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リリ唄振り返り Light side

今日も彩花です。

前の記事で言った通りLightとDarkの振り返りを一気にすることは長文になりすぎるから避けようと思って笑
ひとりひとりへの想いや魅力を、簡潔にではありますが、ここに述べさせていただきます。

何度も言うけど、Light sideはとにかくカラフルポップです。
みくちゃんが賑やか〜とか言うけど、いやみくちゃんは賑やかだけど笑
みんな賑やかよ。
感情の波及スピードがすごい。
お稽古外のその空気感が、お芝居にも乗ってたんだと思う。
ひとつはまると、ぶわーーーっと加速する。
そこが楽しかった。

個人的にはLight sideの方が塩梅が難しかったし、自身の少女性に苦しめられたのもこの話。
こばさんのnoteにも書かれていたように、原則としては「無常鬼」としての使命を全うする役割ではあるので、このエンディングはあくまで「きまぐれ」。
みんなからもらった、人間くさくてあたたかいものを、最後の「死にたくなったら私にあいにきて」に込めたつもり。
針の穴を通すような感覚で進んだLight sideは、こんな人たちとお届けしました。

相沢役 あべちゃん
あべちゃんが千穐楽前に送ってくれた言葉がとても嬉しかった。
今回もたくさんお写真を撮ってくれました。
というのも、この度リリィの面白さとして「表情のコロコロ変わる様」というものがひとつあげられ、あべちゃんから『リリィ表情集』と題した118枚のLINEアルバムが作成されました。
ここに載ってる私が色んな顔をしてて、私ってそんな顔するんだ〜って研究出来たから、このリリィがあります。
すげえ支えてもらいました。
彼の相沢は、どうにも人情の人。
悪いこと出来なさそうな感じ笑
自己犠牲、という言葉が似合う相沢。褒め言葉!
がっつり絡めてよかったです。

久米役 みどりさん
とにかく、人生経験からくる説得力。
ああ久米と共通するそういう経験の話ではなくて💦
結局年齢というものは、どこまでいっても「味」だと思うので、みどりさんの演じる久米は、とにかく味わい深いものだったと思います。
たくさん優しい言葉をくれました。
たくさん優しい気持ちをくれました。
彼女が演じる久米が前向きに生きることを選択した時、個人的な沖村の感情としては、応援したくてたまりませんでした。
皆さんにとってもそうだったのではないでしょうか。
愛をありがとうございます。

満三郎役 はじめさん
彼との出会いがここ1年というのが信じられないくらい、すごく仲良くしていただいています。
1番「甘えていいよ」って言ってくれたのは、はじめさんかもしれません。
この後書くいずみと同じく、心の機微のキャッチがとても優しい。
そして気遣いがもう。
劇中でも、お稽古外でも、たくさんたくさん。
それが満三郎と交わって。
彼の満三郎は本当に苦しそうだった。
繊細だった。
「だから死んだんじゃん」の説得力。
楽しかったなあ、今度ラーメン食べに行きたい!

由良役 いずみ
私にとって、彼女の存在は特別です。
彼女がいるから、私がいる。
唄バラの時の愛奈と明日香のような宝物感を、プライベートでもぶちかましています。
何かあったらすぐいずみに抱き締めてもらう。
小さくてふわふわしてて可愛らしい生き物(言い方)の彼女ですが、中身はとってもイケメン。
彼女の正義に反することに対して全力で立ち向かう。
そんないずみに何度救われたことか。
今回のお稽古もそう。
すぐに私の機微をキャッチして抱き締めてくれる。
いずみがこの座組にいてくれること、本当に嬉しいよ、ありがとう。
俺の女。

ジュン役 だまんさん
衣装もあわせてお世話になりました〜〜〜!!!
あの天才衣装を作り、難しいジュンという役をやっていた天才です〜!!!(語彙力)
ジュンちゃん可愛いよ。
強気できゃんきゃんしてても、リリィが目線を向けると、びくっとしたり。
逆に、独白の最後「何でそれでも生きていかなきゃいけないの?」って言葉は、潤んだ瞳でこちらを見てくれたり。
素直だな〜ジュンちゃん。
マサトが一緒にいたくなる気持ちわかる。
尽くしたくなる存在。
ジュンちゃん可愛いよ(2回目)。
ちなみに私は自殺志願者側をやるとしたらジュンがいい。

マサト役 みのっち
共演3度目にして、未だに彼のハンサムさに驚きを隠せない私がいます(?)
ああでも、なんというか。
るっきん、どりたむの時は、ただただハンサムやなって感じてたのだけど、今回はそのハンサムの、困り眉が見られたのは嬉しかったな。
いつのお稽古だったかな、マサトを試行錯誤してる時だったと思うのだけど、両の手でズボンをきゅっと握り締めて一生懸命お喋りしてる姿が堪らなく愛しかった。
私も自己肯定感の低さを他人への何かで埋めたがるタイプなので、リリィのマサトに対する長台詞はシンプルにしんどかったです。
みのっちから垣間見える蒼い炎が好き。

青木役 はがちゃん
私はこの人にとっても雑に絡んでるのだけど、そもそもなんでこんなに雑なのか、そしてそれを許容してもらってるのか、うあ〜許容してねえよって思ってたらごめんなさい。
そのくらいはがちゃんはフレンドリー。
別記事に書くけど、ひろあきくんの青木がリリィにすごくリスペクトしてくれてるのに対して、はがちゃんの青木はリリィに対してちょい冷たい笑
ユウユひと筋なのね。
ちょっと様子おかしかったもんね(褒め言葉)。
要所要所で爆弾ぶちこんでくるのがもう耐えきれず面白かったです。

松岡役 まえまえ
まえまえの松岡の目の輝きはすごい。
隠しきれない煌めきに、何度か心持っていかれそうになった笑
ただ、その煌めきをなんとかして揺らがせたいという、沖村自身の傲慢さもありつつ。
うすらいをたたきわる、じゃないけど。
たのしかったです。
ある瞬間から声の深みが濃くなって、発声方法というより、理解が腑に落ちた瞬間が明確に伝わり。
あの時のぞくぞく感は忘れないでしょう。
たくさん可愛がってもらってた彼、これからもすくすくと‪🌱‬

二ノ宮役 みくちゃん
たくさん素直に愛を伝えてくれる人です。
同時に、天性の愛される子でもある。
こういう子を天使と呼ぶのかもしれません。
彼女の演じる二ノ宮の中には、激情がありました。
身体から迸るなにかを包み込んであげたい、包み込むなんて良い風に言ってるけど、実際は嫌な思いをさせてたとは思う。
リリィにとって、二ノ宮はとっても可愛い子だった。
褒めてるのよ。
沖村にとっても、みくちゃんはとっても可愛い子。
だから遠慮なく心をちくちくできたわ、二ノ宮の。
好きよ、今までも、これからも。

美島役 ゆうき
自分とかけ離れた役と言っていました。
確かにゆうきって、いつも場を明るくしてくれるし、頼れるお兄ちゃんって感じで、引きこもりの美島とは遠い役かもしれません。
でも、人と交わることの繊細さへの理解だったり、きっとかわもとゆうきの全てが、大胆華やかというわけではなく。
こじつけかもしれないけど、ゆうきと美島が繋がりそうな要素は多くはなくともあると、私は感じていますし。
Light side終景のリリィと美島の台詞は、彼の演じる美島の為にあるものだと、脚本家が見ているかもしれない中ではありますが、そんな考えをここに記します。
こんなにもゆうきとちゃんとお芝居をするのは初めてで、とっても楽しかったです。
お芝居の作り方の性質の違う私に苦労したこともあったと思います。
困らせたりしたと思います。
それでも、愛してくれてありがとう。
とにかく美島でいる時のゆうきは可愛い。
貴方がLight sideの美島でよかったよ、嘘偽りなく言葉を吐けたから。
またいつか。

私がふえぇってなっても、笑い飛ばしてくれる人たち。
大好きなLight side。
生きる力を与えてくれるお話は、配信で。


彩花

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