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COME HUNGRY, LEAVE SATISFIED!!  マレーシアで食べてきたローカルグルメを一挙紹介

2019年4月14日~20日まで、マレーシア政府観光局主催のメガファムトリップに参加してきました。今回のテーマは ”COME HUNGRY, LEAVE SATISFIED” (空腹で来て満足して帰る)。

マレーシアは多民族国家なので、伝統的なマレー料理はもちろん、中華、ニョニャ料理、インド料理など、バラエティに富んだ料理が食べられます。もちろん、さまざまな南国フルーツやローカルスイーツも!

日本人3名を含めアジア各国から集まった総勢22名の参加者が、現地をバスで移動する5泊6日の旅でたくさんのマレーシアのローカルフードを味わってきたので、写真とともに食べたもののダイジェスト版をお届けします。

(観光情報はほとんどなく、ひたすらマレーシア料理を紹介してます!)

■DAY1■

今回のファムトリップは、マレーシア政府観光局主催、エアアジアX協力ということで、羽田空港⇔クアラルンプール(Kuala Lumpur)はエアアジアX便を利用。

LCCなので機内食は有料となっており、今回はマレーシアの定番朝ご飯「ナシレマ」を食べました。ほんのり甘く炊いたご飯を甘辛いソースと混ぜて、豆とカリカリに揚げた小魚、そして茹で卵トッピングがお約束! 事前予約すると450円くらい。マレーシアに着く前からマレーシア気分が味わえちゃいます。

クアラルンプールに到着後、車でプトラジャヤに移動し、プトラモスク(ピンクモスク)の横にあるクルーズ乗り場のフードコートで遅めの朝ごはん。マラッカトースト(カヤトーストと何が違うのか不明)とテタレ(甘いミルクティー)をいただきました。マラッカトーストはサクサクで軽い食感!

ランチには東南アジアの複数の国で食べられる焼きそば「ミーゴレン」を。もやしがシャキシャキでおいしい。日本人の口にも合うやさしいお味です。

マレーシアのかき氷、アイスカチャン(Ais Kacang)。ABCとも言うそう。豆やとうもろこし、仙草ゼリーなどが入っていて具沢山! ピーナッツのカリカリした食感もよいアクセントです。ひんやり冷たいアイスカチャンは、暑い国にぴったりのお手軽デザート。

この日の夕食(ウェルカムディナー)は、ホテル「ル・メリディアン プトラジャヤ」ロビー階にあるレストラン「Latest Recipe」で、マレーシア料理・各国料理の並ぶブッフェをいただきました。マレーシア料理はもちろん、アジア各国料理がずらり。シーフードが充実していて、お寿司もありました。

■DAY2■

2日めはプトラジャヤからマラッカへ移動。マラッカでは、有名な手作りの伝統菓子屋さん、Baba Charlie Nyonya Cake(ババ・チャーリー・ニョニャ・ケーキ)を見学し、近くにある系列カフェで試食をしました。

米粉やパームシュガーを使ったクエ(お菓子)も多く、どこか和菓子っぽさも。個人的には、上写真で円卓の真ん中にある「オンデオンデ」という緑色のクエ(お菓子)がすごくおいしくて気に入りました!

オンデオンデは、餅米、パンダンリーフの汁、パームシュガーを練った生地に、パームシュガーをすりおろしたペーストを餡子のように包んで茹でて、ココナッツをまぶした餅菓子。噛むと中心の柔らかい液状のパームシュガーが口の中に広がります。おいしすぎて3つも食べてしまったほど。

ランチはマラッカでニョニャ料理を食べました。

ニョニャ料理は、19世紀後半までにマレーシアに移住した中華系移民男性が現地の女性と結婚し、生まれた子孫たちの家庭料理。その子孫たちをプラナカンと呼ぶため、プラナカン料理ということもあります。

中華系の食材や調理器具を使い、マレーシアの香辛料や味付けでアレンジされているので、中華料理ともマレーシア料理とも違う、独特の味わい。イスラム教の人が多いマレーシアですが、ニョニャ料理では豚肉も使われるのが特長です。手前の豚バラ肉じゃがみたいなのは和食っぽい味わいでした。

午後はジョホール州ムアールに移動し、「オタオタ」の製造工場を見学して、オタオタを試食。オタオタとは、魚のすり身に玉ねぎ、ココナッツミルク、ハーブやスパイスを練り込み、ヤシの葉で包んで炭火でグリルした料理です。魚の代わりにイカや海老などを使うことも。

日本のはんぺん?に近い感じですが、けっこうスパイシーなお味です。

夕方はムアール川をボートで下り、オイスター・ベイで名物のリバーオイスター(川牡蠣)を。悪くないけど、日本人はおいしい牡蠣を食べなれているので、「これを食べにここに行く!」という理由にはちょっとならないかも。ローカル向けなのかもしれません。

この日の夜は、1978 年よりホームステイプログラムの受け入れを行っているパリット・ブギス村を訪問。ジョホール州やセランゴール州に多く住むジャワ系マレーシ ア人の名物料理「ナシ・アンベン」をいただきました。

ナシ・アンベンは大皿に平たく盛り付けたご飯とチキンや野菜などのおかずを混ぜて食べるごちそう。 右手の指先でつまむようにして食べるのですが、これが初めての私には難しくて、ボロボロこぼしてしまいました(笑)

いっしょに食べていたマレーシア政府観光局の人たち(マレーシア人)がさすがに指を使って食べるのが上手でした。(「子どものころからこうやって食べてるからね~、あなたたちは初めてだからこぼして当然だよ、気にしないで」とフォローされました^^;)

■DAY3■

ムアールのR&H Café, Satay Maharani にて朝ご飯。 一般的にサテーを朝食に食べる習慣はありません が、この地域では朝食にサテーを食べるそう。 マレーシアの定番朝ごはん、ナシレマといっしょにいただきました。

サテーは、いわゆる焼き鳥&牛串ですが、甘めのピーナッツだれ(ちょっと五平餅のたれを思わせるお味)をつけて食べます。パサパサしてなくておいしかった♪

お昼にジョホールバルに到着。ランチにはジョホールの名物麺「ミー・ルブス」を食べました。 黄色い卵麺に、厚揚げ、もやし、ゆで卵 に刻み唐辛子が入ります。スープは、干し海老の出汁とさつまいものとろみが特徴。

ミー・スブスの豪華バージョン「ギア・ボックス」は、骨付きラム肉(大腿骨?)の断面にストローを挿して中の髄液?を吸って飲むのが斬新!

この日の夕食は、ジョホールバルで一番とも言われるインド料理レストラン「Restaurant Spice Villa(スパイスビラ)」へ。マレーシアに来たら食すべき代表的なインド料理「フィッシュヘッドカレー」を食べました。

写真がひたすら赤茶色! ビリヤニライスとナンもおいしかったです。

■DAY4■

3日めはホテルでブッフェスタイルの朝食を食べて、マレー半島南端に近いデサルへ向けて出発。

デサルでは、たくさんの種類のローカルフルーツを栽培している「デサル・フルーツファーム」で、ガイドさんの説明を聞きながら実際に畑をまわるファームツアーに参加し、フルーツの試食(食べ放題)をしてきました。

その後、果肉を使ったお料理やフルーツソースをかけたお料理のランチを。全体的にマイルドで日本人にも食べやすいお味でした!

その後、東へ移動し、デサル・コーストへ。世界最大級のウォーターパークを隣接するホテル「ハードロックホテル・デサル・コースト」に来ました。

ラウンジスペースからウォーターパークを眺めながら、タイガービア🍻
イスラム教国のマレーシアはアルコールを提供しないお店も少なくないため、これがこのたび初めてのお酒でした。

この日の夕食はデサルコーストにあるホテルTunamaya Beach and Spa Resort内にあるシーフードレストランにて、魚介類を中心としたマレーシア・チャイニーズ料理をいただきました。

氷の球の中に入っている「アイシー・トレジャー・チキン」は酢豚のようにしたチキン。氷を割って、ライチといっしょにいただきます。冷やされたせいか、衣がかりかり・サクサクで不思議な食感!

ブラックペッパークラブ(蟹)もおいしかったけど、食べるのが難しくて、手がベタベタに。同卓の中国人は慣れた手つきで上手に食べてました(笑)

■DAY5■

グループ行動の最終日。ナシレマの朝ご飯を食べてホテルをチェックアウトし、クアラルンプールへ戻ります。

デサルコーストからクアラルンプールまでは車で約5時間かかるので、途中でホテル「ロイヤル・チュラン・セレンバン」にて昼食タイム。豆腐・もやし・きゅうり・ゆで卵などに甘めのピーナッツだれをかけたガドガドが、ジャージャー麺を連想させるお味でおいしかったです!

クアラルンプールに到着。この日の夜は、マレーシアの有名シェフ、ダト・シェフ・ハジ・イスマイル・アフマド氏によるクッキングデモを見学して、ファムトリップ参加者によるクッキングコンテストを行いました。

作ったのものは、ケラブプチョッパク(和え物のようなさらだ)、サテー(焼き鳥)、クエクタヤプ(お菓子)。私たちのチームは3位でした♪

クッキングの後は、ビデオプレゼンテーションやメガファムトリップ参加者への参加証授与を見ながら、伝統的なマレー料理のブッフェを堪能。

■DAY6■

最終日はベルジャヤ・タイムズ・スクエア・ホテルの朝食ブッフェで最後のマレーシア料理を堪能しました。

薄焼きパンケーキ「ロティチャナイ」は、カレーをつけても、中にチョコレートやマンゴーを包んでおやつ風にいただいてもおいしいです♪

このあとホテルをチェックアウトし、クアラルンプール空港へ移動して、往路と同じくエアアジア便で羽田空港に帰国しました。

ひたすらマレーシア料理食べまくりのグルメツアーでしたが、食いしん坊の私にとってはとっても楽しく、大満足の内容! まさに ”COME HUNGRY, LEAVE SATISFIED” (空腹で来て満足して帰る)を地で行く旅でした。

旅の楽しみは「食」という人は、ぜひマレーシアを旅してみてください。

日付にもよりますが、飛行機のチケットは、エアアジアXなら羽田⇔クアラルンプール往復で3万円代前半くらいからあるようです。

Special thanks
主催 マレーシア政府観光局
協力 エアアジアX


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