文月
7月になりましたね。
7月は私の生まれ月でもあります。
20を超えると、誕生日の価値が段々と下がっていっている気がして、両親に何かを買ってもらえるとワクワクしていた誕生日も、自分の為に買ってもらえるケーキも、全部全部誰かにやって貰っていたことが自分で出来るようになってしまって、自分が生まれた日の高揚感を忘れてしまっている気がする。
私の誕生日は、7月の1番最後。梅雨もしっかり明けて、真夏に向かっていく最中に在ります。今年の誕生日は休み希望も通らず仕事です。身体的には疲労を感じていないはずなのに、何故か精神面で追い詰められていて、それが身体の疲労にも繋がっているんだとようやく気づいた気がします。
初めて栄養ドリンクを片手に帰路に着きました。皐月には五月病とやらが世間で流行しておりましたが、六月病が存在することを否定する人は居ないでしょう。
私はサービス業だから、周囲の人間とも休みが合わないし、世間で言われる華金とやらも存在しないわけで。5日間仕事頑張ったね、土日は何処かパーッと遊びに行こうか、なんて気分にもなれないわけです。ここにきて、暦通りの仕事を選んだ方が精神的にも安定していたのではないかと、あらゆるコンテンツを見てはジレンマを感じています。
周囲の感情に己の行動を制御されずに、自分軸で生きられる人が心底羨ましいです。毎日読めるのか読めないのかよく分からない空気とやらを熟読して、脳味噌を沸騰させております。
静かなところにいるのが怖い、あんなに好きだった一人行動が今はとてつもなく苦痛。学生時代に戻りたい、というよりは親しい友人に当たり前に会えていた日常が恋しい。
私の恋しい日々は何処へ行ってしまったのでしょうか、ね、
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