どう描くか(状態)が何を描いたか(結果)を導く

子供たちの長い夏休みが終わり新学期(アメリカは夏休み明けが新学期)から早2週間、「子供の学校が始まったら絵を沢山描きたい!」と思っていたので、新たに日課としてペインティングでスケッチを始めてみました。

ジェスチャードローイング(略してジェスドロ)を初めて約4ヶ月。続ければ日々の上達を感じるし、何よりやることに対するハードルの低さに感動しています。一体1〜2分でトータル20分くらいだと思うと腰も重くならないし、失敗しても練習だからいいや、と思える。運転もガチガチにハンドル握ってたら上手く運転できないように、いい塩梅が本当に継続を可能にしてくれています。

ジェスドロもいいけど色を使ってペインティングしたい。そう思いつつも腰が上がらずにいたのは、元々油絵を描いていたからかペインティングに対して、準備も面倒だし場所も時間もかかるし…という気持ちでした。しかし、今やプロクリエイトでどこでもいつでも手軽に描ける時代。にも関わらず腰が重かった本当の理由は、「描くからには上手く描かないと」という自分を縛る心の声でした。

では、この縛りをどう取り除くのか?ジェスドロのように気軽に継続するにはどうしたら良いのだろうか?

そう考えていたところ、以前からTwitterで気になっていた#トン活のハッシュタグを思い出しました。ジェスドロ感覚で日々のトレーニングとして捉えれば良いのかな?そう思い早速ちょっとした空き時間に1時間と時間を決めトレーニングと割り切って描いてみると、

「頭もスッキリするし、なんだか楽しい!」

出来上がりの結果を気にすることなく筋トレ感覚でやれば気軽にできるし、1時間だからこれくらいしか描けなくてもいっか、と自分に対しての言い訳もできる。(良し悪しは別として)

  • 時間が取れた時に描けばOK

  • 1時間で描けるところまででOK

を条件に繰り返していくうちに、「1時間で空間を表現するにはどうしたらいいんだろう?」だとか「もう少し時間内で要領良く描くには?」と色んな課題が見えてきました。

出来る出来ないというより、例えば子供が躓かないように目の前の枝を一つずつどかしてあげる、そんなちょっとした自分への気遣いが必要だったのだなと。「楽しんで続けたらその先どこかへ辿り着くのかも」と思うとワクワクするし、それならば、ととりえず出来る範囲で日々描いていこうとモチベーションにもなるのです。

よーし、頑張るぞ〜!


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