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アラフォー夫婦、はじめての妊活⑥ 夫婦の気持ち

今年も5月。
我が家で妊活を本格的に意識してから5ヶ月目。
アラフォーの妊活は時間がかかることを分かっているが、それでも「もしかしてすぐ妊娠できたり!?」という希望を持ってしまうのが人間。
そんな希望とは裏腹に、シリンジという味方をつけてもなかなかタイミングが合わないこともしばしば。

夫は仕事の特性上シフトでの勤務であるため、この日がチャンス!と伝えていても帰宅が23時を過ぎ、疲れ切っていることがある。
そんな夫に「さあ採取を!」とは言えないのが、ささやかな妻の優しさ…

とはいえ、タイミングを逃すと悲しい。アラフォーには毎月の排卵が大事なチャンスで、いつかくるリミットを恐れているのだから。
それゆえ夫に当たってしまうこともあり、自分でも良くないなと感じていた。

そんな中、夫が仕事で悩みがあり、処理しきれない感情を抱いていることがわかった。
その悩みに加えて、私が妊活のことで不安定になったり夫に当たることが、夫にとってどれほどプレッシャーになるのか、恥ずかしながらその時初めて考えた。

夫は優しくて、繊細なところがある。
もしかしたら、妊活にこだわらないほうが私たち夫婦にとっては心が健康で幸せかもしれない。
結婚したら子供をつくり、家族を増やしていく。その憧れはあるけれど、弱っている相手にそれを押し付けてまで叶えるものでもない。

妊活を諦めたわけではない。
ただ、夫婦それぞれにかたちがあって、考え方がある。
子供ができなくても、絶望せず気持ちを穏やかに、大好きな夫との生活を淡々と楽しめる自分でありたいな。
まあ、まだ5ヶ月だしね。気長に焦らず頑張りますよ。

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