転職した話。

2022年8月、私は新卒から30代半ばまで勤めた会社を辞めた。

理由はたくさんある。
いきなり出てきたものではなくて、10数年働く中で積もっていった不満や疑問。「たぶん年齢的に満足いく転職ができるのは最後チャンスかもしれない」という思いから、思い切って転職することにした。

転職活動を始めてから内定を貰うまで3か月。受けた会社は40社ほど。
大体平均値だろうか。
とはいえ、毎回書類選考で落とされることが続くと精神的に落ち込んでくる。特に私は、次の仕事が見つかる前に前の会社に退職届を出すという、結構チャレンジングなことをした。
前の職場を去り、有給を消化しつつ転職活動を進めるわけだが、ストレスの根源の仕事から離れられた一方、次の職が決まらないと焦りも出てくる。お金はどれくらいかかるだろうか、このまま転職できなかったら失業保険を使うのか…そんなことを考えながら、そして時にはせっかくの有給を楽しもうと旅行しつつ、転職活動をコツコツ続けた。

そしてついに！内定をゲットした。
心底ほっとしたし、自分が認められた気がして嬉しかった。

そして、新たな仕事が始まってまもなく2か月。
会社が変わるとこんなにも環境が変わるものかと驚いている。
社風ってあるんだなぁ。
前の会社にはなかった穏やかでガツガツしてない雰囲気。
居心地の良さを感じている。

あの時、本当に思い切って良かったと思っているし、
転職してみないとわからないこともたくさんあると実感した。
やっぱり自分のモットーは「やらないで後悔より、やってみて後悔」
だと思う。今は全く後悔していないけど、行動してみることが
大事だって思った話です。