私のJLT2023への軌跡その1


~推しは推せる時に推せ~


2023.8.11
SPYAIR JUSTLIKE THIS2023
富士急ハイランドコニファーフォレスト

参戦してきました✨

この日8/11はSPYAIRのデビュー13周年記念日。
新ボーカルが4月に決定してから最速4ヶ月での約一万人規模での野外ステージワンマン。

YouTubeチャンネル、『スパイエアーボーカル探してます。』♯2にて、去年のJLT開催予定だった前日に会場を予約。
この日も雨が降っていた。

とレポを書く前に、やはり私のJLTは、この1年のことを語らないと始まらない。
何者でもないただの一ファンが、愛だけを込めて徒然なるままに。

ボーカル脱退、他のメンバーは続けると4月に知った時、この1年が正念場だと思った。
今支えないと、最悪な結果になると私の長年いろんなファンをやってきた感が嫌な予感をしらせた。
後でメンバーのその時のインタビューを読むと私の感も杞憂ではなかったと思った。

このご時世SNSという便利なものがあるから、メッセージは簡単に届く。
5年前に、私は推しに届けられなかったこともあって、そのときに救ってもらった恩がある。
ファンなんて無力だ。
そう絶望の淵にいた私に、何をいうわけでもなくそっと寄り添ってくれたのが、SNSを再開したばかりのMOMIKENさんのツイートだった。
内容はたわいもないことだけど、私にはそれが心地良かった。
永遠なんてない、まさしく推しは推せるときに推せ!

話を戻そう。
今まで私は、推しが先に抜けることはあっても、残るパターンは実は今回が初めてである。
推しが抜けたあとのグループを応援していたこともあったが、いつしか距離を置いてしまったことも数知れず。
さて今回、どうしたもんか。
そんなことは迷うはずもなく、残るのなら応援するの一択だった。

しばらく、おやすみします
IKEさん脱退が発表される数日前、YouTubeのコミュニティに投稿されたMOMIKENさんのコメント。
こんな時にまで、リスナーへの気遣いを忘れない律儀な人だ。
投稿された当初は、何があったのか全然わからなかったが後日、その答え合わせを知って、慌てて二通めのコメントを送信した。
コメントを送れば、時差でもいいねが返ってくるので、そこでMOMIKENさんの生存確認ができたのはありがたかった。
こんな時にまで、ちゃんとコメント見てくれるなんて、ほんとに神だ。

今私たちが下を向いてる場合じゃないと思った。

下を向いて、歩いてちゃ見えない
明日の足音
Wendyの歌詞が刺さった。

再開します!
発表から10日後、マイスパとエアゲの生配信にて、3人の顔を見ることができた。
服装もあってか、笑ってはいるが暗かった。
SPYAIRはほんとに、作り笑顔が下手くそなバンドだ。
ここから毎週のように配信をしてくれたが、最新情報もあるわけもなく、近況報告もネタが尽きたような気がした。

新しいボーカルを探すと、けっこう最初の配信で言っていた気がするが、前進する気配はなかった。

私は漠然と、3人で音を出したら、何か変わるんじゃないかと思った。
同じように思っていた人もいたようで、リアタイできなかった配信で、誰かがコメントしてくれていた。
インストでも、3人で音を重ねたら、音楽でつながったのなら、何か気持ちの変化もあるはずと、音楽の奇跡にかけた。

新しいボーカルはこの時点で、受け入れがたかった。
せめてゲストボーカルとか、サポートボーカルから始めてほしいとさえ思っていた。
だって、SPYAIRのボーカルはIKEさんしか知らないから。
知らないから怖いんだと思った。

歌がうまくて立ち姿が良い人なら、人柄は二の次と言っていた3人。
新しいボーカルというワードに、どうも異物感が拭えない自分がいた。

3人で順番に歌えば良いじゃん、キャンプファイヤーでも良いよとさえ思っていたし、ボーカル無しでインストだけでライブやっても行くよと思っていた。

頭では、新しいボーカルが見つかって、音楽活動が軌道に乗らないと、バンドの存続が危ないことはわかっていた。
大人だからね。

現実は待ってはくれない。
皮肉にも、ベースレッスンでJUST ONE LIFEをやっていて、先生に「ボーカル聞いて合わせられると良いよ」と言われた。
ボーカル聞いて?
oh!オレキョクキケルノカ?
心配ないんだよオーマイフレンド
語りかけてくる歌詞。
全く天才だな。
歌詞を心に入れない呼吸で乗り切った。
起死回生あるのか?

その2へ続く。

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