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「オードリーのラジオはつまらなくなった」の正体

「オードリーのラジオはつまらなくなった」と最近聞くような気がする。

私は「つまらなくなった」とは感じていないけど、最近はラジオでも言葉を選んでいる感じがする。

武道館前も、相応に準備をして挑んでいたと思うけど、最近はフリートークでさえも、考えている感が強いように感じる。

よく考えてみると、
ここ一年でオードリーを取り巻く環境が大きく変わっていた。

「リトルトゥース」の見える化

わかりやすいところでいうと、「リトルトゥース」の見える化だろう。
※リトルトゥースはオードリーのラジオリスナー

玉ねぎの下で2万2千人集め、人気を数字にしてみせたオードリー。
もともと沢山いたが、武道館をきっかけに「アピールしていいんだ」と自信が持てるようになった。

さらに直接的な日向坂効果や、Radikoの普及による全体的なラジオリスナーの増加。

ふと気がつくと「リトルトゥース」という言葉が市民権を得ていた。

それを一番感じているのはオードリーのはずで、選ぶ話題も慎重になっているのは必然だろう。

「第七世代」の後輩の存在

もう一つは「第七世代」という言葉により、先輩になったことが強調されたのでは?と思う。

「第七世代」が定義されたことにより「第六世代」の定義が必要になり、
オードリーは「第六世代」の代表として語られるようになった。

それが影響してかは分からないが、ここ1年でオードリーの番組で後輩をゲストに呼ぶ機会が増えた気がする。

さらに極め付けとして「あちこちオードリー」が開始され、直接トークする機会が増えた。

後輩がオードリーにアドバイスを求めるようになると、
後輩がオードリーのラジオを熱心に聞いていることも知るであろう。

ラジオでなんとなく発した言葉が、後輩にモロに影響を与えてしまうとなると、発言する内容を少し考えてしまうのには同情してしまう。

深夜ラジオっぽさが無くなってしまった

「結婚してからつまらなくなった」という人がいるけど、
結婚トークがつまらないとか、そうではないと思う。

オードリーのANNの力が大きくなり、ラジオで発した1つ1つの言葉が持つ影響力が強くなり、何でも話せる場所としての深夜ラジオっぽさが無くなってしまったんだと思う。

ここ一年で、オードリーを取り巻く環境が大きく変わり、
オードリーは先輩になったのだ。

今後、先輩としてのオードリーの活躍が見逃せない。

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