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【13日目】『完成=おわり』じゃない

試験当日まであと18日!!

生活リズムの都合上、この時間の投稿が安定しそうな気がします。
みなさんの朝イチのお楽しみのヒトツになれれば、ちょっと嬉しいです。
あと、サムネ描きました。

今日は、システム周りのマネジメントについてお勉強しました。
漠然と『マネジメント』と言われても、「????」って感じですよね。

まず!
システムを作るということに対し、
『どんなシステム?』『予算は?』『いつまでに?』というのを決めます。
これが、QCD品質(Quality),コスト(Cost),納期(Delivery date)】という、
従来のマネジメントにおける着目ポイントとのこと。
そして、そこが明確になることでシステム開発自体を
新規のプロジェクトとして発足させます。なんかカッコいい。

やはり、ある程度の規模のシステムを作るとなると、
精鋭たちを集めたプロジェクトチームが必須ですよね!
そのチームの管理者がプロジェクトマネージャーで、
『スケジュールに問題はないか?』『品質はええ感じか?』
みたいな管理を行ってます。なんかつよそう。

で、このプロジェクトマネジメントの技法を体系的にまとめたのが
PMBOK【Project Management Body of Knowlage】ってやつ。

初めて聞く言葉ですワ・・・。(横文字カッケーーー!)
これは、国際的に標準とされているものみたいですよ。
PMBOKでは、10個の知識エリアをもとに管理すべきであるとしています。

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このPMBOKを活用し、システムを提供するまでをマネジメントします。


いざシステム運用開始!
「ちゃんと動いた~!いい感じ~! ほな作って終わったしサイナラ~!」
というわけにもいかないですよね、そんなわけありませんワヨ。

システムを作るのはもちろんの事ですが、
運用開始後にシステムに問題が起きた時にどうするのかって話です。
継続して使ってもらうには、品質の改善も随時行っていかなきゃですよね。
私のパソコンちゃんのWindowsも、よくアプデ入ってます。

この、顧客の要求を満たすITサービスを効果的に提供できるように管理するのが、ITサービスマネジメントと呼ばれるのだそう。
そして、ITサービスを提供するにあたっての管理・運用規則に関する
ベストプラクティス(最も効率のいい手法・プロセスみたいなもん)が、
英国において体系的にまとめられたそうです。
これをITIL【Information Technology Infrastructure Library】と言います。
「あいてぃる」って読み方らしい。横文字カッケェ・・・(2回目)。

ITILは、大きく分けて2つの分野に分かれます。

■ サービスサポート
  ITサービスの日々の運用に関する作業をまとめたもの
■ サービスデリバリ
  長期的な視点でITサービスの計画と改善を図るもの

サービスサポートは、『問い合わせ対応をしっかり行う』ということ。
ヘルプデスクとかが主な窓口ですね。
内容によって適切な部署に取り次いだり、問い合わせ記録を管理します。
なにかシステムに問題が起きれば、都度対応をしていくという感じです。
サービスデリバリは、『今後も使ってもらうためには?』を考えます。
PDCAサイクルによって、サービスの維持・向上に努めるという感じです。

で、システムを運用していくとなると、
もちろんセキュリティ面のマネジメントも必須です。
情報すっぱ抜かれたりデータ壊れたりしたらめちゃくちゃ困りますもん。

システム運用をしていると、
『ITシステムがちゃんと管理出来て、運用できるように体制整っとるか?』
というのを確認してくれる外部の人たちがいます。

そう、システム監査人の人たちです。

この人たちが、システムを客観的に評価してくれて、
監査報告書をまとめてくれたり、なんやかんや意見を言ってくれます。
保証意見・・・『ここはエエ感じやったで!』
助言意見・・・『ここはもうちょいこうした方がエエで』
この2種類の意見を言ってくれます。

でも、あくまでこの意見は
監査依頼人(監査して~ってお願いする会社)に向けていうものであって、
監査したシステムを作った部署に直接言うわけではありません。
監査人の人たちはあくまで外部の人たちなので、
直接チャチャ入れすることはNGなのです。

監査人の人たちからもらった監査報告書をもとに、
依頼人の人たちが対策を立てて、今後に活かすって感じですね。

今日も最後に過去問を紹介します!

【問題】
A社のIT部門では。ヘルプデスクの可用性の向上を図るために、対応時間を24時間に拡大することを検討している。ヘルプデスク業務をA社から受託しているB社は、これを実現するためにチャットボットをB社が導入し、活用することによって、深夜時間帯は自動応答で対応する旨を提案したところ、A社は24時間対応が可能であるのでこれに合意した。合意に用いる文書として、適切なものはどれか。

ア:BCP   イ:NDA   ウ:RFP   
(IP-R02-A-39)

答えは エ:SLA です!
SLAとは、サービスレベルアグリーメントという、
『どんな内容のサービスを、どんな品質で提供するか』
というの事前に取り決めて明文化したもののことです。
日本語でいうと、サービスレベル合意書っていうらしいです。

明文化した項目が守れなかった場合は、
それ相応のペナルティを受けることになります。ゆびきりげんまんです。

ちなみに答え以外の選択肢については、
ア:BCP【Business Continuity Plan】
  災害やシステム障害などが起きた時でも、重要な業務の継続を可能
  とするために事前に決められる行動計画のこと。
イ:NDA【Non Disclosure Agreement】
  秘密保持契約のこと。
ウ:RFP【Request For Proposal】
  システムを作ってほしい会社がベンダに提出する提案依頼書のこと。
という感じです。RFPは昨日のシステム開発の話の時に出てきましたね!

明日はプログラムの作り方についてお勉強します。
ちなみにプログラマーに対する私のイメージは、『なんか強そう』。
完全に独断と偏見によるものなので、あまり気にしないでください。
でも、『無』の状態から『何か動くもの』を作るのって、
めちゃくちゃスゴいしカッコよくないですか!?圧倒的強者感!!


そして、お勉強とは別の【余談】の投稿もする予定です。
内容はまだ秘密ですが、明日の夕方ごろになるかと思います。

乞うご期待!!!!

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