足裏が愛おしい
今、自分の人生史上一番足裏が愛おしい。
ここ2年くらい、足の裏には秘密が詰まっているとあちこちで聞くようになりケアを始めた。
現在の足裏とわたし
全身のツボがあるので、どこを押してもケアになる。それにどこを押しても気持ちいい。痛気持ちよい。
日々自分の体重を全て受け止めてくれている足裏。感謝しながら丁寧に洗う。時々、粗塩でジャリジャリと洗ってデトックスもする。
保湿が足りないと思えばワセリンを塗りつけて、あったかい靴下を履いて一晩寝てふかふかに戻す。
これは整体師さんに教えてもらったセルフケアで、かかとを赤子の頭を撫でるくらい優しく、”いいこいいこ”と撫でるのがいいらしい。
足裏の中でも全体重がかかとの、しかもうちくるぶしあたりに来るので、”いいこいいこ”することで、身体の意識も目覚めるのだという。
思い出した時にこのケアをすると何だか涙がじんわり出てきちゃう。いつも支えてくれてありがとうね。そんな優しい気持ちと、優しくされて嬉しい気持ちが溢れてくる。
絶望していた頃の足裏
かつて社会人なりたてのわたしの足裏はひどいものだった。営業職で歩きまくるし、慣れないストッキングにパンプスでマメやタコで皮膚が硬くなっていた。
それに、営業先で急な雨が降れば靴もびしゃびしゃに。お金に余裕もなく、翌朝も濡れたままのパンプスを履いていくこともあったし、カビが生えているのをわかっていて、他に履いていくものがなくて履いていったこともある。
足の裏を見るたびに、不恰好で醜くて一生このままだったらどうしようって思ってた。足裏に絶望があった。やがて、心身を壊し職場を離れることになる。
身体と仲良くなる
あの頃から20年近く経った。パンプスもストッキングも程遠い生活になり、しっかり身体をケア出来ている未来にきた。あー、よかった。
手をかけてあげれば、年齢に関係なく身体も応えてくれることがわかって、さらに愛おしさが増している。
今もたまに爆食いはしちゃうけれど、身体が喜ぶ食べものもわかってきた。少しずつ実験しながら、自分の身体の取り扱い説明書を、ものにしてきている感じ。
だから、また20年経った頃、さらに自分の身体仲良くなれていたらいいな。
いつも温かいご支援をありがとうございます💕サポートしたいと思われるような文章をこれからも綴っていきます✨