第74回NHK紅白歌合戦 白組最終予想

第74回NHK紅白歌合戦 白組最終予想です。
紅組や特別企画の方も別の記事で載せています。

<白組出場予想>計22組
imase (初)
King Gnu (3)
郷ひろみ (36)
斉藤和義 (2)
JO1 (2)
純烈 (6)
鈴木雅之 (6)
Stray Kids (初)
SEVENTEEN (初)
10-FEET (初)
新浜レオン (初)
Vaundy (2)
BE:FIRST (2)
福山雅治 (16)
藤井風 (3)
藤井フミヤ (6)
星野源 (9)
MAN WITH A MISSION×milet (初)
Mrs. GREEN APPLE (初)
三山ひろし (9)
山内惠介 (9)
ゆず (14)


<以下アーティスト別寸評>  ※五十音順

imase(初)
TikTokを中心にヒット中のシンガーソングライター。動画総再生回数は50億回を超え、韓国の配信サイト「Melon」総合デイリーランキングでもJ-POP史上初のランクインを果たした。Adoやセカオワ、THE ALFEEなどと同レーベルなのは少し気になる点。

King Gnu(3) ※millennium parade
今年は台北アリーナで開催された中華圏最大の音楽アワード「第34回金曲奨」にライブ出演。また、アニメ「呪術廻戦」のテーマ曲を担当し、大ヒット中。過去曲も「一途」がストリーミング再生数2億回、「白日」が6億回を突破。来年は5大ドームツアーを開催予定。millennium paradeとして椎名林檎とコラボ主演する可能性も。露出の少なさはちょっと気になる。

郷ひろみ(36)
前回、前々回と白組最多出場で最年長。ベテラン歌手が減った白組歌手の中でも貴重な存在。去年は久々に新曲を披露した。35回出場した歌手で唯一トリ歌唱がない。地上波の音楽番組にはよく出演している。辞めJなのは気になる点だが、紅白の選考にどれくらい影響があるのかは未知数。

斉藤和義(2)
今年デビュー30周年でアニバーサリーライブも開催。また、ライブ・エールにも出演した。ライブ・エールに出たアニバーサリー歌手がそのまま紅白に出場した例は過去複数ある。

JO1(2)
今年発表した曲も変わらず人気が高い。またJO1が日本の魅力を発信する特番、「JJJJO1」の放送や、NHKドラマ初出演などNHK出演が今年はかなり多い。ボーイズグループ全体の情勢を考えると連続出場の可能性は高いはず。

純烈(6)
今年から新体制になった純烈。去年は初の後半&メドレー歌唱。1〜7月のうたコン出演数は全アーティストの中で最も多い6回で密着取材も行われた。新曲の売上も好調で、「だってめぐり逢えたんだ」が4年ぶり3作目のゴールドディスク認定。さらにNHK東北温泉地応援プロジェクトのテーマソング「とうほくであったまろう」なども担当し、今年の出場は間違いないはず。

鈴木雅之(6)
今年はアニソンで高城れにとコラボ。そのため裏番組の出演やオファーによってはそちらを優先する可能性も。SONGSやMステなど地上波の音楽番組にはよく出演しているが…。

Stray Kids(初)
今年デビュー5周年。今年発売のアルバムは初週で売上ハーフミリオンを突破。また、初の日本ドームツアーも行われ、Venue101ではスピンオフ特番が組まれた。ただ同じ事務所には去年紅白出場のNiziUやTWICEが所属しており、枠数を考えると出場するには入れ替わりが必要か。

SEVENTEEN(初)
今年はNHK MUSIC EXPO 2023やSONGSに出演し、香取慎吾とのコラボ楽曲も話題になった。また、今年発売したアルバムが全世界で売上620万枚を超え、K-POP史上最高の売上を記録した。出場の可能性は十分にありそうな予感。

10ーFEET(初)
映画「スラムダンク」の主題歌「第ゼロ感」が大ヒット。ワールドカップの影響もあって再び注目が集まっている。ただレーベルや音楽番組への出演の少なさを考えると他のバンドよりは可能性が下がりそう。

新浜レオン(初)
アニメ「名探偵コナン」スピンオフ作品のテーマ曲「捕まえて、今夜。」の再生数がTikTokで7300万回、MVで300万回を記録。またうたコンに5回出演し、男性演歌歌手の中では単独トップ。他にものど自慢への出演(今年2回)などNHKに推されている印象はある。令和初の演歌歌手初出場に期待がかかる。

Vaundy(2)
前回歌唱の「怪獣の花唄」がストリーミング再生数3億回を突破しチャートでも上位をキープし続けている。他の楽曲もタイアップなどが多く、ヒットしているが、それを超えられていない印象はある。

BE:FIRST(2)
今年はNHKライブ・エールや夏の大型音楽番組などに多数出演。さらに今年の11月からアリーナツアーも開催。THE FIRST TAKEでは「Bye-Good-Bye」が披露された。ストリーミングやダウンロード、CD売上、話題性、ボーイズグループ全体の情勢を考えると連続出場は間違いないはず。

福山雅治(16)
今年日本武道館で約3年半ぶりの「声出し解禁」ライブを行った。また、ライブエールでは「少年/甲子園〜新しい夏 ver.〜」をプレミアムライブで披露。数少ない白組ベテラン歌手として今年も出場してくれるはず。

藤井風(3)
今年は自身初の6都市8公演でのアジアツアーを開催。また楽曲面は「ガーデン」がロングヒットし、新曲「Workin' Hard」が、バスケW杯テーマソングとして起用された。ただメディア露出の数を考えると何年も連続出場するタイプのアーティストではなさそうなので、タイミングを見て手を引くこと可能性もある。

藤井フミヤ(6)
今年チェッカーズのデビューから40年、ソロデビューからは30年。NHKでアニバーサリーを記念した特番も組まれ、去年「SONGS」に14年ぶりに出演した。ベテランアニバーサリー復帰枠候補の筆頭になりそうな予感。

星野源(9)
新曲「生命体」が世界陸上のテーマ曲として起用された。またサマソニ出演などライブ活動も活発。NHKではおげんさんのサブスク堂が複数回放送されるなど、貢献度もバッチリ。

MAN WITH A MISSION×milet(初)
「鬼滅の刃」主題歌、「絆ノ奇跡」と「コイコガレ」が今年大ヒット。鬼滅の曲はここ数年紅白で取り上げられており、出場の可能性は高いと考える。枠組みが非常に悩ましいところだが、マンウィズメインの「絆ノ奇跡」の方がヒットしており、披露する可能性が高いため、白組で出ると予想。

Mrs. GREEN APPLE(初)
今年紅白内定報道が出た。メディア露出も多く、過去曲や新曲も伸び続けている。人気や数字は他のバンドと比べてもトップクラスで出場の可能性は高いが、過去のヒット時に出ていないのは気になる点。ここ数年バンド勢は候補が多く、ヒットして出場しないケースも多数あるが果たして。

三山ひろし(9)
今年デビュー15周年で朝ドラ「らんまん」にも出演。けん玉演出は過去に6回行われており、その内5年は後半歌唱とかなりの高待遇。少ない白組の演歌歌手として貴重な存在ではあるが、売上が年々下がり続けている点はネックか。

山内惠介(9)
新曲の「こころ万華鏡」は発売1ヶ月で演歌歌手トップの約3万枚を売り上げた。MV再生数も相変わらず高く、順当に行けば選ばれるはず。近年の演出面はちょっと心配。

ゆず(14)
今年デビュー25周年で全国ツアーを開催。近年過去曲歌唱が続いているが、アニバーサリーの今年はさすがに落ちないはず。


<他候補> ※五十音順

INI(初)
去年は初のアリーナライブツアーを開催し、今年も開催予定。NHK出演も増えてきた。ただ、LAPONE内だと特番やドラマ出演などがあったJO1よりは可能性が下になりそう。また、他のボーイズグループの人気も考えるとLAPONEから2組出るよりも他のK-POPに枠が回される可能性の方が高い気はする。もう少し一般や楽曲の知名度があれば、可能性は上がりそう。

WEST.(初)
来年デビュー10周年。出場があるとしたら来年の方が可能性は高そう。事務所の現状を考えると今年出場できる可能性はかなり低いように感じる。

エレファントカシマシ(2)
今年デビュー35周年。4年ぶりのシングル発売やアリーナツアーなどを開催。前回は30周年時に出場したが果たして。バンド候補が多いのはやはりネック。

ENHYPEN(初)
楽曲はSpotifyやMVなどで人気。実績を考えても全然出場してもおかしくないくらいだが、ボーイズグループの層やレーベルを考えると優先度はそこまで上の方にはならないかもしれない。

織田哲郎(初)
今年ソロデビュー40周年。ベテランアニバーサリー歌手の出場候補の1人。

Official髭男dism(4)
今年はNコン課題曲や「東京リベンジャーズ」のオープニングテーマを担当し、Billboard総合ソング・チャート“JAPAN Hot 100”では、2023年上半期の首位を獲得。また、ストリーミングも好調でストリーミング1億回再生突破曲は14曲に増えた。9月に約2年半ぶりのシングルを発売したが、出演は喉の状態次第。復帰したとしてもライブ活動を優先する可能性がある。

ORANGE RANGE(3)
今年メジャーデビュー20周年。去年はNHK沖縄放送局「本土復帰50年」テーマソングを担当した。アニバーサリー歌手として復帰候補。

香取慎吾(初)
今年はSEVENTEENとのコラボ楽曲も話題になった。出場すれば話題にはなりそうだが、出場するイメージはあまり湧かない。

関ジャニ∞(12)
今年選ばれれば嵐に並ぶ12回目の出場。ただ、村上信五が司会のSONGS OF TOKYOは終了し、CD売り上げは下がり気味。事務所の現状を考えても出場できる可能性はかなり低いように感じる。

キタニタツヤ(初)
アニメ「呪術廻戦」のテーマ曲、「青のすみか」が大ヒット中で数字も上昇傾向。アニソンのヒットの多さとレーベルがソニーなのは気になる。

KinKi Kids(3)
今年結成30周年。新曲のリリースはあるものの、事務所の現状を考えると出場できる可能性はかなり低いように感じる。

King&Prince(6)
今年はオリコン上半期アーティスト別売り上げで1位を獲得。また、アルバムが売上30万枚を超え、6作連続の1位を獲得。これは男性アーティストでは22年ぶり2組目の快挙。ただ、事務所の現状を考えると出場できる可能性は低いように感じる。

Creepy Nuts(初)
ヒップホップでの人気はトップクラスで、出場予想でもここ数年は毎年名前が出る。ただ、話題性や勢い、楽曲人気は去年や一昨年の方があるように感じる。

Saucy Dog(2)
去年披露の「シンデレラボーイ」がロングヒット中。新曲もストーリーミングは好調だが、MV再生数は低め。また、去年は多数あったタイアップも今年は少ない。他のアミューズのアーティストと入れ替わる可能性が高いのでは。

真田ナオキ(初)
今年上半期の演歌・歌謡CD売上は4位。売上自体は年々増加傾向にあるが、紅白の演歌枠が減少し続けている点と若手演歌歌手にライバルが多い点、うたコン出演が今年1回だけなのはネック。正規枠で出れなくても師匠の吉幾三が特別枠などで出場すれば揃って出場するかもしれない。

THE RAMPAGE(初)
最近は売上・再生数共に好調。また所属するLDHも今年創業20周年を迎えた。ただ、他のダンスグループのヒットも多く比較してもだいぶ厳しそうではある。

THE ALFEE(2)
今年結成50周年。シングルリリースやドラマタイアップなど40年ぶりの紅白出場に期待がかかる。

湘南乃風(初)
今年メジャーデビュー20周年。ヒット曲は多数あるも紅白出場経験はなし。今年は期待がかかるが、去年はももいろ歌合戦に出演し、オファーによってはそちらを優先する可能性も。

SUPER BEAVER(初)
今年は映画「東京リベンジャーズ」の主題歌を担当し大ヒット。音楽番組出演も多かった。白組の初出場バンド候補の多さやレーベル(ソニー)を考えると出場はやや難しいか。

須田景凪(初)
今年ボカロPとして活動してから10周年。「シャルル」はYouTubeで累計再生数が1.3億回と大ヒットし、多数の歌い手にカバーされ、カラオケでも人気の楽曲。また、アニメや映画、ドラマにNHK 「みんなのうた」など幅広いタイアップもある。ただ、大晦日にCDJ出演となると出場はかなり厳しそう。

菅田将暉(2)
今年SONGSに初出演。ライブツアーも開催された。レーベルがソニーなので他の歌手を優先する可能性が高そう。今年はちょっと難しいか。

SixTONES(4)
「こっから」がYouTubeで1億回再生を記録。レーベルはキンプリやなにわ男子より有利。ただ、事務所の現状を考えると出場できる可能性はやや低いように感じる。

Snow Man(3)
今年発売のシングル・アルバム全てと過去曲の「HELLO HELLO」などが売上ミリオンを達成。ファンクラブ数も100万人を突破し人気は全く落ちていない。ただ事務所の現状を考えると可能性はやはり下がりそう。

SEKAI NO OWARI(7)
「Habit」がロングヒット中だが、新曲の再生数は落ち着き気味の印象。バンド枠は毎年入れ替わりが激しいが、紅組・白組両方から出れるのは大きい。

Da-iCE(初)
過去曲はロングヒット中だが、新曲の伸びはイマイチ。ボーイズグループ全体の情勢的に今年はかなりチャンスだが、勢いが落ち着き気味なのはネック。

辰巳ゆうと(初)
今年上半期の演歌・歌謡CD売上は3位。ただ売上自体は去年や一昨年の方が高い。活動休止中の氷川きよしと同じ事務所で代わりに…の可能性も。うたコンへの出演は多いが、のど自慢への出演が今年ないのは気になる。

Tani Yuuki(初)
「W / X / Y」がストリーミング総再生数5億を超えロングヒット中。昨年は不出場だったが、ヒットして数年後に出るパターンも近年の紅白では多く、1年遅れの出場を期待したい。白組のソロ歌手はベテラン勢がほとんどだがどこまで食い込めるか。

TOMORROW X TOGETHER(初)
今年はアジア・アメリカの13都市を回るワールドツアーを開催。日本の音楽番組への出演も多く、Venue101などNHKにも出演。売上は高いが、K-POPグループの候補が多く、出場は微妙。

Travis Japan(初)
去年アメリカでメジャーデビューを果たした。CMを中心にタイアップも多数あるが、事務所の件を考えると今年は厳しいか。

TREASURE(初)
今年日本デビュー。去年初の日本ツアーを開催し、韓国アーティストの初来日ツアーとして史上最多21万人動員した。NHK出演もあり、グループに日本人がいることもプラス要素。

なとり(初)
一昨年から活動を始めた若手シンガーソングライター。「Overdose」がヒット中でMVは1億回、ストリーミング再生数は1億5000万回超え。注目度も日に日に高まりつつある。

なにわ男子(2)
今年はSONGSに出演するなど相変わらず露出も多い。新曲の売上はメンバーや事務所のスキャンダルもあってかやや下がり気味。事務所の現状を考えると出場できる可能性は低いように感じる。

NEWS(初)
今年デビュー20周年。12月に3人の現体制で初となる東京ドーム公演を開催することが決定。事務所の騒動を考えると出場はかなり難しそう。

マカロニえんぴつ(初)
去年は出場濃厚記事が出たが不出場。今年は「リンジュー・ラヴ」 のヒットやEテレ「天才てれびくん」テーマソングのタイアップもある。レーベルはトイズで、常連のゆずを始め、初出場候補のanoなど、ライバルは多いが念願の初出場なるか。

三浦大知(5)
今年は全国16会場でライブツアーを開催。ただ、新曲は売上・再生数共にあまり話題になっていない印象あり。

優里(初)
新曲「ビリミリオン」は7曲目のストリーミング再生数1億回を突破。過去曲も人気が高く、前から出場していても全然おかしくはないが、ここ数年出ていないとなると今年も難しいか。民放の歌番組には多く出演しているものの、NHK出演が全然ないのは気になる点。

wacci(初)
去年「恋だろ」がレコ大にノミネートされ、ストリーミング再生数も1億回を突破。今年は「NHKみんなのうた」へのタイアップもある。バンド候補が多いのはやはりネックで数字を考えると他のバンドが選ばれそう。


<追記>
情報や数値の間違いがあればコメントやリプライでお願い致します。情報や寸評は厳選して載せています。


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