買う時、口コミ(レビュー)は参考にしますか?
20.あなたは自分で本を書いてみたいですか?
21.Amazonキンドルストアで電子書籍を購入した方へ。
年齢を教えてください。

アンケートの回答はこちらからご覧ください。

アンケートにご協力いただいたクラウドワークスのワーカーさんの性別比です。


アンケートにご協力いただいたクラウドワークスのワーカーさんの年代別です。



クラウドワークスのワーカーさんの86%がキンドルアンリミテッドに未登録



ネット全盛期でも本は書店(本屋さん)で購入する人が半数以上



印刷本を購入する人が全体の77.8%とまだまだ多いようです。




1000円以下の価格の本が手に取りやすいようです。



電子書籍を購入した人のうち、半数はスマホで読書しているようです。



クラウドワークスのワーカーさんの読書ペースは月1〜2冊です。



マンガ・コミック本、ミステリー小説、ビジネス・経済・実用書がよく読まれています。



読書時間は1日30分以内で切り上げる人が多いようです。



自宅でゆっくり読書する方が多いようです。
※構成比小数点以下は四捨五入のため5名→0%で表示



前出の質問:購入した書籍の価格帯の最多数が500〜1000円でした。



書書籍を購入する理由が「なんとなく」とはっきりしていないのは意外でした。



ゆっくり自分の時間が取れる休日に本を読む人が多いようです。



週に1〜2日、仕事がお休みのときに本を読む人が多いのでしょうか



紙の印刷本にこだわって読む人はまだまだ多いようです。



キンドル出版(KDP)の認知度は低いようです。



オーディブルの存在を知らない人が半数以上。今後の広がりに期待



ネットショッピングは口コミ評価が命。書籍も同様です。



自分の本を出版することに興味があるあなたは貴重な存在です。



現在、Amazonで電子書籍を購入したことがない人が全体の76%もいます。
「キンドル出版ビジネスはレッドオーシャン」という人もいますが
これから先、電子書籍を活用する人が増える可能性は大いにあります。

アンケートは以上です。

■アンケート結果を見た感想

このアンケートは、
インターネットで仕事をしている
クラウドワークスのワーカーさん1200人に
読書習慣についてお伺いしたものです。

世間一般を対象とした世論調査ではないため、
アンケート回答者に多少の属性があることを
あらかじめご理解ください。



●本の購入について

アンケート4・5の結果にもあるように
お金を出して書籍を購入する場合、
本屋さんで紙の印刷本を買う人が多いようです。

電子書籍を作る仕事をしているわたしも
読書で知識を得たい、感動を味わいたいときは
紙の印刷本をアマゾンKindleに注文して購入しています。

紙の本を買う人が多いというアンケート結果を見て
残念に感じた人・・・思考停止していませんか?

AmazonKindleでは、電子書籍が出版できますが
同時にペーパーバックという印刷本も個人出版できます。

ペーパーバックとは、表紙が薄く
ブックカバーと帯のない紙の印刷本
のことです。

ペーパーバックの出版も自分で全て作業したら
完全無料で出版できます。

印税は60%ですが、印刷コストが価格に含まれるため
電子書籍に比べると利益率は落ちます。

しかし、アンケートデータにもあるように
紙の本を読む人は断然に多いため
電子書籍とペーパーバックを並べて販売することは
メリットしかありません。

AmazonのペーパーバックはPOD(プリントオンデマンド)で
注文ごとに印刷されます。
そのため、在庫を持たなくてよいのがまた安心ですね^^

わたしはキンドル出版サポートで
起業家さんの本を作ることが多いのですが 
事業の販促に、ご自身のブランディングに
ペーパーバックはフル活用できるので
絶対におすすめしています。



●使用する端末について


身近なところの話では、
地元のママ友や友人は「読書といえば紙の本」といい
電子書籍は読まない人が多いです。
(ちなみに40代後半以上の人たちです)

なんで電子書籍を読まないの?と聞いてみたら
字が小さくて読めないそうです。(老眼で)

そういえば、喫茶店や病院の待合室で
中高年の男女がタブレットを使っている姿は
よく見かけますね。

「電子書籍はスマホで読む人が多い」という噂は
アンケート結果からも分かるように
間違いではないということです。
(電子書籍を読むと答えた555人中328人(59%)が
スマホで読むと回答しています。)


●読み放題サービスについて

キンドル出版している人の多くは、
Kindle unlimitedの読み放題(KENP)で
印税を稼いでいる人が多いですよね。

しかし、実際のところ、
Kindle unlimitedの読み放題に
登録している人は14%でした。

AmazonがしょっちゅうKindle unlimitedの
入会キャンペーンをしているのをみると
登録者数の目標達成値には
まだまだ程遠いのかも知れません。

AmazonKindleで購入する人(16%)と
楽天ブックスで購入する人(13%)の割合が
似たような数字だったところをみると
「楽天商圏」で買い物している人までは
取り込めていないということでしょう。

楽天ブックス(楽天KOBO)もKDP同様
電子書籍の個人出版はできますが
KDPよりも審査が厳しいうえ、
読み放題のサービスがないため
有料購入してもらえない限り報酬が発生しません。

その点を鑑みると
Kindle unlimitedの読み放題サービスの登録者を増やして
もっと盛り上げてほしいところです。


●オーディブルについて

キンドルが力を入れているサービスといえば
耳読書の「オーディブル」があります。

起業家さんや忙しいサラリーマンの方が
通勤や移動中に「オーディブル」で読書をしている
という話を聞きますが
アンケートデータを見る限りでは
一般には認知されておらず興味もない。。。という
悲しい結果がでています。

裏を返せば、
これから伸び代があるジャンルということですね。

プラットフォームであるアマゾンさんに
宣伝販促をがんばっていただきたいところです。


●キンドル出版について

オーディブルの存在もほぼ知られていない現状ですが
Amazonから自分の書籍を出版できることすら知らない人が
まだまだたくさんいることにおどろきました。

この副業ブームでキンドル出版は
ずいぶん認知されてきたと思っていたのですが
75%の人が「興味がない」と答えています。

出版者からすれば、
「ライバルが増えなくてヨシ」かもしれません。

キンドル出版の経験者はご存知だと思いますが
キンドル出版ほど、0→1達成の速度が速い
マネタイズ法はありません。

そのため、「副業にはキンドル出版がサイコー!」
というようなノウハウ本が溢れ出てくるのは
ある意味しかたないといえます。

そういったキンドル出版入門書のような本が増え、
キンドル出版する人が増え、
読み放題サービスに加入する人も増え、
電子書籍業界がもりあがっていくことを期待します。



ここまでご覧いただきありがとうございました。
あなたのキンドル出版の参考にしていただけますと幸いです。


この記事を書いた人
あゆ@セルフ出版コンサルタント&デザイン





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