今の自分にちょうどよい休み方とは
今日は自分のエピソードから気づいたことについて。
久々の飲み会だ!とワクワクしながら参加したけれど、なんだかモヤっとして終わったことがあった。
以前は同じような会を楽しめたこともあったのに、今回はなぜモヤモヤしたのか?
(時間が経ってから腹落ちしたのは、)
それは、今の自分に適した「休み方」じゃなかったから。
休養にも種類があって、その時々に適した休み方を選択する必要があると気づいた話。
休養学
「休養」というと、パッと思いつくのは「睡眠」。
あぁ自分疲れている、なんだか調子が悪いと思ったら、十分な休養(睡眠)をとる。そうすることで、また元気に活動できる。
当たり前であり、基本的なことだけれど、
でも、「たくさん寝てもなんだか元気が出ない」そんなときもある。
(というか、最近はこれが多い…寝たのに回復しないと焦る!)
実は、休養には7つのタイプがあり、効果的に使い分けたり組み合わせることが「十分な休養」に繋がるという。
詳しくは、『休養学基礎: 疲労を防ぐ! 健康指導に活かす』へ。
7つのタイプ
休息型:活動を中断し、心身を鎮静化し、心身の活力を養う(消極的休養)
まずはこれが大事。何をするにも心身の活力を養ってから。
運動型:活動により老廃物の除去や新陳代謝の向上を促す(積極的休養)ことで心身の活力を養う
柔軟体操、ジョギング、マッサージなどで血流を循環させて、新陳代謝を促進すること。
確かに、体を動かすとスッキリすることって結構ある。
栄養型:生体内の生理生化学反応の促進、または消化・吸収活動期間の調整により心身の活力を養う
身体にいいものとか、単純に自分が好きなものを食べると気分があがる。
親交型:人・社会との交流や自然・生き物とのふれあいなどにより心身の活力を養う
人に会って近況を報告し合ったり、ちょっとした雑談をするだけでも気分が晴れたりする。
リモートワークやライフスタイルの変化でめっきり友達に会う機会が減ってしまったけれど、私はこのタイプが最も効果大かもしれない。
娯楽型:趣味や嗜好を追求することで心身の活力を養う
趣味に没頭している時間ってあっという間だし、不安を忘れられる。
造形・創造型:何かを作り出す感覚や概念を巡らす、また表在化させることで心身の活力を養う
自分を表現する(アウトプットする)ことも休養の1つだとは、新たな発見!
転換型:買い物、食事、旅行や部屋の模様替えなど、外部環境を変化させることで心身の活力を養う
視覚情報を新鮮なものにするとそれだけでリフレッシュできたりする。
ネットショッピングもいいけれど、"自分が"調べたものを軸に結果が出てくる。それと対比して、リアルな買い物は、普段なら見逃すものでもたまたま目に留まって興味を持ったり、自分の意識していないところからスイッチが入る感覚がある。
大切なのは、使い分けと組み合わせ
休養学については最近特に注目を集めているようで、探すとこんな記事が。
その時々で適した休養タイプを取ることの重要性や、組み合わせてとることも効果的だと書かれている。
この表現が印象的だった。
十分な休養が取れていない=「自分を見失っている」状態
自分を取り戻す術を身につけたい!
まずは、今の自分と向き合って、どの休養が良いのか考えたり、休養を組み合わせて取れる仕組みづくりを日頃から気にしておきたいなと思った。
(冒頭の飲み会の例でいうと、親交型の休養を取ってみたけれど、実はその時の自分は娯楽型や転換型の方を欲していたのかもしれない。休養とったけど活力が得られず、モヤモヤに繋がったのかも。)
限られた時間でたくさんのやりたいことをやりくりする中で、
うまく自分を取り戻す(欲張るなら「自分を見失う前に休む」)力を身に着けていきたいなと感じたので記事にしました。
これも一種の「造形・創造型の休養」になるのかも?
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