イヤな気持ちから望みを具現化した話。

煩悩沼マガジンの方に書こうと思ったけれど、
役立ててくれそうな人が多い気がしてこちらに。

先日飲み友アプリでマッチした人と
飲みに行った。

わたしより6.7つ年上で、
わたしのことを気に入ったらしく
アプリ上で何度も何度も誘ってくれるので、
一度くらいは会ってみようかなと思ったのね。

時間も場所もわたしの希望を聞いてくれて、
お店はわたしの好きそうなお店を
相手が選んでくれた。
だいぶわたしファーストに扱ってくれていた。

相手は蟹座さん特有の
ウェットなコミュニケーションスタイルで、
結婚の有無、恋人の有無、好きな人の有無まで
質問されたな。

お店は悪くなかったけど、
調理器具の消毒か何かで
プールみたいな塩素の匂いが強くて、
途中から店員さんに伝えて
洗ってもらったけどあんまり変わらなくて、
何食べても味わえなくて。

お酒が好きな人だったから
ビールや日本酒も飲んで、
お酒が飲める相手で嬉しいと言われた。

でも、レモンサワーが飲みたかったのに
レモンハイボールを間違って相手が頼んでしまい
運ばれて気づいたとき、悪びれもせず
気にせず飲めばいいじゃんて言われた。

いい時間になったので、お会計をした。
相手がすぐにカードで支払ったのと、
年上だったことから、
とくにこちらから何も言わずに
ご馳走様でしたと伝えて店を出た。

改札で別れるときに握手で手を握られて、
離れがたそうな熱い視線を向けられた。
次に会えるかとかそんな話をして
たぶん10分くらい離されなかった。
最後ハグまでされた。
また会いたいと思ってくれてるんだなぁと
そのときはシンプルに思った。



ところが、である。



家に帰ってLINEを開くと、
楽しかったねとか書かれてると思うじゃん？

だけど、そこには

お金払う気全然なかったよね

と、それだけ書いてあって。　

奢るつもりじゃなかったんだなと
思いつつ気分を害したことに
ごめんなさいと返信。

そしたら、そこからネガティブLINEが続く。

"裏切られて、でもまた会いたくて、
こんなに傷ついている自分"を伝えてきた。

あのハグはなんだったんだ、
割り勘がよければそうやって
一言言ってくれればよかったのに。

とにかく嫌な気持ちになった。
会わなきゃ良かったとさえ思った。

翌日、まだ気持ちは引き摺られていたけれど、
これ望みを出すチャンスだと捉えた。
あたいは転んでもタダでは起きぬのだ。

この嫌な気分から、
自分にとって最高の状態を導き出そう。

どんな人だったら最高と思える？
わたしに質問してみた。

わたしは、
愛もお金も惜しみなく与えてくれる人がいい。
思ったことはその場で伝えてくれる人がいい。
自分のご機嫌は自分で保って、
不機嫌をぶつけてこない人がいい。
どうして欲しいか言葉にしてくれる人がいい。

こんな心の話を
面白がって聞いてくれる人がいい。
素直に違う意見も聞いてくれる人がいい。
わたしのHSPの性質を理解して
匂いや音や光に気を配ってくれる人がいい。

恋人の有無とかよりも、
どんな付き合いをしたいかとか
どんな人生にしたいかを話したい。
理想のパートナーシップについて
素直に話をしたい。

何を感じているか
表情に出るわかりやすい人がいい。
スキンシップは多めがいいけど
わたしの意志を尊重してくれる人がいい。

前日の出来事をフックに
かなり明確に望みが出た。
これが叶ったら
めっちゃ嬉しいなぁとぐふぐふした。

望みに気づかせてくれて感謝さえ湧いた。
それから特にLINEは来なかった。

嫌な気持ちが出たら、
コントラストで本当の望みを見てみると
楽しいねって、そんなお話だよ。