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フレックスタイム制のメリットデメリットとは?従業員満足度が期待できる福利厚生制度を紹介します。

今年から友達の勤める会社でフレックスタイム制の導入が始まったらしく、「予定がある日には早く来て早く帰れるから早退とかしなくて済むし、めっちゃいいの~」と話してて、うちの会社にもフレックスタイム制を導入して欲しくて色々調べてたら、フレックスタイムとは関係ないんですが面白い&羨ましい福利厚生を見つけたのでちょっとまず紹介していいですか(*´Д`)ノ

・勤務中の軽食や飲み物、夜食も無料で支給してくれる「弁当・ドリンクフリー制度」
・20分程度のお昼寝を推奨する「おひるねスペース制度」
・休日と休日の間に挟まれている平日も休日とする「オセロ休暇制度」
・社員は月に1度役員を指名してランチミーティングできる「役員ランチ制度」

最後の役員ランチはちょっとユニークすぎて、これ指名する方もされる方も緊張するのではと思いました。笑
あと人気のない役員は誰なのかも分かてしまうので、それもかわいそうです;笑

ちなみにうちの会社はどの福利厚生も厳しそうです…。
やっぱり現実的に考えられるのは「フレックスタイム制度」ですね!

コロナウイルスの影響によって、以前にも増して益々柔軟な働き方が支持されているので、通勤ラッシュを避けられて時間にも縛られないフレックスタイム制度を導入する会社も増えてきているそうです。

この制度は企業にとっても従業員にとってもメリット・デメリットがあり、社長にプレゼンするためにもどんなデメリットがあるのか知っておきたいので、今日は私がリアルに導入して欲しいフレックスタイム制度について調べてみました。

さっそくデメリットから見ていきます。

フレックスタイム制導入における「デメリット」

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◆デメリット:導入できる職種が限られる
フレックスタイム制のデメリット1つ目は、他部門や取引先企業との連携の際に時間の調整が難しく、導入可能な職種が限られてしまうことです。

一般的に、個人で業務に取り組めたりどこに居ても仕事ができるようなIT・インターネット業界やシステム関係の職種はフレックスタイム制の導入がしやすいそうです。

その他フレックスタイム制に適している職種は下記にて別途、記載しておきます*

◆デメリット:社員の自己管理能力の問題
フレックスタイム制のデメリット2つ目は、社員自身が出勤・退勤時間を自由に決めることができる分、自己管理能力に欠けている社員が居た場合、時間にルーズでも許されてしまうような、社会人としてのマナーが成り立たずに他の社員に迷惑をかける場合もあるということです。
また、勤怠管理が行き届かないと「遅刻や早退」があっても気付かなかったり給与計算が正しくできなくなるなどのデメリットが出てきます。

そうならない為にも、事前に勤怠管理方法を一度見直すなどの対策を考えておきたいですね。

◆デメリット:急な会議や電話対応ができない
フレックスタイム制のデメリット3つ目は、社員の出勤・退勤が個々で異なることから生じる、電話対応や急な会議にも対応できないということです。
例えば顧客や取引先からの問い合わせに対していつも本人不在で折り返し対応としていた場合、信頼関係を築きづらくなってしまいますよね。

また、トラブル発生時にも対応が遅くなってしまいます。

◆デメリット:コアタイムに会議(打ち合わせ)が集中し業務に集中しづらい
皆の業務時間が重なるコアタイムに打ち合わせが集中することはどうしてもあると思います。その場合自分の業務に集中しづらく、逆に仕事の効率が落ちる可能性があります。

◆デメリット:依頼された業務を代わりに行わなければならない場合もある
出社していない従業員に対し、何か急ぎの仕事を上司から要請された場合は、代わりに他の担当者が対応しなければなりませんよね。

そんな風に代わりに対応する機会が増えれば、担当者自身の仕事が疎かになり不満も溜まりがちです。

◆デメリット:社員同士のコミュニケーション不足
フレックスタイム制のデメリット最後は、社員同士のコミュニケーションが不足しがちになるということです。
個々で出勤時間が異なる為、社員同士は顔を合わせる機会がどうしても減ってしまい、コミュニケーション不足が懸念されてしまいます。

社員同士でコミュニケーションを図れるチャットワークなどのビジネスツールを活用するなどし、対策をとりたいですね!

フレックスタイム制導入における「メリット」

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フレックスタイム制のデメリットを紹介しました。次に導入のメリットをみていきます。

◆メリット:ストレス軽減による従業員満足度の向上
出勤・退勤時間を自由に設定できるので、通勤ラッシュや満員電車に揉まれるストレスがなくなります!
それに加え、コロナウイルス感染拡大の予防策としても有効的ですね。

また、プライベートタイムや体調に合わせた調整も可能になります。

このように、雇用時間の縛りを自身で設定できることからライフワークバランスが実現しやすく、従業員満足度の向上が期待できます。
従業員満足度が高くなれば離職票は低下し、一人ひとりの生産生も高くなりますね!

同じ労働時間でも社員のストレスを考慮すれば、フレックスタイム制の導入はとても大きなメリットになると思います。

◆メリット:労働負担や残業時間の削減
フレックスタイム制は個人で業務量を調整できるので、仕事が忙しくない時は早めに退勤して、その分忙しい日に時間を回すといった事が可能になり、残業時間を減らす事ができます。
こうしてメリハリを付けて仕事ができれば作業効率も上がると思うので、休日出勤なんかも減らせそうです!

◆メリット:優秀な人材の獲得・社員の定着率向上
求職者たちが企業を選べる時代になったことで企業は求人をじっと待っているだけでは優秀な人材はおろか、応募数もままならなくなってきています。
つまりこれから先、優秀な人材を獲得していくには“自社の魅力度”を多方面にアピールする必要がある訳です(`・ω・´)

その一つとして働き方に融通の利くフレックスタイム制の導入にはメリットが大きく、自己管理能力が高くて自由裁量で能力を発揮していきたいと考える自立した人材へとアピールできれば、優秀な人材の獲得に繋がり、結果的に企業自体の成長も期待できますよね!

<自社の魅力をアピールできる評判サイトを活用する>

ホームページや求人に自社の魅力を載せるだけでは、転職者や新卒生に対して十分なアピールは期待できません。
なぜなら、転職者や新卒生は企業を決める際に必ず“その企業の評判”を必ず!見ているからです( ゚Д゚)

実はうちの会社も最近知って始めたのですが、こんな風にアピールしたい内容何でも載せられるので、イベント情報の発信や従業員満足度を意識した取り組みなど何でも書いちゃってます( ˘ω˘ )ノ

評判DB(金子機械)_PR (1)

実際にDB求人からの反響もあって、いまうちの人事が応募者2名とやり取りしているそうです!
内定が決まったら祝い金プレゼントというのも、注目度が高い理由ではないかと感じます*

フレックスタイム制導入の他にも働き方改革をした内容など、自社の魅力をアピールできる評判ツールは評判DBしかないので、企業の方は進んでアピールしにいった方がかしこいのではと思います!

ちなみに、会員登録すれば無料で利用できます*

そもそも「フレックスタイム制度」とは?【基礎知識】

フレックスタイム制
フレックスタイム制は、就業規則等により制度を導入することを定めた上で、労使協定により、一定期間(1ヶ月以内)を平均し1週間当たりの労働時間が法定の労働時間を超えない範囲内において、その期間における総労働時間を定めた場合に、その範囲内で始業・終業時刻・労働者がそれぞれ自主的に決定することができる制度です。

引用:厚生労働省|労働時間・休日

働き方の自由度を高めるフレックスタイム制は、労働基準法改正(1987年)により、翌年(1988年)の4月から導入が開始された制度です。
労働者のライフワークバランスを重視する価値観が広がり、働き方改革の一環としてフレックスタイム制を導入する企業はどんどん増えてきたといいます*

フレックスタイム制は、出勤・退勤時間の規定通りに1日8時間働くような勤務形態とは異なり、あらかじめ働く総労働時間を決めたうえ、その範囲内でプライベートの予定や業務の状況に合わせて柔軟に出勤・退勤時間を社員が設定できる仕組みになっています。

例えば「9時~17時」勤務だとすると、フレックスタイム制の導入により前倒しして早く出社してその分早く帰社したり、後へ遅らせて遅く帰社したりすることができるようになりますね。

また、フレックスタイム制には、決められた時間に必ず出勤していなければいけない「コアタイム」と、社員自身の裁量によって決められる「フレキシブルタイム」が設定されています。

参考:コアタイムとフレキシブルタイムとは?フレックスタイム制の基本を解説

フレックスタイム制導入の4つのポイント!

<フレックスタイム制導入の4つのポイント>
①自分、そして自社にとって最も合う働き方は何なのか、フレックスタイム制導入の目的を明確に決める
②フレックスタイム制を導入すると決めた場合、職種や社員の適用範囲を明確にする
③業務に支障をきたさぬよう「コアタイム」や「フレキシブルタイム」等、必要に応じて一定の制限を決めておく
④各社員の労働時間に対する意識低下、顧客へのサービス低下等マイナスの影響が出ないように、情報共有は徹底し、業務フローの整理整頓を行う

フレックスタイム制導入のポイントをまとめました。
制度には必ずデメリットもありメリットもあって、他社が導入していても自社にとって、そして自分にとって合うかどうかは分からないものなので、「何のための導入なのか??」会社内でしっかり話し合う必要がありそうですね。

フレックスタイム制のデメリット|調査結果発表*

今回は、社長に導入してもらうためにフレックスタイム制のデメリットとメリットについて調査してみました*

調べてみた結果、フレックスタイム制はどの業界も導入しやすい福利厚生ではなく、デメリットから分かるように他企業との取引が多かったり急な電話対応に備えにくい営業職やチームワークを要する職種には向いていないということが分かりました。

逆に、下記のように個人での業務が主となる職種や技術的な職種はフレックスタイム制に適しているといえます('ω')!

・デザイナー
・システムエンジニア
・クリエイター
・研究者、開発者
・編集者、ライター
・コンサルタント

つまり…お客様とのやり取りも多いうちの会社はフレックスタイム制には不向きかもしれません(´・ω・)ノ

「早いレスポンスを心掛けて」と前に社長が言っていたのですが、本当にその通りで、レスポンスが早いと依頼する側としては安心するし、素早い対応をしてくれるからまた頼もうと信頼にも繋がりますよね。

このように、会社によってはフレックスタイム制を導入することでデメリットが生じ、素早いレスポンスが難しくなり、やがて顧客満足度の低下に繋がり、そもそも会社の方針としても合わないとなかなか定着しづらい福利厚生だということが分かりました。

うちの会社はフレックスタイム制は多分NGなので、次は他の福利厚生を調査してみることにします(';')ノ


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