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AnchorからApple Podcastへ配信ができなくて困った話

今回のテーマは、ポッドキャストの配信トラブル。
ロードレースにも自転車にも直接関係はありませんが、自分の備忘のため、そして同じ事象で困っている人の参考のために書いておきます。

ポッドキャストをやっております。ロードレースを愛する男女コンビが自転車やロードレースについて語る「High Cadence Radio」という番組です。相方のイギータグチがキレキレで面白いので、よかったら聴いてみて下さい!

(1)便利なAnchor、しかし配信トラブルが発生

Anchorは無料のポッドキャストアプリ。無料で利用でき、スマホがあればポッドキャスト配信ができるというスグレモノです。

Anchorが素晴らしいのは、他のプラットフォームに一括で配信ができるところ。自動でApple PodcastやGoogle Podcastsなどへ配信してくれるのです。

便利なAnchorのおかげで10を超えるエピソードを複数プラットフォームにサクサクと配信してきたのですが、ある日Apple Podcastにアートワークの変更が反映されていないことに気付きます。
その後配信した最新エピソードもアップされない。変更が反映されているのはAnchorとSpotifyのみで、他のプラットフォームは全滅。
それまで配信できていたのに急にできなくなってしまったというケースはあまりないようで、ネットで検索をしても解決策がわからず、Anchorへ問い合わせてみることにしました。

(2)Anchorのサポートへ問い合わせ

Anchorのサポートページはすぐ見つかりました。
こちらのフォームから問い合わせると、すぐに返信が。

Anchorのサポートページは当然のように英語。この後も全て英語でやり取りが続きますが、ありがたいことに簡単な英語で通じました。

Anchorの担当さん曰く、ポッドキャストの音声データをまとめて配信するRSSがきちんと反映されていなかったのでは、とのこと。再度反映したのできっと大丈夫だよ、と言われたのですが、待てども待てども反映されません。
再びAnchorに問い合わせると、他のプラットフォーム側の問題の可能性があるのでそちらに問い合わせてみてほしいとのことでした。

(3)Appleのサポートへ問い合わせてみる

Appleのサポートページはこちら。
iTunes Connect内にありApple IDでログインが必要です。

こちらも英語。簡単な英語でやり取りできたのでご安心を。

ちなみに真っ先にAppleに問い合わせたのは、Apple Podcastの再生数が他のプラットフォームに比べて多いからです。ユーザーが多いのでしょうね。

私達のポッドキャストのURLを添えて問い合わせると、オーナーがAnchorになっているため、オーナーを私に変更してからの対応になるとのこと。

オーナーの変更に必要な手順は2つ。
①私のApple IDに使用しているメールアドレスをRSSに反映する
②Appleから指定される6桁のコードをRSSに反映する

上記2つの手順をAnchorにお願いしてやってもらってね、ということだったので、Anchorに連絡し、順番に対応してもらいました。

(4)解決

①②が完了すると、そのままAppleがオーナーの変更と配信手続きをしてくれました。無事に最新アートワークとエピソードが反映され、一安心。
何故かGoogle Podcastsなど他のプラットフォームにも反映されていました。
(ちなみにGoogleは日本語サポートに問い合わせましたが、途中で返信が途切れそのまま放置となりました…)

(5)余談

Anchorにお願いした「①Apple IDに使用しているメールアドレスをRSSに反映」と「②Appleから指定される6桁のコードをRSSに反映」の作業、後から気付いたのですが自分でできるようです。
※厳密には①は「Anchorの登録メールアドレス」と「Apple IDに使用しているメールアドレス」が一致している場合のみ可。
手順は下記ページに記載の通り。AnchorのWebページにログインして、Setting>Distriburion>Advanced Settingsから作業可能です。

実は②の6桁のコード反映の際、Anchorから対応完了連絡があったのにApple側では確認できないというトラブルが発生。
何度か「確かに反映している」「いや確認できない」というやり取りをした後、最後はAnchorからコードが追加されているRSSのスクリーンショットを送ってもらい、Appleに転送することで無事に確認してもらうことができました。
万が一同じようなトラブルがあったら「RSSのスクリーンショットをくれ!」で解決しますので、是非参考にして下さい。

(6)最後に

アートワークが反映されていないのに気付いてから問い合わせするまでに間があったので、もっと間髪入れずに連絡しておけばよかった…と感じています。
というのも、AnchorもAppleもサポート拠点は日本にないようで、メールの返信は日本時間の深夜。私が間に入ってメールをやり取りすると、それだけで2日かかります。結局、全てが解決するまでに10日程かかってしまいました。

AnchorもAppleもサポートは親切で返信も早いので、何かあったら即問い合わせがおすすめです。