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Googleトレンドから、オードリーの現状と今後もっと人気を出す方法を考える

こんにちは。オードリーファンのあやおり子です。

最近、「Googleトレンド」というサイトを知りました。

このサイトは、対象キーワードがどれだけ検索されているか、対象物がどれだけ人気があるかを調査できるツールで、キーワードの検索需要の推移をグラフで見たり、関連するキーワードを調査することができます。

今回このツールを使って、オードリーとMCやっている芸人さんの傾向を知ることで、オードリーの現状と今後の人気を伸ばす方法を探っていきます。

前提条件

Googleトレンドについて

  • 100 の場合はそのキーワードの人気度が最も高いことを示し、50 の場合は人気度が半分であることを示します。

  • 0 の場合はそのキーワードに対する十分なデータがなかったことを示します。

  • 記事作成した2022年11月27日から過去12ヶ月前のデータを元に作成

  • オードリー・ヘップバーンなどの対象外の検索を除外するため、「検索ワード」ではなく「お笑いコンビ」「お笑いタレント」として調査

比較対象

  • 千鳥:オードリーの世代では一番冠番組を持っている芸人として

  • オードリー

  • 有吉弘行:ブレイク当初は一緒にひな壇に座っていた先輩芸人として

  • サンドウィッチマン:世代的にはちょっと上にはなるが、オードリーと違った方法で人気を伸ばした芸人として

  • かまいたち:千鳥の後輩であり、オードリーの下の世代では一番MCをやっている芸人として

改善案について

現在のオードリーのスケジュールは飽和状態なので、現状あるレギュラーを維持する前提で、どうやって改善すれば人気度が上がるかを記載しています。

調査結果:人気度を比較した全体のグラフ

まず最初は、比較対象の5組を並列させた人気度のグラフを見てみましょう。

2021年11月28日~2022年11月27日のグラフ

有吉さんがスポット的に人気が出ていることが分かります。

急に伸びた5月8日~14日はダチョウ倶楽部の上島竜兵さんが亡くなったニュースがあり、有吉さんと上島さんの関係が世の中に深く知られていることが分かります。

6月1日から11月27日までのグラフ

こちらだけだと比較になりませんので、ニュースが落ち着いた6月1日以降に絞って、人気度のグラフを見てみましょう。

6月1日~11月27日のグラフ。

人気度の順でいうと、
千鳥 = 有吉 >かまいたち = サンド > オードリー
の順になり、オードリーファンとしてはとても悔しい結果になりました。

一方、9月後半からオードリーの人気が徐々に高まってる傾向が見られますので、その原因を詳しく調査する必要があります。

10月1日から11月27日までのグラフ

9月後半以降の傾向を知るために、10月1日から11月27日までのグラフを見てみましょう。

10月1日~11月27日のグラフ

オードリーの人気度がかまいたち・サンドウィッチマンと同じ値になり、オードリーの人気が上がっていることが分かりました。

急激に伸びている10月13日は1はじゃないとオードリーが深夜に放送された日であり、冠番組で話題になると人気がより一層高まることが分かります。

また、10月18日は午前0時の森で若林さんの本を紹介された日になります。
また、関連キーワードでも「オードリー 春日 行き たい 場所」が上位に入っていることから、オードリー本人から何か紹介されると検索=人気に繋がることが想定されます。

[参考]千鳥が急激に伸びた原因
・10月7日→ 前日に休養していたノブさんがテレビ千鳥で復帰
・11月8日→華大さんと千鳥くんの放送日

改善案1:持ってる番組を冠番組にする

調査した結果、テレビ離れが進んだ今でも冠番組の影響力は絶大であることが分かります。

オードリーは番組出演本数の割に冠番組が少ないので、番組のどれか1つでも「オードリー」という冠をつけるだけで、オードリーの名前で検索する人が増えて人気に繋がるのではないかと思います。

改善案2:「オードリーが何かを紹介する」形式に変更する

オードリーが出演している番組を詳しく分析してみると、

  • 専門家などのスペシャリストをアシストする

  • スタッフがまとめたものを紹介する

といった、オードリー以外の人が考えたものをプレゼンする番組が多くあることが分かります。

このような形式は、オードリーがプレゼンターとしての責任感を感じなくて済むメリットはありますが、一方でオードリーの印象が薄くなり、人気の向上繋がりにくい構図を生み出していることが分かります。

そのため、オードリーがMCをやるだけではなく、オードリーが自分の意見として自信をもって何かを紹介できる場を作ることをおすすめします。

■ヒルナンデス、午前0時の森などの情報番組
・「オードリーが紹介する」形式のコーナーやロケをする
(春日さんがおすすめする筋トレグッズ5選)
・オードリーが体験したエピソードを踏まえた上で、スタッフが肉付けしてプレゼンする形式にする
(春日さんが使ってる筋トレグッズを紹介 + 最新のオススメグッズ)
■ゲストやフリートーク中での会話
・「これが美味しかった」などの人に何かを勧める発言を増やす。
※ラジオで結構話しているのに、テレビではあまり話さない気がします。

調査結果:地域別内訳

続いて、地域別で見た人気度合いを見てみましょう。

6月1日~11月27日の地域別内訳
  • 千鳥 → 出身の岡山ではダントツの人気。元々関西ローカルで活躍していた経緯から、関西圏を中心とした人気。

  • サンドウィッチマン → 出身の宮城県ではダントツの人気。隣接する福島県も人気があり、東北全体から愛されていることが分かる。

  • 有吉弘行 → 関東を中心とした人気である一方、出身の広島周辺でも高い人気があることが分かる。

  • かまいたち → 山内さんが出身の島根県で高い人気がある。

一方、オードリーは出身地が東京・埼玉と関東圏なので、地方へのアプローチがあまりにも弱い。

そこで詳しくみるために、オードリーにフォーカスして見てみましょう。

オードリーの地域別内訳

2021年11月27日~2022年11月27日のオードリーの地域別内訳
  • 島根:若林さんのお母さんの出身地

  • 愛知:オドぜひの中京テレビがある地域

  • 石川県は歯医者、新潟・山形はカフェ、秋田は居酒屋にオードリーというお店があるらしく、ランキング上位であるが外れ値だと考えられる。

全体的な傾向としては、人気が関東に集まっている。

一方で、テレビ東京の系列がない地域がランキング下位になっていることが確認できる。

47位:鹿児島県
46位:佐賀県
45位:和歌山県
44位:徳島県
43位:福島県
42位:沖縄県

改善案:テレビ東京や関東ローカル以外での目立った活躍が必要

オードリーの番組を確認すると、関東ローカルの番組やテレビ東京の番組が多いため、番組出演本数が上位の割に全国的な人気度が低いように見受けられるため、全国ネットの番組に出演する割合を増やしたり、地方での売り込みを増やす必要があります。

しかし、これらはオードリーが直接的に関与することは難しいため、オードリーが実際に地方に行き、地方人気を上げるための「アピール活動」をすることをおすすめします。

全国ネットにしたり、地方でも放送してもらえるように売り込む活動をしてもらうため、オードリーが実際に地方に行って広報活動をする
広報活動例
・漫才で全国ツアーを実施
・全国を飛び回るロケを増やして、地方の話題を増やす
・旅行に行ったエピソードを話す

調査結果:関連トピックと関連キーワード

最後に、オードリーにとっての「関連トピック」と「関連キーワード」を分析していきます。

2021年11月27日~2022年11月27日のオードリーの関連トピックスと関連キーワード

関連キーワードはオードリーと一緒に検索したワードになります。

1位:じゃないと オードリー
2位:おるおる オードリー

といった冠番組が上位にあげられており、全体のグラフの調査通り、やはり冠番組をやることの影響力は大きいことが分かる。

関連トピックは"オードリーを検索したユーザー"が検索したワードになります。
この中で芸人のオードリーと関連しそうなワードを抽出すると

5位:野口聡一
6位:錦鯉
12位:ドキドキキャンプ
14位:西村真二(コットン)
8位:ナインチェプラウス(ミッフィーの原作名)
※オードリーANNでミッフィーちゃんグッズを作成。

であり、違う業界や売れっ子芸人と絡んだのをきっかけに、オードリーを検索する人が多いことが分かります。

改善案:売出し中の芸人や、芸人以外のタレントとの交流を増やす

これらの結果から、売出し中の芸人や芸人以外のタレントとの交流を増やすと、検索=人気の向上に繋がることが考えられます。

「芸人以外のタレントとの交流」に関しては日向坂やCreepy Nuts、小説家との交流などがあるため、比較的オードリーの得意分野になります。

一方で、オードリーは売出し中の芸人と絡むレギュラー番組が少ない傾向にあります。
売出し中の芸人は訴求力がありますので、オードリーの番組に出演したエピソードを語ることで検索=人気の向上に繋がります。
そのため、売出し中の芸人がオードリーと絡むことでもっとアピールできる場を作ることをおすすめします。

■潜在能力テストなどのクイズ番組
・トークコーナーを増やす
・オードリーから売出し中の芸人に積極的に声をかける
■ソレダメ、ヒルナンデスなどの情報番組
・売出し中のタレントと一緒にロケに行く回数を増やす
■あちこちオードリーやしくじり先生などのお笑い要素強めの番組
・「売れてる芸人」ではなく「これから売れそうな芸人」と絡む機会を増やす

【まとめ】オードリーの今後の対策案

オードリーはテレビ業界でいうと「演者」の立場なので、オードリー単体でアクションを起こすのは非常に難しいです。

その中でもオードリーとしてすぐ出来そうな事は、以下の3つになると思います。

1. 売れている同期との交流だけでなく、売出し中の芸人に積極的に声をかけて交流を深める
2. オードリーが体験したエピソードを踏まえた企画を行う
3. 地方で体験したエピソードを積極的に話す機会を増やす

これらを踏まえると、オードリーは番組出演本数が多いですが、1つの番組に対する労力が分散してしまい、スタッフや他の出演者との会話の量が減って、オードリーに関連する企画が作れていない可能性があります。

それを解決するためには、オードリーが番組作りに積極的にコミットできる環境作りが大切かとおもいます。

  • レギュラーを減らして関わる番組数を減らす

  • 番組の優先順位をつけて、力を入れる番組を作る

  • ゲストMC形式にして、1つあたりの番組の負担を減らす

これらはあくまでファンが調べて改善案を出しているだけですので、実際はギャラ関連もあって複雑な要因が絡まって、多忙を極めているのかなと思います。

オードリーが輝いている番組が増えることを、何よりも願っています。



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