推しが有料noteを始めて一週間が経った。
若林さんがnoteを始めて一週間が経った。
noteでは「noteの感想はnoteで書く」という文化が推奨されているらしいので、ここで率直な書いてみようかと思う。
もちろんネタバレはありませんが、気になる箇所がありましたらコメントして頂けるとありがたいですが。
なお、noteが始まった時の感想(感情?)は以下のページに書いています。
読者との距離が近い
もともと若林さんの優しい文体のためかわからないが、自分の真横で色々と喋ってくれているような体温を感じる。
noteというサービスの特性上か、若林さんがコメントを読んでいることを伝えているから、細かく投稿してくれているからか分からないけど、連載している時に比べて、読者との距離がものすごく近い。
「心のソーシャルディスタンスを保ってくれませんか???」とニヤニヤしながらツッコミたくなります笑
めっちゃ更新してくれている
エッセイが月2本だけかと思いきや、ツイッター的な文章も含めると、今のところほぼ毎日更新してくれてる。
ツイッターではかけないような長文な文章や、好き嫌いといった公の場では叩かれるような感情を表に出してくれるので、とてもパーソナルな所まで文章に落とし込んでくれている。
公の場ではちょっと言い回しを考えてしまいそうな言葉も率直に書いてくれるので、読者を信頼しているように感じる。
雑誌掲載では得ることの出来ないリアルタイ厶のエッセイ
インターネットの特性上、リアルタイムの文章を読めるのも面白いところ。
毎週土曜日に「オードリーのオールナイトニッポン」をやっているのですが、そこで出てきたエピソードを深堀りした内容もある。
思い返せば、連載中もトークの内容と被ることがありましたが、それはそれで面白かった記憶が。
ただ、同じ話を直後と数ヶ月後とに聞かさせるのとでは、読者として受ける印象が全く違うんですよね...。
コメント欄の読み応えがある
若林さんの投稿に寄せられるコメントは、5行以上のガッツリとした文章が多い。
若林さん本人が読んでくれるのが前提とした文章であり、若林さんの文章に対してどう思ったかを十人十色の文章で寄せられている。
若林さんのAの文章を読んで、私は事柄Bと紐付けながら読んだけど、他の人はCと結びつけて全く違う感想を持ったというような、1つの文章に対して様々な意見を読むことを通しての新たな気付きが多い。
文章を読むだけではなく、様々な人の人生背景と重ね合わせながら読むことで、私たちによって何倍にも深い文章に変わっていくように思う。
荒らしがあった時の対処法が今のところ無い
ここからは購読していて気になるところを書きます。
若林さんのやり方は「有料マガジン」の形式を取っているので、ユーザーを入会・退会を管理出来ないはず。
なので、もし「若林さんに悪口を直接伝えることが出来る!」というような極悪ユーザーがいた場合でも、若林さんの方で退会させるというような管理が難しい。
若林さんがnoteのコメント欄をめっちゃ気にしているのは、文章からなんとなく読み取れるのですが、コメントを求めて投稿するのは、じつは本来のnoteの有料マガジン機能とは若干ズレているんですよね…
呟きとエッセイが一緒なのはやはり気になる
若林さんがnoteをやる前は、デザイン関係の記事が私のタイムラインにいっぱい流れていたのですが、今は若林さんの投稿ばっかりに…
noteをTwitterのように呟く発想自体は面白いのですが、元からnoteユーザーはあまりよく思っていないのではないか?と疑問が残ります。
過激な信者が出ないかが心配
「距離の近さと過激な信者の数は比例する」と、個人的に思っている。
過激な信者とは、「私のコメントを読んでくれているはずなのに、全然参考にしてくれない!」的な勝手な恨みを持たれたり、「若林さんが言っているんだから間違いない!」と盲目になりすぎたりするファンのこと。
兎にも角にも、私も信者の気持ちが分かるので、過去には熱狂的になりすぎて反省すぎることがありました。
芸能界には過激な信者を生みやすいタイプの人がいると思っていて、若林さんはそっち寄りだと思ってるので、今回noteを始めたことで否定的なコメントが出なくなり、これまで以上に熱狂的な信者が増えないが心配。
1000円の定期購読を払えるファンは、ある程度の大人だと信じたいところ。
若林さんのモチベーションが続くかが心配
若林さん次第なので何とも言えませんが...初っ端からハイスピードに記事を更新してくれているのは嬉しい一方、noteを更新する熱が冷めてしまわないかがぶっちゃけ不安。
ちょっと高めの有料の定額制度を取っている以上、更新頻度と質に比例して購読者数の上下が分かりやすく反映される。数値を気にして、書かなくちゃ…というプレッシャーを感じずに、マイペースに更新を続けて頂きたい。
もし今後続けるとしたら、noteのやり方を見直すべきでは?
若林さんは今のところ気にしていない箇所だとは思うが、今の「1記事購入不可」で「試し読み無しで1000円を定期購読」している状態では、新規のユーザーが付きにくい。
また、エッセイと呟きが混同しており、「エッセイだけしっかり読みしたい!」という要望を叶えにくい。
もっと上手く宣伝すれば、もっと伸びる伸び代があるように思う。
若林さんは「こっそりやりたい」とおっしゃっているが、個人的に若林さんのエッセイはもっと広めたいし、もっと沢山の人に読んでもらいたい!
だって、天下目前の一流芸能人が今思っていることを、校正無しのリアルタイムで長文の文章を読めるって、すごく価値のある経験だと思うんですよ。
ファン心としてはもっと広まって欲しいけど、若林さんはそれを望んでいないんだろうな。。。
まとめ
個人的に、若林さんの1000円の定期購読は非常に読み応えがありますが、もし半年後以降も続けて行くとしたら、ある程度の改善の余地があるかなという印象。
noteにはサークル制度を利用して月額会費制コンテンツを運営する方法があるらしいが、あえてその方法を使わなかったのには、若林さんなりのこだわりがあったのだろう。
おそらく若林さん的には、オンラインサロンとファンクラブの中間的なコンテンツと意味で月1000円の価格を付けたのではないのかなって思っていて、その意味では成功していると思う。
今後(芸人のファンクラブ事情含めて)どのように発展していくか楽しみです。
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