北初富文化祭と私。そしてあたたかい人々。

彩奈です。
以前北初富文化祭についてふわっと触れたと思うのですが、もう少し詳しく書いてみようかなと思います。

時は遡ること、、、ごめんなさい、思い出せなかった。
開催は10月ですが、それよりもずっとずっと前から話ははじまっていました。

北初富HWGで、「どこか出番ないですかー!?」のような感じでスタッフさんに聞いた覚えがあります。
提案してくださったのが、北初富文化祭。
前のバンドで出演する予定でした。

ですが、バンドは解散。
ただ学校の部活動とは違って北初富文化祭は「お仕事」だと思っていたので、
校内ライブは出なくてもいいからせめてこっちには出演しよう。と説得していました。
私たちのために動いてくれている人が沢山いる、お金だって動く。何日も何ヶ月も前から入念に計画を立ててくださる人だっている。ということも伝えました。
でもバンドメンバーはわかってくれなかった。「ライブが怖い」とあまり聞く耳を持ってくれなかった。
(その後すぐに校内ライブで新バンド組んでライブしてたのは誰かな??あれれ??とも思ったのですが賛否両論ありそうなので黙っておきます。)(はっきりいって今が楽しいし皆のことも楽しませることが出来てると思うので辛い過去はどうでもいいです。)

恐る恐る出演辞退の旨をスタッフさんに伝える。
どうして出たくてたまらない私が泣きながら伝えなければならないのか。ほかの3人の分も謝らなくてはならないのか。不服でたまらなかったです。

そこからスタッフさんと私で話し合いを重ね、「officialマカロニしすたーず」での出演を決定。
そこからはただ、本番まで死ぬ気で頑張るしかありませんでした。

北初富文化祭当日。
当たり前だけど初めて会う方が沢山いました。
中には何回か会う子もいたけれど、それでも緊張は拭えなかったです。
室内外どちらもステージがあり、ライブは交互に行われるのですが、私達の出番は室内。いつもと同じ景色でライブができることに、少しだけ安心しました。
軽くリハーサルを終え、本番。
先程感じた安心は、元からなかったかのように消え去ります。
演者もお客さんも座っているし、私の隣にはアコギを持つ先輩。
いつもと同じ景色なんかじゃなかった。何度も足を運んだHWGじゃなかった。

連日のプレッシャーやストレスにより、当日酷く風邪をひいていて、万全の状態で歌うことは出来なかった。
バンドの解散、焦って埋めた出番、それでも協力してくれたスタッフさんと先輩。色々な壁を越えてきたはずなのにちゃんとした演奏ができなかった。
私の実力は、その程度だったのです。

演奏が終わり、お客さんに挨拶。
幕が閉じて、ステージを出ようと立ち上がる。
涙が止まらなかった。先輩にありがとうと言いたくて泣くのを我慢しようとしても、いくら拭っても、止まらない涙。
先輩は優しく私を抱きしめて、「頑張ったよ、しんどかったね」とか色々、声をかけてくれた。

控え室に戻ると、私の大好きな元スタッフの方がいました。
顔を見て、また涙が出ました。
その時たまたまそこに居合わせた初対面の方も、優しく声をかけてくださって。
自分の実力の低さに目を向けられなくなったと同時に

ここには私の居場所があるのかもしれない

と感じた瞬間でした。
そして、もう少し頑張ってみようじゃないかと思いました。
解散したのを後悔させるくらい上手くなって、相手が嫉妬するくらい充実した日々を過ごしてやろうと決めたのもこのときでした。

今はどうでしょうか。私の歌は当時に比べて上手くなっていますか、、?
軽音だろうがなんだろうが、誰かが褒められているのを見る度に、私の中に根付く嫉妬心が沸騰し始めます。
それが私の原動力になっているのです。

ここまで読んでくださってありがとうございます。
もっともっと頑張るから、皆、応援していてください。では。

追記
すごい素出しますね。今から。
あのねギターの子私ここで初めてあったと思ってたんだけどもっと前から知られてたみたい〜!嬉しい〜!!!!

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