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演出助手のひとりごと に

今日も彩花です。

小屋入り五日目。
ちょっと余裕を見つけることができてきたので、キーボードかたかたしようかなって。

同タイトルで更新するのは二回目。
前回は稽古期間真っ只中。
今回は、厳密にいえば終了しているので、今感じていることの羅列。
私の演出助手がどんなものなのかというお言葉も頂戴したので、諸々含めて。

演出助手といっても様々だよーなんて、前回の記事で書きましたが、私はぶっちゃけ誰かに習って演出助手になったわけではありません。
劇団時代にやっていて、劇団を出てからも、たくさんの方にお世話になって今があります。
もぐりと言われればもぐりかもしれません。
相変わらずポンコツもぶちかまします。

自分に何ができるかといったら、一番は、作品とキャストを愛すること。
心持の話かよって思われるかもしれませんが、座組の皆さんが愛しくてたまらないんですね。
初めからずーっと見ていると、キャストと一緒に作品が成長していく。
たまに代役に入ったりして、全体としても、個のキャラクターに対しても、愛が増していく。
それがずーっと続く。
定期的に映像を見返したりする。
足りないところは多いかもしれないけれど、自分にとって演出助手は、大切なお仕事です。

で、今関わってる「ほがら村 避難訓練会議」。
十二人のキャストが繰り広げる「会議」。

稽古前に自主稽古するキャストを見るのも醍醐味

演出の隣で、ずーっと皆さんの様子を見てきました。
劇場に入ってからは、ロビーのモニターで、仕事しつつ皆さんの声を聞いています。
何度も言うけど、舞台は総合芸術。
舞台セット、音響、照明、そしてお客様。
全ての力を借りて、またひとつ、キャストの皆さんの生きる力が増したように思います。

あーもうすぐ終わるなーって
この賑やかな会議の時間
みんなの愛しいお顔を毎日見てきて、元気もらって、今があるから、終わっちゃうと不思議な気持ちになるんだろうなーって
いや、すぐ次の制作仕事とかやらないといけないのだけど
今は、日曜日まで、愛しい十二人と、今作を構成するすべてを見守っていたいなと思います。

上野でまってます。


彩花

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