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上手く生きる人になりたい

最近こんなことをよく思う。上手に生きたいなぁと。

「努力を続ければ成功する。今上手くいかないのは努力が足りていないからだ。」と考える人とは分かり合えないなと思う。

私の思う「上手な生き方」というのは、人にやってもらえることはやってもらい、人から貰えるものは全て貰う。貰ったものを自分なりに形を変えて、結果を出す。あたかも私が全てやりました、といったように。こういう人は自己アピールができる人で、他人からは、頑張ってるなと思われる。こういう生き方をする人をAさんと呼ぼう。

一方で、私の思う「下手な生き方」というのは、0から自分の力でやろうとして、時間と労力をかける。真面目に取り組めば良いと思ってコツコツ努力をする。努力すればどうにかなると思っている。こんな風に生きる人をBさんとしよう。

Aさんは、手の抜き方、サボり方を知っていて、それを無意識のうちにやっている。例えば、他人に物事を頼む時、Aさんは何も思わないが、Bさんは申し訳ないという気持ちがあるだろう。人にやってもらうことを、悪いことをしているように感じてしまう。でも、もし人にやってもらえたら、自分のタスクは減り、時間短縮になる。

Bさんは、真面目な努力家だ。努力できることも才能のうち、というがそれは確かにそうだと感じる時もある。しかし、努力では埋められない差があることもある。例えば、地球には気候の影響で、木を植えても育たない場所があるらしい。そこで、どんなに頑張って植林しても森林はできない。スタート地点が大きく離れてる人と、努力で近づこうとするのは、効率が悪い。真面目に頑張っていれば、良い結果が出るとは限らない。真面目に努力していたとしても、何も成果を上げられなければ評価はされない。

努力は必要ない、と言っているのではない。努力は必要な時に必要なだけするべきで、常にがむしゃらにやるべきでない、ということだ。地味なタスクや、他の人が既にやっていることは、人にやらせて、自分は必要な部分だけをやる。最小限の時間で、最小限の量で、高いクオリティを追求する。そんな人になりたい。

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