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numbersで編み図作り

こんにちは。

フルタイムで医療事務の仕事と主婦業をしながら、自分のニットブランドを立ち上げた(立ち上げようとしている)26歳です。

※ブランドを始めるようになった経緯はこちら


先日から早速リングピローのデザインに取り掛かり始めました。

まずは方眼レースのリングピローから。

簡単にラフを書いたら、実際の糸でゲージをとります
(ゲージとは、10cm四方の目数と段数のこと。
編み物ではまずゲージを取り、実際に作りたいものの寸法から目数・段数を割り出します)

ゲージ取りは、今回使う糸と同じものでタペストリーを作ったことがあったので今回はこれで。

【こちらは図案を考えている時間がなく、20年くらい前の編み物雑誌から抜粋。数字の部分だけ自分たちの挙式日にしています】


目数・段数が割り出せたら、いよいよ図案作り。

小花、蔦、水玉を合わせてシンメトリーな柄にしました。
白い方眼レースとブルーの生地を重ねて、可憐なイメージに。

今回numbers(mac版exel)で作成したのですが、上の画像のように編む段を強調できてとっても便利でした。
でも調べたところ円の編み図には不向き?らしいので、イラレで編み図を作るのにも慣れて行かなければ。


柄のバランスを整えながら目数・段数を調整し、最後はエジング(縁編み)デザインを考えます。


エジングはすぐにフリフリにしたくなってしまうのですが、今回は模様を引き立たせる控えめなエジングにしようかなと思います。

角っこの部分、どうするか悩み中。
編み記号はnumbersの「図形」ツールを組み合わせ、グループ化作りました。
コピペできるのでやっぱりPCは便利。


昔はもっぱらフリースタイルで、編み図無し、頭の中のイメージだけで編むことがほとんどでした。

たまに編み図が必要になっても、手書きでさっと書く程度。



まず仕事としてやる以上何個も作る前提なので、ちゃんと再現できるように編み図は必須です。


昔は、多分頭に浮かんだものを手当たり次第に作るのが自分のやりかた!みたいに思っていて、それこそ細かい目数のズレとかはそんなに気にしていなかったんだけど

これからは、頭に浮かんだものや自分の感覚は大切につつも、全体のバランスや、実際の売り物としてのクォリティをきちんと考えていきたいなと思っています。




話は変わりますが、結婚して2年・出会ってもうすぐ8年になる旦那さんと、夏に初めての海外旅行が決まりました。

お互いの仕事やらコロナ(主にこっち)の事情で先延ばしになっていたハネムーンとして、フランスとイタリアを巡ってきます。

旅の計画を進めるうちに、ニットで作るステキなアイデアが浮かんできました。
気分が高まっているうちに動き出して、早く形にしたくてうずうずしています。

昔からそうでしたが、わたしは自分が欲しいものを思いついた時に一番創作意欲が湧きます。というか、モノづくりをしている人はみんなそうなのかな?



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