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アメリカ生活に向いている人

アメリカというのは好き嫌いが分かれる場所だと思う。旅行ならまだしも、長期間にわたって住む場合は自分に向いているか見極めるのも大事。個人的に重要だと思う日本とアメリカのざっくりとした違いと、移住生活に向いている人の特徴をまとめました。

治安の悪さを許容できる人

アメリカの都市は基本的に治安が悪いです。最近も職場の近くで銃を乱射した人がいましたし、電車の中では薬物で意識のない人や、なにやら叫んでいる人を見るのは日常茶飯事です。あと体の小さい女性は防犯用の唐辛子スプレーを持っている人が多い。日本ではあまりこういう状況には出くわさないように思います。

自炊能力がある、または食にこだわりがない人

アメリカの外食はチップの文化もあって非常にお金がかかるし、日本食というのはアメリカだと高級料理なので、よっぽどお金持ちでないと毎日日本食を外食で食べるのは無理でしょう。日本食が好きで、でも自炊ができない人はアメリカで暮らすのはつらいかもしれません。あとは、日本の安くておいしい外食がないと無理、という人も…

私は日本食大好き(で、ピザとかハンバーガーとかフライドチキンはあまり好きではない)ですが、自炊も大好きなのでこれはあまり問題ではありません。ほしい調味料(醤油、みそ、みりん、米酢、酒、オイスターソース等)は比較的手に入りやすいので、それなりに自炊が苦痛でなければ食べ物にはそこまで困らない。

湯船につかれなくても困らない人

まず、日本のユニットバスのように洗い場と湯船が分かれたお風呂がついている家はまずありません。しかも基本的にアメリカはどこでも水不足なので、湯船に毎日つかるというのは推奨されていません。

これは私は結構悲しいです。温泉や大浴場が大好きなので。まあしょうがないということで割り切ってはいますが…日本に帰国したときは温泉に行きたいです。

(ダニによる)アレルギー性鼻炎に悩まされている人

これはあまり知られていないかもしれませんが、ダニによるアレルギー性鼻炎に困っている場合は、アメリカに限らず湿度の低い場所に移住するとQOLがあがるかもしれません。ダニの天敵は乾燥なので。さらにカーペットではなくフローリングの家を選ぶとなおいいと思います。

私は小さいころから通年性の(主にダニとハウスダストによる)アレルギー性鼻炎に悩まされていて、夜は薬を使わないと鼻から息ができず就寝できないというひどさだったのですが、こちらに移住してから全くと言っていいほど鼻炎がなくなりました。昔はティッシュなしの生活なんで考えられなかったけど、今ではほとんど買う必要もありません。

アウトドアアクティビティが好きな人

ハイキング、山登り、サイクリング、キャンプ、スキーといったアウトドア系のアクティビティは、体感だとアメリカのほうが日本より盛んだと思います。私もこちらに来てからハイキング、山登り、サイクリングなどの面白さを発見しました。アメリカの国立公園は数もあるし、とてもきれいなところが多いので、自然の中で過ごすのが好きな人にとっては住みよいところかもしれません。

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