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これからの私の音楽

自分だけではなく、聴く人が自由になれるような音楽を奏でたい。その為にはどんな労力も惜しまない。ジャズの勉強をしつづけているから聴いた人にそれが聴こえすぎて怖いと思われることもあるだろう。しかし、それ以上に音楽を通じて自由を謳歌し、表現したい自分の音楽が聴く人に伝わってくれたら嬉しい。何年も自分を解放できる表現の場に不自由を感じ、その辛さを味わったからこそこういう気持ちになれるのであるから、その境遇にも感謝するべきだろう。言ってみれば腕を磨き続けているコックが作る食べ物を出す場所がないようなもの。だが食べてもらいたいし、食べたい人もいる。

このアナロジーで続けると、ここ10年の私の人生はこう。

その都度屋台を一から組み立て食べ物を作りサーブする。果ては組合を立ち上げフードフェスティバルまで企画運営し、自分以外のコックにも食べ物をサーブする場所や機会があれば良いなと願い、日々努力を重ねてきた

でもそのチャプターを今年は終えます。これからは「自分の味とそのプレゼン」に拘っていきたい。いろんな人に味わってもらいたい。

ジャズという音楽に本気で関わって30年になります。作曲し始めて40年以上経ちます。「これから」感バリバリ。芸術家でよかったと思うのはここ。

聴きに来てください。呼んでください。

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