アートの世界で生きるために、通信制大学に入学した
Bunkamura Galleryに勤めて、アート業界で生きていきたいと思うようになりました。人に魅力を感じたからです。
私が20代の頃(2000年代のはじめごろです)は、今よりもっと人生に「周囲からの期待」というレールが、明確に存在していました。友人たちも期待に応えて、存分に実力を発揮し、期待のレールに乗っかっていました。けれど、彼らにはなんだかどうも人間味が欠けているように、私には思えていたのです。
一方で、Bunkamura Galleryで出会うアーティストや取引