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精華大学へ行ってきました。

残暑お見舞い申し上げます。

昨日は精華大学の教授である安田昌弘先生にお誘いいただき、ワークショップを行ってきました。

私も2年に渡って(2018と2019年に)出演させて頂いた地元の地域型音楽/文化フェス「一乗寺フェスティバル(以下DOP-Day Of Pleasure)」が今年コロナ後初めて有観客で行われる事になり、そのプログラムの一環として精華大の生徒さん達がフェスに来られる方誰でも参加出来る「自作の楽器で即興で音楽を演奏するワークショップ」を行うという事で、白羽の矢がグサっと。

と言うのも、DOP2019では演奏の枠の他、例の私集団即興ワークショップ「ジャングルジャム」でも参加していました。その流れで今回のワークショップに至り、フェスのディレクター谷田君とも昨日は久々にお会い出来ました。

安田先生とは元はと言えば谷田君のお店でお会いしましたが、私が長年臨時講師として勤務していたシンガポールのラサール芸術大学に来られていた際にもお会いしたり、ご縁があり今回呼んで頂きとても光栄でした。

以下忘備録。

久々に学生さんと触れ合う機会の中で「誰でも参加出来る、音楽の場」を作るのは まず望む結果/主旨をはっきりさせ、即興(その場で自由に)で音楽を演奏する事を理解してもらう所から始まるのですが、その為には「好きな様に/なんでもいいから/感じたままに/音を出してね」と言うタスクをクリアする必要がある事が如何に難しいかを再認識しました。何度もやっているワークショップですが、今回は全員音楽科の生徒ではないので、色んな角度からアプローチを試みました。

みんなに加わって欲しい、みんなで楽器を作って、音を鳴らして楽しい時間を過ごましょう、という漠然とした目標に向かっていく、と言うタスクが目前に迫ります。

ジャズミュージシャン、即興奏者として長年活動して来た中、表現する事が当たり前ですし、周りも同じ様な経験者が集まっています。

でも一般の方は違います。
譜面ありき、なんなら全く音を出したことがない方もいる。いわば「即興で演奏」は未知の世界ですので、さあどうぞ、と言われると「怖い」「好きな様にと言われても」「パニック」と言う気持ちになります。では音を出して即興で演奏し、楽しみを分かち合うには導入ステップが必要なわけで、昨日はそのあたりをみんなで演奏したり考えたり試行錯誤しつつ探っていきました。

自分が初めて即興するだけでなく、今回は更に「ワークショップを進行する側」としての心構えが必要なので、その辺もチャレンジでしたが、参加者も子供かもしれないし、おじいちゃんおばあちゃんかもしれないし、プロのミュージシャンもいるかもよ!などと想定しつつ、色んな形で司会進行してもらったり。。。みんなとっても頑張っていて2時間で一人一人の成長が見られました。

10月初旬に又伺う事になりましたが、それまでみんなで集まって練習するそうで成果が楽しみです。本番は10/21の一乗寺フェスティバル。生憎当日私は演奏が入っていますが、それまで出来る事をやりたいと思います。

この様な機会を与えて下さった安田先生、そしてフェスにこんな素敵な企画をプログラムしてくれている谷田君とDOPに感謝です!

一乗寺フェスティバル企画部はこちら:
https://instagram.com/planning_dop_inc

ライブ音楽、出店、参加型ワークショップに盆踊りなど盛りだくさんなので10/21は是非遊びに行ってみてね!

#左京マター

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