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カッパドキアの風物詩🍅

夏の終わりに見かけるのは、
巨大な金タライを抱えてバスに乗ってくるおばあちゃん。
金タライのサイズは1m超え、
さらに大きなサイズも市場で売られてます。


市場で売っている巨大な金タライ

これ、何に使うというと・・・

保存食作りに使います!

ペクメズ、ジャムに、トマトソース、
この季節どこご家庭でも作り始めます。

まず薪を燃やし、その上に巨大タライを乗せ直火で煮込みます。
ほぼ丸一日の作業です。
煮込んで半量になったならば、ビンに入れてしっかり密封し、
冬の間の料理に使います。

巨大なタライですから、数十キロの保存食は作っているのだと思う。

我が家でもトマトソースは作ります。でも屋内で。
キッチンのガスコンロで、一番大きな鍋で作ります。

直火のほうが火力が強くて、早く煮込めるのだろうけど、
火の管理は難しいです。
強すぎると焦げちゃうし、風が出てきたら危ないしね。

スーパーに行けば、なんでも売ってるご時世でも、
保存食作りにかける情熱はすごい!
カッパドキアの伝統は、今も守られているようです。

トマトと玉ねぎ、にんにくにオリーブオイルをたっぷり入れて煮込むだけ。
熱々のままビンにいっぱいまで入れて蓋を閉めれば、
常温で一冬十分もちます。

真っ赤なトマトが煮込まれている様子を眺めながら、
冬のアイテムの計画してたりします😂

トマトみたいな赤いストール

今日の写真は真っ赤な「マリー」

真っ赤なパシュミナ生地、発色がキレイな赤には、差し色は少しだけ。
チャコールグレーを入れ、ビーズも真っ赤を合わせました。
トマトのような元気をくれる赤い「マリー」です。

今年は、このしっかり厚みのあるパシュミナ生地が入手できず・・・在庫のある色だけでの作成見込みです。

コロナ以降、この生地の生産向上が軒並み閉鎖されてしまい、復活しても同じ素材の生地を生産していないようなのですよね〜
カラーも種類豊富で、長年使ってきましたが、残念です。

でも、入手できないものを嘆いてもしょうがないので、新しい生地を探したり、在庫のある生地で新しいデザイン考えてます。
限られた材料でも良い作品は作れるはず!がんばります😌


真っ赤な「マリー」



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