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固有の場所をもたないアートギャラリー ayatsumugi

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2021年6月設立。場所を持たないアートギャラリーayatsumugiができるまでと、展覧会をつくり、作品を販売する現在をお伝えします。 https://www.ayatsum…
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記事一覧

アートプロジェクトの発信拠点との出会い

ギャラリーを辞めて次のキャリアを考えなければならなくなった時、自分がいかに環境に甘えて、…

友川綾子
1か月前
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ギャラリーを辞めてこの先どうする? 迷走期

通っていた通信制大学の卒業時期が明確になってきた頃、ギャラリーを辞めました。ですが、次に…

友川綾子
5か月前
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アーティスト発掘プロジェクト

ギャラリーヤマネ時代のもう一つの貴重な体験を挙げると、社の若手社員4名で、新人アーティス…

友川綾子
5か月前
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見習いギャラリスト、世界的オークションに現地参加する

銀座の洋画商ギャラリーヤマネに勤めていた頃にさせていただいた数々の貴重な体験は、今でも私…

友川綾子
8か月前
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仕事ができるギャラリストってどんな人?

こんにちは。gallary ayatsumugiの友川です。いま私は固有の場所を持たずにギャラリーを経営し…

友川綾子
8か月前
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銀座の洋画商で働きはじめる

京都芸術大学の通信で芸術学を学びながら、私はひょんなきっかけで銀座にあるギャラリーヤマネ…

友川綾子
9か月前
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デッサンは視覚認知力の筋トレ。よりよく絵を観るためには、描いてみればいい

京都芸術大学では、卒業単位の必須要件ではない制作系の講義もいくつか受講しました。なかでも、デッサンの講義は強いインパクトを与えてくれました。 人は世界をどう認知しているのか? ドイツ製の鉛筆、ステッドラーの綺麗なブルーが各種並んでいるのが嬉しくて、うきうきと挑んだデッサンのスクーリング。美大の教授にデッサンを教えてもらえるなんて、またとない機会と楽しみにしていたのです。 ただ、絵を描くなんて中学校の美術の授業以来。当然へたっぴでした。 しかし、先生はそんなことお構いな

視覚と感覚を言葉にする芸術学の世界

思い出すほどに充実していた京都芸術大学での学び。レポートの提出のみならず、通信学部にはス…

友川綾子
10か月前
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アートの世界で生きるために、通信制大学に入学した

Bunkamura Galleryに勤めて、アート業界で生きていきたいと思うようになりました。人に魅力を…

友川綾子
10か月前
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ギャラリスト修行での失敗談

最初に務めたギャラリーBunkamura Galleryには、スタッフが10名ほどおり、毎回誰かとペアにな…

友川綾子
10か月前
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作品が売れることと、美術史のなかで評価を勝ち取ることの非対称さ

作品を破損したらマグロ漁船で出稼ぎしてこいBunkamura Gallery の上司はなかなか癖の強い方…

友川綾子
11か月前
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Bunkamura Galleryでアートが売買されることの不思議さを考えた

私自身のキャリアの紹介も兼ねて、なぜいまこのような「固有の場所をもたない」ギャラリーとし…

友川綾子
1年前
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パリからはじまる、gallery ayatsumugiができるまで

まずちょっと長くなりますが、私自身のキャリアの紹介も兼ねて、なぜいまこのような「固有の場…

友川綾子
1年前
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会社設立2周年です。これまでのあゆみ。

本日創業2周年を迎えました。続けることが目下の目標です! noteをご覧のみなさま、こんにちは。お久しぶりです。 こちらの投稿から2年が経過しました。 その間、いろいろありまして、またここで報告をさせてください。 法人を設立しました。弊社は夏至が設立記念日。今日で2周年です! 経営は順調とはいえません。が、設立当初は暗中模索(先に事業計画を立てろよという話ですが)状態だったので、いまはだいぶんましです。 何事も経験とはいえ、はじめて味わうひとり社長の立場に、当初