見出し画像

わたしのキャリアを考える /ただいまキャリアブレイク中

キャリアブレイク中であるものの、正直言うとキャリアブレイクについて完全に理解しているわけではない。ここではそんなキャリアブレイク8日目のわたしの気づきや感じていることを書いていきます。

キャリアブレイクとは

ヨーロッパなどでは、人生の一時期を仕事から離れる文化があります。心身の回復や旅、子育て、自己研さんなど目的は様々ですが、「キャリアブレイク」とも言い、決してネガティブなものとは捉えられていません。
ブレイク(break)とは、コーヒーブレイクといった言葉で使われるように、英語で「休憩」や「小休止」を意味する言葉。キャリアブレイクとは、離職や休職など一時的に働くことを休止することを言います。

リスキリング「キャリアブレイクとは?新たな人生を切り開く手段に」

無職という休暇時間を自分と向き合う時間に

前職では有難いことにたくさんの経験をさせてもらいました。退職をしてからもこの経験を次に活かしたと思い、情報収集をしているときに見つけたのが「キャリアブレイク」という言葉です。
そのときは休暇をとるつもりはなくすぐにでも働く予定でしたが、39歳という年齢もありいい機会だと思い、自分を見つめ直す時間をとることにしました。
このときに見つめ直したいと思ったことはこちら。

  • 本当にやりたいと思っていること

  • わたしの好きなこと

  • やってこなかったことで興味があること

  • どんな働き方がしたいのか、どれくらいの収入がほしいのか

  • やりたいことをするために、これからどんなことが必要になるのか

これらを紙に書いたり、誰かに話したりしています。
わたしの場合は、長期休暇をとれるくらいの余力があまりないので、完全なキャリアブレイクとは違うハイブリット形式。1日の時間を次の仕事の準備(就職活動や仕事の検索、書類の準備など)と、仕事以外のこと(見つめ直し、好きなことをするなど)に分けて使っています。最初は次の仕事のことばかり考えていましたが、今ではうまく時間を使うことができています。
※ハイブリット形式とは、わたしが勝手につくったもの。

写真を撮るのは大好き。それは変わらないこと。

キャリアブレイクからの気づきと変化

ここでは、キャリアブレイクをはじめてからの具体的な気づきと変化を書いていきます。

◆自分を見つめ直すことで変わった働き方の選択

キャリアブレイクを意識するようになってまず気づいたことは、不安による焦りを感じていることです。不安からの焦りは、自分自身の思いをおざなりにし「妥協」という選択をします。妥協とは「とにかくどこでもいい、なんでもいい」という考え方です。妥協しない選択をするためにこんなことを考えました。

  • 自分は何ができるのか

  • 自分は何をしたいのか

  • 自分の理想や夢は

そこからわたしは就職に固執していたことに気がつき、就職以外にもフリーランスやアルバイトもありだと思い直し、現在は情報収集したり面談をしたりしています。

◆さまざまな情報から自分の興味に気づく

今までは仕事に関係のある情報以外はさっと流していたことに気がつきました。時間と心に余裕ができたことで、ネットで気になった情報はその場で見て考えるように。メールにきていたDMもほぼ見ないでゴミ箱にいれていましたが、先日きていたDMがふと気になり受講することにしました。仕事で使っているPhotoshopとIllustratorの基本をもういちど勉強しなおしたいと思っていたことに気がつき、こちらにエントリーしました。https://www.adobe.com/jp/events/creativecloud/creativecollege.html?trackingid=6S3T725H&mv=email

それだけでなく小さな気づきの体験も。先日映画を観に行った帰りに、たまたま目の前にあった大きな本屋さんに入ってみました。さまざまなジャンルの本を1時間近く眺め、自分が興味をしめす本にハッとします。
今までも小さな本屋さんやネットで本を探し、好きな本を買っていたつもりでしたが、「読んだほうがいいのかな」「話題になっているから読んでおこうかな」「仕事で役にたつかな」という理由で選んでいたことに気がつきました。

仕事に関連ある本を選んでも、本当に好きなことなんだという改めての気づき。

◆今までと違う生活リズムを試してみる

仕事をしているときのリズムは、期日に間に合うかで1日を考えていました。その生活リズムはわたしにとって当然のリズムであり、それはそれで好きなリズムです。

そして仕事をしていない今。夜遅くに何かをするのをやめてみました。夜は寝る。そうすると必然的に朝早く目を覚まします。外出しない日は、午前中に文章を書いたり写真を撮ったり書類をつくる時間とし、午後は本を読んだり映画を観たり、そのときのやりたいことをやっています。
今日だと朝5時に起きました。午前中の稼働時間が7時間、夜22時に寝たとして午後の稼働時間が10時間です。まさに今読んでもらっているこの記事は、午前6時から書き始め午前10時に完成しました。noteの記事を1つ完成させたのにまだ朝の10時です。午前中の時間が長いと気持ちに余裕がうまれるんだと感動しています。結構このリズムも好きだなという気づきです。

さいごに・・・

無職がブランクなのかブレイクなのか、その考え方を変えたことでの実体験を書いてきました。まだまだ自分の振り返り途中ではありますが、この短い期間でも随分と気づきがありました。
やりたいこと=仕事とはならないこともある為、仕事とは別に自分のやりたいことを続けていく方法を見つけることも視野にいれ過ごしています。わたしのキャリアブレイクはあと少し、この時間を存分に楽しみたいと思います。

また、キャリアブレイクの期間ややることは人それぞれだと思っています。自分にあったキャリアブレイクを、ぜひみなさんも楽しんでください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?