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6月のいろいろ

なんだか突然書きたくなった、最近のいろいろ。

*なんだかんだフランス語楽しい
卒業要件を満たすために渋々フランス語レベル2の授業を取っているのだけど、文句言いながらもなんだかんだ楽しい。フランス語の大人で優雅な音が耳に心地よくて好きだし、フランス語を発音する時に今までにない喉とか舌の使い方をするのが楽しいし、日本語とも英語とも違う文法も学んでいて面白い。覚えること多くて少々ストレスだけど。このままだと来学期レベル3取ってまいそう。

・"Les Champs-Elysées"ーPomplamoose ft. John Schroeder
・"Ne me quitte pas"ーMaria Gadú
・"Je veux"ーZaz
これを聴けばあなたもフランス語の虜。

*今月一番の学び
この前、尊敬する先輩とお話ししていて学んだこと・考えたことなんだけど。

人間って、きっと自分を自分として認めてくれる居場所を求めてしまうもの。誰でもなくあなたが必要、あなたが好きって言ってもらえる場所。

これを仕事を通して見つけることは、できなくもない。「あなたにしかできない仕事」とかよく聞くけど、それを見つけるといい。だけどたいていの場合、それは夢物語であって、そんな仕事を見つけられる人はほんとにほんとに一握り。そもそも、一人くらい欠けてもそれぞれの仕事が機能するような構造になっているからこそ、社会は毎日回っていけているのだし。

だから、自分を自分として認めてくれる場所を仕事にだけ求めてしまうのは危うい。あなたがいい、あなたじゃなきゃやだって言ってくれる人、コミュニティを見つけたい。幼いころから一緒にいる家族でも、友達でも、恋人でも。あとは、なんだかんだ、夫婦って強くないかって気づいた。法的に同時には一つしか存在し得ない、誰かの夫・妻という枠をほかでもない自分が埋められる。自分でなきゃだめだと認められたいという欲求をなによりも確実に満たしてくれる制度なのではないかとか思ったり。もちろん、法的な意味合いだけじゃなく、世界に一つしかない夫・妻という枠を誰かが自分にだけくれたというその気持ち自体も、きっと欲求を満たしてくれるのだろうけど。

なんかね、「自分のキャリア」「自分なりの社会貢献」とか考えていたけど、世の中の誰だか分からない誰か大勢に認められる人生よりも、すぐ側にいる大切な人に認めてもらえる人生の方が、私は幸せになれるかもって思った。

*嬉しいお仕事
上で言ったことと矛盾したことを言うと、最近の私の楽しみのひとつは、バイト。大学の1~3年生のエッセイを添削したり、エッセイ書くのにあたってのお困りごと相談を受けるバイト。

これがすごく楽しくて。セッションの1番最初になにに困っているのかを聞くのだけど、返ってくる言葉って、大体本当に困っていることの原因そのものじゃないことが多い。「自分の主張を示す文がうまく書けなくて」というお悩み事の原因は、英語力・語彙力自体にあることもあるし、考えがうまく整理されていないからかもしれないし、そもそもリサーチが足りていない場合もある。お話ししながら、その原因を探っていく作業が楽しいし、さらにその原因が見つかったとして、それを相手の思考の仕方に合わせて伝えていくという作業も面白い。なにかを教えてあげているというよりは、相手の思考を一緒に整理して、今後の思考の道筋を一緒に見つけるという感覚でいて、それが楽しい。

あと、このお仕事って、人と比べて私が比較的得意なことをして、人のお役に立てて、喜んでもらえて、さらにお金までもらえるっていう初めての体験で。得意なことを仕事にするってこういう感覚なのだろうなと思ったりしてみたり。

だけど、こういうお仕事だけで自分の存在意義を感じようとすると、いつか痛い目に合うのだろう。

*さみしい夜の過ごし方
私は基本的に一人でいるのが落ち着くタイプの人間。だけど、一人でいるのが落ち着かない夜も存在する。ひと恋しくてたまらない夜。

この前、ひとりで部屋にいるのに堪えられなくなって、キャンパスへ散歩に出かけた。人をちらほら見かける。それだけでなんだか嬉しい。

狭い狭いキャンパス2周目。最近仲良くなったクラスメイトに出会う。巨大クッキーを作ってるのだけど、人手が足りないから来てくれないかとお誘いいただく。もちろん行き、初めましての人たちとあれこれお喋りしながら巨大クッキーを作る。冷えかかっていた心が温まる。

出来上がった巨大クッキーの断片を手に部屋に帰ろうとした道すがら、1年生の時のクラスメイトとすれ違う。夜遅いし私は不参加にしようかと思っていた飲み会に行く途中だと言う。そのクラスメイトに説得され、ついて行くことになる。大好きなメンツでの飲み会で、大盛り上がり。行ってよかった。さらに心が温もったのは、お酒の影響だけでない。

「楽しかったね、またやろうね」なんて言いながら、自分の部屋へ戻る。心がほっかほかで、満たされた気持ちで眠りにつく。

さみしい夜の正解は、外へ散歩に出かけることみたい。外には楽しいことが転がってる。こともあるからね。

ひと恋しい時間の過ごし方はまだまだ模索中。

*6月のいろいろ写真集

初めて軽トラの荷台に乗った
近所のおじいちゃんおばあちゃんに
地元のおやつの作り方を教わった
夏の香りがした
カエルの季節
友達から突然来るランチのお誘いほど
嬉しいものはない
「卒業しても会いに行きますね」なんて言ってくれる
可愛くてたまらない後輩と観た映画
生物の遠足で大自然に触れ、
自然の偉大さを学ぶ
黙々と卒業論文を書く日々
「最近いいことないな~ならばいいこと探そう」
と思い立ち四つ葉のクローバー探し
今まで見た中で一番おっきい
巨大クッキーづくり

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