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波乱万丈な二回目のキャンプ 次回のキャンプをもっとたのしむために

自然環境リテラシー学 Bチーム 第二回目(8/9~8/10)



こんにちは。あややです。私は、大学の実習科目の一つである自然環境リテラシー学を受講しました。この記録は、第二回目の記録です。自然環境リテラシー学では、テントを用いた外泊、カヤックでのツーリング、同じ大学生の仲間との共同生活など、なかなかできない体験、今の私達にしかできない体験をすることが出来ます。私はカヤックもアウトドアもこの実習で初めて体験しました。なので、かつての私のように、カヤックやアウトドアをやったことがない方や、将来のいつか私のような、青春時代の感覚にまた触れたい方と、私の体験を共有できるように、私が感じたことを、私の言葉で素直に記録したいと思います。

波乱万丈な二回目のキャンプ

今回のキャンプは初めからハラハラドキドキでした。始め、ロッジさらくわに15時につくためには江戸橋を11:44に出る電車か、12:02にでる電車に乗ればよいと考えていました。そこで、11:44前に駅につくように家を出たのですが、思ったよりも遅くなってしまい、12:02に江戸橋を出る電車に乗りました。しかし、この日は風が強く、私たちの乗った電車は15分ほど遅れてしまい、乗るはずのバスを1本逃してしまいました。すると、次の電車は何と2時間後…。私と同じ電車で来た人は集合に2時間遅れてしまいました。ちなみに、当初私が乗る予定だった。12:02に出る電車に乗った人は集合時間に間に合ったそうです。私は、交通が整備された土地で育ってきたため、今までは、電車を乗り逃しても、他のルートを探すことで集合に間に合うことが出来ました。ですが、今回、電車を一本乗り逃しただけでこんなに差が出てしまうのは驚きました。せっかくのキャンプがこんなスタートになってしまうと思いっきり楽しめません。日ごろから早めの行動を心掛けたいと身をもって感じました。

↑荷物を詰めている様子

今回のキャンプでは本来、カヤックで座佐浜まで行き、そこで一泊して帰る予定でしたが、風が強かったため、第一回目と同様にロッジさらくわに泊まることになりました。そのため、ロッジさらくわに到着して最初に行ったのは、カヤックのハッチに荷物を積み込む作業でした。実際にツーリングをすることを想定して、積み込むことが出来た荷物のみ、今回のキャンプで使ってよいというルールです。私は、前回のキャンプを踏まえて、今回の持ち物は最小限にしていました。ほとんどの荷物を積み込むことはできましたが、ハッチはパンパンでこれ以上積み込むことは難しそうだと感じました。次回は3泊4日なので、荷物はもっと増えるはずです。次回に向けて、荷物の体積を減らすための道具を用意するべきだと感じました。

一日目の夕食は白米とトマト缶とコンソメの素で作るトマトリゾットでした。たんぱく質が足りないと感じたので煮込んでいるときに魚肉ソーセージを加えると、意外と相性が良かったので驚きました。キャンプの料理は炭水化物が多くなりがちです。魚肉ソーセージは常温保管が可能で保管に場所をとらず、片手で食べることが出来るので、キャンプに持っていくたんぱく質源として最適なのではないかと感じました。また、長期間のキャンプを考えると野菜が欲しくなります。これに関して調べてみました。キャンプで野菜を持っていく際は、缶詰の野菜、乾燥野菜、乾燥海藻、野菜ジュース、野菜のたくさん入ったパウチのレトルト食品として持っていくようです。私は、この中でもかさばらず、ゴミの量が少ない乾燥野菜や乾燥海藻がいいと思いました。キャンプを楽しむためには健康であることが大前提です。次回のキャンプは3泊4日なので、食事の栄養バランスも考慮して準備をしようと思います。

深夜の3時、トイレに行こうとテントから出たら晴れた星空にたくさんの星を見ることが出来ました。夕飯を食べていた時に星を見たときは曇っていて、星があまり見えなかったので、うれしかったです。しばらく見入っていると流れ星を何回か見つけました。

↑レスキューの練習をしている様子

二日目は、カヤックが転覆した時に漕げる状態まで復帰するための、レスキューの練習をしました。今回練習したレスキューは二種類で、補助をしてもらってのレスキューと完全に自力で行うレスキューです。レスキューの訓練は二人一組で交代で行い、片方の人が転覆してレスキューを行い、もう一人がアドバイスや補助をします。補助ありのレスキューはスムーズにできるようになりました。ですが、自力のレスキューはとても難しかったです。始め、講師の先生がやって見せてくれた、カヤックを持ち上げて中の水を抜く方法を真似してみたのですが、私の力では持ち上がらず、ますますカヤックの中に水が入り、自力のレスキューが出来なくなってしまいました。仕方がないので、リーダーやインストラクターの方の力を借りて、カヤックの中の水を抜き、再度自力でのレスキューの方法を教えてもらって、やっと自力でレスキューが出来るようになりました。試行錯誤の末に私が見つけたコツは、転覆したら、なるべくカヤックの中に水が入らないようにレスキューをして、カヤックを一人で持ち上げて水抜きをしないことです。

一人でのレスキューが出来るようになるまでに、私はかなり時間がかかってしまいましたが、リーダーやインストラクターの方には、私が出来るようになるまで私のレスキュー練習に付き合っていただきました。とても感謝をしています。また、前回のカヤックツーリングでは途中で体調が悪くなり、自分の力でまわりについていくことが出来ない悔しさが残っていたので、今回の一人でのレスキューは自分の力でできて嬉しかったです。

↑揚げて食べたスジエビモドキ

二日目の昼に、リーダーと浅瀬で小さなハゼやスジエビモドキと思われるエビを捕まえて遊びました。スジエビモドキは油で揚げて食べました。プリプリ、サクサクしていて、おいしかったです。次回のキャンプでも生き物を捕まえて食べてみたいと思ったので、次回は油と塩コショウを持っていきたいと思います。

一通り実習の内容が終わって帰るまでの間に1時間半ほど時間がありました。私は今回のキャンプで双眼鏡を持っていき、鳥を観察するつもりだったのですが、双眼鏡を忘れてしまいました。そのため、その時間にリーダーやインストラクターの方々の片付けの手伝いをしました。手伝う中で、皆さんと話すことが出来ました。前よりも仲良くなれたような気がして、嬉しかったです。釣り竿などのキャンプを楽しむ準備をしてきた人は、その時間を楽しんで過ごしていました。次回は、自由な時間が出来たときに楽しんで過ごすことが出来るように、双眼鏡や、シュノーケルを持っていきたいと思います。

今回のキャンプでは、二年生の学生が私一人でしたが、同じ2年生のリーダーが仲良くしてくれて、心強かったです。一緒にご飯を食べたり、準備をしたりするのは楽しかったです。

次回のキャンプをもっとたのしむために



前回のキャンプでは何もわからなかったので、ついていくのに精一杯でしたが、今回のキャンプでは何をするのか分かってきたことで、余裕が出てきました。そのため、どうすればもっと楽しむことが出来るか考えるようになりました。そして、その考える工程はとてもわくわくして、楽しい工程だと気が付きました。

次回のキャンプをもっとたのしむために、私は次回、早めに行動をして、荷物の体積を小さくする工夫をし、魚肉ソーセージ、乾燥野菜、油、塩コショウ、双眼鏡、シュノーケルを持っていこうと思います。

次回のキャンプの計画を考えながら、次回のキャンプを楽しみに待っています。

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