BUCK-TICK 魅世物小屋が暮れてから ライヴレポート
去る7月17日に行われたBUCK-TICKの配信ライヴのレポートを、ほぼ全曲、熱に浮かされるまま勢いで書きました。お目汚し失礼します。
~第一幕~
古びた電飾が瞬きをしながら、今宵の宴の演目を告げると、小屋の幕が開いた。
火吹き男、蛇女や双頭の美女。緊縛調教、動物の芸がメリーゴーランドのように回り、蝋燭を持つ怪しげな紳士に奥へ奥へと誘われた先に…
無数の電球とシャンデリアが吊るされた真っ赤な舞台が現れた。
ヤガミのドラムから始まったのは、唄。
昭和歌謡のビッグバン