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留学前までの英語学習の軌跡

1、母による発音矯正

 私の母は、小学校五年生から中学校三年生までをアメリカで過ごし、高校と大学は日本の、英語に特化して授業が行われる学校に進学したので、英語の発音はネイティブ並です。そのため私が幼い頃から、母の前でふと英単語を発した時には、その単語を正しい音で発音できるまで何度もやり直しをさせられていました。
 私的には、ただ何気なく発した一言なのに、母にとっては、私の発音が悪すぎて聞くに堪えず直したくなっていたそうです😂
 当時まだ幼かった私は、発音矯正されている時間が本当に苦痛でした。しかし今となっては、それのおかげで、フォニックスを含む正しい発音の仕方を知ることが出来たのでとても感謝しています。
 ただ、文法やコミュニケーションの仕方は教えられなかったので、英語を読んだり話したりは一切できませんでした。

2、2週間の英会話体験レッスン

私がまだ4〜5歳だった頃の夏に、英会話教室の二週間体験レッスンに行ったことがありました。
幼稚園でも週に1度、カナダ出身のALTによる英会話の時間があり、そっちは楽しかった思い出があるのですが、英会話教室の方は、日本語もまだ不自由なのに、もっとわからない言語で話す見ず知らずの大人がいる環境が怖くて、教室に行く道中もレッスン中も、ただひたすら泣いていた記憶しかありません(笑) 
唯一覚えているのは、水遊びが楽しかったことです😂

3、小学校にて英語の授業を受ける

小学校3年生の時に、英語の授業が学校で始まりました。小学校の間をかけてアルファベットの書き方から簡単な英単語、挨拶等を学びました。
この時が、私にとってまともな(?)英語学習の始まりです。

4、公文に通う

中学受験を経て進学することになった中学校が、たまたま英語学習に特化している学校になりました。付属の小学校から上がってくる子達は、修学旅行でイギリスやアメリカに行くなど、小学生の頃から英語のシャワーを浴びており、中学進学においては、「最低でも英検三級保持が当たり前」というような学校でした。
そのため、入学後遅れを取らないように、中学受験が終わってすぐに公文に通い始めました。
D教材から始め、中学2年生の途中で数学に切り替えるまでにI教材まで終わらせたと思います。

6、中学進学後

中学進学後、小学生の頃から勉強が何よりも嫌いだった私なので、英語そのものは好きでも、英語の勉強が嫌いになる可能性は大いにありました。
ですが、中学一年生の三学期に私を受け持ってくださった英語の先生が、私にとってすごく良い先生だったので、そこで英語の勉強も好きになりました。
幸運なことに、二、三年生でも何回かその先生が受け持ってくださったので、ずっとモチベ―ションを保つことができ、定期テストの時は英語と社会(地理以外)に全振りして勉強していました。(笑)

7、グローバルコース選択

通っていた中学校では、受験のタイミングで「一貫コース」と「特別選抜コース」の2つにコースが分かれていたのですが、2年次に上がるタイミングで4つのコースに分かれました。
通常のカリキュラムが適用される「一貫コース」と、アドバンストクラスの「特別選抜コース」。
そして英語の授業により特化された「グローバル一貫コース」と「グローバル特別選抜コース(以下グロ特)」です。

中学一年生の頃、コース選択について私はギリギリまで知らなかったのですが(😅)当時特選クラスだった私の周りのほとんどが、特選クラスかグロ特を選択予定だったことと、グローバルコースを選択すれば、2年生の時にセブ島に3週間語学研修で行けるのが魅力的だったので、グロ特を選択しました。

一貫コースとグローバルコースの選択は基本的には必ず希望通りになるのですが、特選に残れるかは成績が重要だったので、4月のクラス発表までドキドキしながら過ごし、なんとか2年生でも、友達と離れることなく特選クラスに残ることが出来ました。

8、セブ島研修旅行

そして2年生の夏、夏休みを1週間前倒して、7月の中旬から3週間、グローバルコースのみんなでフィリピンのセブ島に語学研修旅行に行きました。

今は閉鎖されてしまいましたが、Baysideという語学学校で、1日8時間に亘るマンツーマンレッスンとグループレッスンを平日にこなし、週末はみんなでモールに行ったり、セブ島の観光地を訪れたりしました。さらに、貧困層に支援を行っている ”DAREDEMOHERO” というボランティア団体の活動を実際に見学させていただくなど、この先きっと忘れることは無いであろう貴重な経験をすることが出来ました。
フリータイムにはみんなで汗を流しながら卓球やビリヤード、バスケなどをして遊び、久々にスマホと離れて過ごした時間は小学生時代を彷彿とさせました。
英語力においても、わずか3週間ではありましたが、成長が見られました。
初日に行われたテストと、最終日に行われたテストを比べると、RLSW全てにおいて点数アップが出来ました。

9、自信過剰だった時期

中学一年生の時に初めて英検を受けて四級を取得し、中学二年生の時に準二級を取得しました。学校で受けたGTECやベネッセ、Z会等の模試における英語の点数や順位が、帰国子女や小学校からの内進生が多い中でも比較的高い位置を保っていたので、当時の私は「私英語出来過ぎてるわ」と調子に乗りまくっていました。

 中学卒業後、渡航するまでの約四ヶ月。その期間の過ごし方は人それぞれですが、多くの人はオンライン英会話のレッスンを受けたり、早めに渡航して語学学校に通います。私はなんせ自分の英語力に自信があったので、せめて英検二級は取ってから行こうと思っていましたが、それも受けずに四ヶ月をバイトと遊びに費やしていました。

以上が私が留学を始めるまでの英語学習の軌跡です。
特別英語が話せたわけでも、留学のために十分な準備をしていた訳でもないので、渡航後はそれ相応の現実が待っていました😓

渡航後の英語力の変化については、また別でまとめようと思います。

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