綴り.

◻︎cameraを手に取ってから、何気ない風景に想いを寄せ、日常の些細なことが改めて愛お…

綴り.

◻︎cameraを手に取ってから、何気ない風景に想いを寄せ、日常の些細なことが改めて愛おしく思うようになりました。写真と言葉を通してどなたかお一人でも何か心に残っていただけたら嬉しいです。

最近の記事

続けることで得られるもの。

5年程前に、体調を崩した。 4年間働き続けていた職場を、悩んだ末、退職した。 そこからだった。自分自身との戦いは。 鬱と自律神経失調症になり、 体も心も自分じゃなくなった。 生きてるけど、生きてない、 存在してるのさえ苦しくて。 食べることが大好きだったけど、 食べること自体受け付けなくなり、 日に日に痩せていった。 一日が、すごくすごく長くて、苦しくて。 一年、二年、三年、四年、五年、長い時間をかけて、少しずつ自分を取り戻していって、 やっと、今がある。

    • 3.11 忘れられない日、忘れてはいけない日

      当たり前のようないつもの日常が一瞬にして壊れてしまった。 東日本大震災。 テレビの向こう側に映る景色に衝撃が走った。 建物の崩壊、津波で飲み込まれてしまった町、1番悲しくて、辛くて、苦しいはずの地元の人達が力を合わせて復旧作業をされている姿。 そして、大切な方々との突然の別れに、涙を流される方々のお姿。 言葉が出なかった。 今でも、そのときの感情を覚えている。 震災にあわれた方々の苦しみ、悲しみはきっとはかりしれないほどで。 私は、その時、自然災害の恐怖を感じ、自

      • 私は、自分に自信がない。

        私の周りには、こんな女性になりたいなぁと思う友達がたくさんいる。それは、とても幸せなことだ。 私は、あまり自分に自信がない。 いい大学を出ているわけでもなく、容姿も全然素敵ではないし、自慢できる特技?もおもいつかない。 そして、人との関わりにも過去の出来事から、怖さのようなものがある。 そんなことからなかなか素がだせない。 でも、1つだけ。 花を見て、心から"綺麗"と思えること。 幼少期、実家の玄関前には色んな花が並んでいた。 花がだいすきな母が花に水をあげながら私に

        • たまには立ち止まってもいい。

          私には大切な人がいる。 その人は、今までほぼ弱音を吐かなかった。 そんな人が、今日初めて私に涙を見せてくれた。 大切な人の涙を見て、嬉しかったと言ったら 不謹慎に思うかもしれないが、 その時、支えたい、 どうにかしてあげたいと思ったと同時に、 嬉しかった。 心を許してくれているのだと。 頼ってもらっているのかなと。そう思えて。 現状が苦しいときこそ、どうしたらいいか考えて、焦って、どうにかなってしまいそうになる。 そんなとき、少しでいい。 私が言えることではないけれど、

        続けることで得られるもの。

          生きる。

          今日は、花屋さんに行った。 はじめましての花屋さん、 いろんな花がある中で 目に止まったこの子。 花びらが色んな方向にくるんとなっていて、色が淡く、初めて見たチューリップだった。 ドライフラワーと違って、生花は命が限られている。でも、短い期間の中で、毎日色んな姿を見せてくれるから、魅力的だなぁと思う。 そして、なにより、 癒しと元気をもらえるからすごい。 今日から、この子の成長記録を残していこう。 私のところにきてくれてありがとう。 これからどうぞよろしくね。 この

          生きる。

          良き理解者は決して親だけとは限らない。

          私は今一人で喫茶店にいる。 少し吐き気がありながらも誰もいない家に帰りたくなかったというのと、落ち着いた雰囲気の喫茶店でゆっくりしたかったという気持ちが勝ったから。 ここのミルクティーを始めて飲んでみた。 ミルクティーの上にほんのり甘いホイップが乗っていて、とても美味しい。 私は最近、悔しかった出来事があった。 気持ちとは裏腹に体調がついていかず、葛藤していたときに、父親にショックなことを言われてしまい... 悔しい気持ちと悲しい気持ちでいっぱいになり、 涙が溢れてしばら

          良き理解者は決して親だけとは限らない。

          美しさとは。

          時間があるときに、なにか感じたこと、思ったことがあったときに日記のような形でここに記録していこう。そんなゆるい感じのnoteです。気軽に見て頂けたら幸いです。 そんな最初の記録は椿を見て思ったことを。 彼と海岸近くを歩いていたときに、 赤い色をした椿に出会った。 私が目に止まった椿は、地面に散りばめられたかのように花びらが落ちていて、その姿を見た時に、 綺麗...美しいと思った。 しっかりと枝に支えられ咲いている椿ももちろん綺麗だが、私は、地面に散りばめられた椿の方が

          美しさとは。