矢内綾乃が選択した円満離婚のメリット・デメリット
矢内綾乃@リケ女社長です。
「離婚は仲が良いうちにしておいた方が良い!」
・・・ ・・・ !!!
言語情報は理解できますが、感情面や常識面で理解し難いアドバイスだと思いませんか?
離婚は、仲が良いうちに、、、ですと!?
私の経営の師は、不動産契約と比較して婚姻届のメリットデメリットをを説明してくださいました。
聞けば納得、なるほど、そうかと思い、円満離婚に至ったのですが、周りの方によく聞かれるのでnoteに書くことにしました。
「円満離婚」という本題に入る前に、経営の師から学んだ、不動産契約について触れたいと思います。
不動産契約と比較して読み解く、婚姻届のメリットデメリット
日本の「普通借家契約」は、海外では異常な契約だった
不動産契約は頻繁に行うものでもないですし、引越しの時は営業さんがパパッとやってしまうので、よほど慎重な人でない限り、契約形態の種類や違いを知る人は少ないのではないでしょうか。
知り合いに、定期借家で飲食店のテナントを借りたがゆえに、貸切パーティーがうるさいと強制退去になり、初期費用も撤退費用も泣くしかなかったという経営者さんがいました。
また、素人ながら頑張って不動産を所有したけれど、普通借家で貸し出した部屋に家賃を滞納する変な人が住みついてしまい、追い出せなくて困っている
という話を聞いたことがあります。
お二人とも、普通借家か定期借家かよくよく確認した方がいいと、語気を荒げていっていました。
普通借家契約と定期借家契約の違いは具体的にどんなところでしょうか?
「 普通借家契約 」のルールは、戦時中に生まれたものだそうです。日本では1940年~1945年の第二次世界大戦時代、兵士を増やす為に子供を増やす政策が生まれ、戦場に男が駆り出されたとしても「 残った妻子のことを気にせず、安心して戦ってください 」とばかりにできたのが、当時の「 借地・借家法 」なのだそうです。
これは、居住用物件を一旦借りたら「 借地・借家権 」が発生し、半永久的に借り続けられるという、借家人保護の制度です。大家は、自分がそこ以外に住むところがないなど、余程の「 正当事由 」がないと、明け渡しを請求することはできないのです。
「 定期借家契約 」
文字通り「 定期 」な為、家賃滞納・近隣トラブル等、悪質な入居者については、貸主の意思で賃貸借期間満了で終了とし、賃貸借契約を更新しないことが可能です。
貸主は部屋を貸し出したいですし、借主はなんとしても部屋を借りたいでしょう。
もちろんのこと自分の良いところだけをなるべく見せるようにするでしょう。
その後に何か起こった時には、双方の言い分が必ずあるので、最初にまいた契約通りに遂行しないと埒があきません。
最初と関係地が変わってしまっても、どんなに事由を並べようとも、基本的に契約が絶対なのです。
結婚を「財産分与の契約書面にサインした」という観点でみてみる
婚姻届を出した後は、財産は、「夫婦どちらの名義であるか」という形式面ではなく、「夫婦の協力によって維持・形成してきた財産であるか」いう実質面で判断することになります。
シンプルに、財産ぜ〜んぶ『半分こ!』なのです。
「共有財産」の具体例
財産分与の対象となる共有財産の具体例としては、以下のものが挙げられます。
① 預貯金
預貯金は、婚姻後にお互いの収入によって形成されたものであれば、名義の如何を問わず財産分与の対象になります。子ども名義の預貯金であっても、その原資が夫婦の資産によって形成されたものであれば、財産分与の対象に含まれます。
② 保険
生命保険や学資保険などは、契約者の名義を問わず財産分与の対象になります。なお、婚姻後に加入した保険のみならず、婚姻前から加入している保険であっても、保険料が家計から捻出されている場合には財産分与の対象になります。
③ 不動産
不動産は、婚姻後に取得したものであれば、夫婦どちらの名義であるかを問わず、財産分与の対象に含まれます。
④ 有価証券
株式や投資信託といった有価証券は、婚姻後に購入したものについては財産分与の対象に含まれます。
⑤ ローンなどの負債
ローンなどの負債や夫婦の共同生活の中で生じた借金についても、財産分与の対象に含まれます。
もう一度書きますね。
シンプルに、財産ぜ〜んぶ『半分こ!』なのです。
血眼になって結婚という契約書面をまこうとする行動は、経済的に自立していない人の方が多い傾向にあるように感じます。
愛を証明したい!!!というよりは、実は本能的に生命維持のための生活保障を求めているのかもしれませんね。
真実の愛情があれば、書面があってもなくても、一緒にいればいい! と、
個人的には思います♪
逆にいうと、紙の書面で浮気への抑止力を発生させていても、気持ちが離れたのであればそれは事実ですし、人の気持ちと行動に戸板は建てられません。
昨今の有名人の、
浮気だ、肉体的な浮気はしてないけど愛を感じなくなった、くっついた別れた、というニュース騒動を見ていると、抑止力などあって無いようにも感じてしまいます。
婚姻届が神様に届いて「理想の結婚生活」を強制的に叶えてくれるわけではありません。
結婚しているというステータスを持つメリットより、財産分与の影響の方がよほど大きいと感じます。
一方だけが収入がとても高い場合には、完全に半分こというのは、個人的には不平等感を感じてしまいます。
仲がいい時はいいとして、どうにもならなくなってから後悔したくはないですよね。
神様にわざわざ誓わなくても、
書面で証明しなくても、
日々の行動で愛情を証明できたらいいですね。
離婚したくても、すぐには出来ない現実
仲が悪くなってからこの問題に取り組んだ方々を何度か見ましたが、
仲が悪くなってからでは、話が全く進みません。
(相手の顔も立てよう)
(お金を欲張って欲しがるなんてやめよう)
(ちゃんと顔を合わせて話し合おう)
などという行動は、少なからず相手に好意があったり、よく思われようという意思があるから思いつくものです。
ことの発端はどちらかが冷めて、どちらかは好意があったとしても、愛情と憎しみは表裏一体ですから、「どうしても離婚したい」という結論まで達した時は、相手が憎くてしょうがないケースがほとんどです。
持てるものは早急に解決したくとも、持たざるものは、感情的な痛みを金銭なり、時間なり、別の形で相手から奪いたくなっている場合が多いのです。
あるいは、一方が完全に相手に経済的依存をしているケースも、双方すっぱり別れたくても、実際問題、たくさん金銭をもらわなければ、不安でしょうがないでしょう。
つまり、仲が悪くなってからでは、完全に話し合いが決着するまで何年もかかってしまう可能性が高いのです。
円満離婚はありうるのか!?の 結論
円満離婚はありうるのか?
ではなく、
円満離婚でなければならない!
です。
理屈をたくさん書き綴りましたが、経営の師からの苦言、人生からの学び、そのことからの分析により、感情ではなく、頭で物事を見た結果、仲が良いうちでないと物事は進まない可能性が高いと判断しました。
過去の努力とは比例しない財産分与に陥る可能性が高まるだけでなく、残りの人生の時間をいたずらに足踏みさせてしまう可能性もはらんでいるのです。
そんなこんなで、『円満離婚』を大事にしたわけです。
不必要な杞憂は早急に潰して、日々、さわやかに仕事に集中したいですから!
あやのさんの愛の価値観
神様にわざわざ誓わなくても、
書面で証明しなくても、
愛情があることは、日々の行動で証明していきます(^^)
ちなみに元旦那さんは、
恋人になるか、法人役員としての仕事仲間か、内縁の人になるか、形はわかりませんが、
私は結構義理堅いので、一度懐(ふところ)に入れた人物は、相手が離れていかない限りは、経済的な援助はもちろんのこと、人として一生大事にする所存です(^^)
金持ちと結婚したいという美女からの質問に、JPモルガンCEOが答えた内容とは!?
最後に、
人生で豊かになるには、見た目を磨くだけではなく、
学ぶこと・行動・挑戦・継続した努力が大事だ!!!
と考えている人に、おススメの記事?(定期的にネットで流行るネタ)を引用しておきます。
とある有名な掲示板に、25歳の美女(自称)が書き込んだ質問。
それにJPモルガンの社長(真偽不明)が回答したとされているストーリーが、とても明晰で秀逸なのです。
美女さんが書き込んだのは、以下のような内容。
金持ちと結婚するより、自分が金持ちになれば良い。
さすがビリオネアCEOは言う事が違いますね!
これからの時代は、ますます結婚観(離婚観?)が変わっていくのでしょうね。
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