見出し画像

水彩紙も風邪を引く、私も風邪を引く

おはようございます。風邪で3日間寝込んでいました。先週の中頃に急に喉が痛くなって、土日ゆっくり休んでいれば治るかな、と思っていましたが全く治りませんでした。平日の仕事を乗り切って土日に休養する判断が裏目に出て、どの病院も閉まっている中布団の中で苦しむ羽目になりました。

昨日は泣く泣く仕事を休ませてもらい病院へ。コロナ、インフルは陰性でしたが医師いわく「喉がただれている」そうで、激しく風邪をこじらせてしまったみたいです。処方された薬を飲むと今まで立つこともままならなかった苦しみが7割型消えました。医学の力とは素晴らしいものです。

小康状態の私は早速机に向かい、描きかけのイラストの続きを描くことにしました。ところがその時、さらなるトラブルが私を襲うことになったのです。


 いわゆる「風邪を引いている」状態の水彩紙。謎の斑点が絵の具の中に浮いている…

私だけじゃなく水彩紙まで風邪を引いていたのです。

「風邪を引く」とは、水彩紙が湿気の影響で劣化してしまった状態を言います。水彩紙が風邪を引いてしまうと絵の具を塗ったところにぼつぼつと謎の斑点模様が浮かんでしまいます。

私は長らく水彩紙が風邪を引く状態を知らなかったため、自分の描き方が何か悪いせいで斑点模様が浮かぶのだと思っていました。「消しゴムを強くかけすぎたんじゃないか?」「絵の具をにじませるタイミングが悪かったんじゃないか?」等……本当は紙が劣化していたせいだったんですね。

私はブロックタイプの水彩紙を使っています。水張りをしなくて良いのでとても楽なのですが、下の紙にだんだん湿気が移ってしまうみたいなんですね。これを防ぐにはシリカゲルなりを使って保管するとか、付け焼き刃ですが制作後はドライヤーで乾かすなどの工夫が必要かもしれません。これからの季節はどんどん湿度が上がってくるので、早めに対策しないと……

おまけ
シンプルなカエルのイラストを1点アップしました。他にも2点公開予定なのですが最近イラストACの審査が遅くて……

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?