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【20日目】まだまだ知らないことだらけ

試験当日まであと11日!!

夕方ごろに雨が降っていて、
その時『雨のにおい』を久々に感じ、
なんだかノスタルジーな気分になりました。

どうも、アややです。
今日は、令和元年秋期公開の問題を解きました。

うーん、やっぱり知らんこと多すぎ・・・。

今回はいつもより多めに2コ、過去問を紹介しようと思います。
どちらも、ソフトウェア開発管理技術に関する問題です。ドドン!

【問題】
共通フレームの定義に含まれているものとして、適切なものはどれか。

ア:各工程で作成する成果物の文書化に関する詳細な規定
イ:システムの開発や保守の各工程の作業項目
ウ:システムを構築するソフトウェアの信頼性レベルや保守性レベルなどの
  尺度の規定
エ:システムを構成するハードウェアの開発に関する詳細な作業項目

えっ、共通フレームってなに!?


共通フレーム2013(SLCP-JCF2013)
とは、
システムの開発・運用・保守に関するプロセスにおいて実施される作業項目を定義し標準化したもので、取引の際に使用する用語などを統一するための基準として用いられている。らしい!!

これがあることによって、システム開発の委託側・請負側の双方で、
システム受注時の両者の見解の食い違いだったり、
仕様把握のズレとかが発生するのを抑えることができ、
お互いに統一した基準でシステムを評価できるそうです。

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確かに、
「なんかおもてたんとちがう・・・」
「この前言うてたアレってそういうことやったん・・・?」
みたいなのが起きると面倒ですもんね。
そういうのを未然に防ぐための基準、絶対必要ですワ!

ということで、答えは 
イ:システムの開発や保守の各工程の作業項目  です!

その他の選択肢については、
ア:PMBOKに定義されている内容。
  Project Management Body of Knowledgeは、
  プロジェクトマネジメントを正しく進めていく方法を体系的に
  まとめたものです。この前の投稿にも色々書きましたネ!
ウ:ソフトウェアの信頼性レベルや保守性レベルの尺度は、
  共通フレームにはありません。
エ:共通フレームには、ハードウェアの開発に関する詳細な作業項目は
  定義されてません。
という感じになります。


続いて2問目!!

【問題】
アジャイル開発の方法論であるスクラムに関する記述として、適切なものはどれか。

ア:ソフトウェア開発組織及びプロジェクトのプロセスを改善するために、
  その組織の成熟度レベルを段階的に定義したものである。
イ:ソフトウェア開発とその取引において、取得者と供給者が、作業内容の
  共通の物差しとするために定義したものである。
ウ:複雑で変化の激しい問題に対応するためのシステム開発のフレームワー
  クであり、反復的かつ斬新的な手法と定義したものである。
エ:プロジェクトマネジメントの知識を体系化したものであり、複数の知識
  エリアから定義されているものである。

あ、アジャイル開発・・・?

アジャイル開発とは、
システム開発においてコーディングやテストを重視し、
常にフィードバックを行って各工程の修正や再設計を行う開発手法のこと。
らしい!

で、このアジャイル開発の方法として、
XP【エクストリームプログラミング】スクラムなどがあるそうです。
出てくる単語がいちいちカッコイイな・・・。

スクラムは、ラグビーチームでスクラムを組むように団結して、
プロジェクトチーム内で協力し合ってシステム開発を行います。

■ 数週間程度の短い期間で開発を区切って、計画を立てる。
■ 顧客からの要望を優先順位ごとに並べ替えてその順に作成する。
■ メンバ間でプロジェクトの進捗や進め方、機能などに問題がないか
  確認する。

こんな感じで、短時間で反復を実施することで
要望などの変化の多いシステムに対応できるようにするもののようです。

まぁ社会は流動的ですし、システム開発するってなっても
委託元の要望も同じようにスルスル変わりますよね~。(謎の達観視)

他の選択肢については、
ア:CMMI【Capability Maturity Model Integration】の説明です。
  能力成熟度モデル統合とも言い、これは組織がプロセス改善を
  行う能力を評価する手法・指標のことだそうです。
  ちなみに5段階評価です。
イ:さっきの共通フレーム(SLCP)のこと。
エ:さっきののPMBOKのこと。
という感じです!


実際の問題を解き始めて思うことは、
今までよりも専門的な単語がいっぱい出てきて結構難しいですが、
それ以上に「面白い!」っていうのがありますネ。

明日も頑張ります。

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