見出し画像

ブックカバーチャレンジ

鍾乳洞フェチの友人に熱望され、ADAMat浜松ライブの前に遊びに行った竜ヶ岩洞。その壮大な鍾乳洞をたっぷり堪能したあと、最後のお土産ものやさんで見つけた一冊。竜ヶ岩洞の調査、発掘を経て整備し、オープンにこぎつけた戸田貞雄氏の物語。全編漫画で楽しめる。正直行ってバブル期を感じるような設備もあるのだが、上っ面に見えるものだけで決めつけてはいけないと思うほど、努力と情熱に満ちた物語であった。多少の味付けはあると思うけれど、現地で実際に案内してくださったスタッフさんたちは皆さんこの場所が好きで情熱をもって働いている感じがしていたので、この漫画も虚飾と思うことなく素直に読めた一冊。どんな施設にも、いまは陳腐にみえる部分があっても、歴史が、物語があるものですね。あぁまた行きたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?