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3rdインスペクションと、てんとう虫の自分〜私は私にしかなれないのだから〜

昨日はBeauty Japanのサードインスペクションでした。



最後のインスペクションだったこともあり、
私の中では「最後の学び」と
決めて入ったところもあった。



私の中での最後の学び。
それは「人と比べない自分になること」



私はどうしても人と自分を比べてしまう気持ちが
強くて…。


これを手放そうと思っても手放せないまま
ここまできました。



それがあったから
上だけを見て
向上心で頑張り続けられたというのも
あるのだけど。


その35年の人生で培ってきた考え方を
ぶっ壊される場所
でした。




日本大会。
ここはもう異次元なんですよ。



日本大会のグランドファイナリストは
みんな素晴らしいです。


さすが、どの子もみんな
地方大会を勝ち上がってきただけある。


実力者揃い。
というか実力者しかいない。



正直、東海大会とはレベルが全く違うと感じました。

東海大会もかなり苦しかったのに。




ここ、日本大会には
厳しい地方大会を勝ち抜いてきた子しか
居ないわけで。



今現在の順位なんて
もう全くわからないですが、


本当に全員すごいから。

全員が、見た目も、中身も、美しい。

凜として、賢く聡明で、強い。そして温かい。


大きな使命を背負ってここにきている。
それもひしひし感じる。


トップ争いに食い込めない子ですら、
相当の輝きを放っている。



それなのに、優勝争いには食い込めない。



その中でさらに
1位からビリまで順位がつくって


もう本当に「異次元の世界」な訳ですよ。



順位がつけば、当然ビリの人も出る。
コンテストだから。

でも「ビリ」になる人ですら、すごい人。

すごい人なのに「ビリになる」。



異次元でしょ、もう。

恐い。とにかく恐い。






そんな中で、私は
「もう逃げ出したい」という思いが
いつも付き纏っています。

恐くて仕方がない。



みんな素敵なのに。

私にはこの子たちを凌駕して
トップ争いに食い込む力なんてない。


率直にそう思っていました。



私は正直、ファイナリストの子たちと
仲良くなりたかった。

でも仲良くなるのが怖かった。


なぜなら、仲良くなればなるほど、
その子たちの人としての魅力に
深く気づき。深く知り。


そして、すごいな、自分には何もない…と
無力感にぶち当たるからです。



距離が近ければ近いほど、
それぞれのファイナリストの輝きが、
直視できないほど、眩しいことに気づく。



そして、私には一体何があるの…?と
涙が出そうなほど
何もできない自分に気づくのです。




上に伸びて綺麗に咲く花たちの中で
自分はその根っこの地面を
トコトコ歩いているてんとう虫。



上を見上げて、綺麗な花を下から眺めては
「あぁ綺麗だな…高いな」
「あそこまで行くには一体どうやったら…」



てんとう虫の私には、
高い場所で美しく咲く花には
どうにも手が届かないのです。



そういう夢を何度も見ました。
きっと私の潜在意識のビジョンなのでしょう。



彼女たちと仲良くなることにより、
何もない自分を見せつけられるのが怖い。


だからみんなと仲良くなるのが
ずっと怖かったし、気持ちの中で
少し距離を置いていた所もあったのかもしれません。

(決してライバルが嫌いだから、とかではないのです)




でもこのサードインスペクションの中で
決めていたこと。



それは
「自分から声をかけて、みんなと仲良くなる」
ということ。



決して仲良しごっこがしたいからではなく、

「彼女たちの眩しさに触れても、
折れないで立っていられる私」

になりたかったのです。



「今しかできないことをやっているのだから、
今こそ恐怖に立ち向かいたい」


そう思いました。



後ろ暗い気持ちを持たずに、

堂々と仲良くできる、
そういう自分になりたかった。




眩しい人たちの中にいても、
堂々と「私は私だ」と思っていられる。

そんな自分になりたい。




それが私の1st、2ndを通じて持っていた
夢だったのです。


その在り方に向かって
踏み出すことを決めた3rdインスペクション。



声をかけるのは勇気がいりました。
でも温かく対応頂いた子が多くて…。


一人で帰ろうとしていた中で、
駅に向かって歩いていたら、

「今から中華街に行くから一緒にどう?」

と声をかけてもらえました。


すごく嬉しかった。



食事の席の中で聞けた、
みんなの人柄や、心からの思いに
またすごく胸が熱くなった。



たくさんの思いを背負って参加した
3rdインスペクション。

この1日を通して思ったこと。


それは「私は私にしかなれない」ということ。




みんな輝いている。



美しい花に惹かれて、近寄っても
決して手が届かないてんとう虫の私。




みんなと話をしていて
講義を受けて
みんなが手を挙げて、繰り出す質問を聞いて、


てんとう虫のような自分を
再認識した。



でも、「この美しい花のようになりたい」と、

「素敵だな、羨ましいな」
「私にはこの眩しさは無いな」
「私には手が届かないな」

と思う気持ちも、自己受容して。




その上で、その中にいても
「私は私だ」と
思い切ることができるかどうか。


これは私にとっての非常に大きな挑戦でした。




運営の方からは、

「お前は一体何しにきてるんだ、
仲良しごっこする場所じゃない」と

怒られてしまうかもしれない。




でも私には、自分の人生の壁を乗り越える、
すごく大きなチャレンジだったのです。



結果としては、

今までのインスペクション以上に、
いろんな方と話せた。



他人と自分を比べて、
他人の眩しさに当てられて落ち込むという壁を


「乗り越え切れてはいないけど、
乗り越えられる片鱗となりそうな感覚を掴んだ」


というところで終わりました。




なぜなら、終わった中で

「あぁ、私は私にしかなれない」という

ある種の「良いあきらめ」みたいな感覚を
身につけることができたのです。


これだけでも
自分にとっては大きな成長なのです。




一見小さいかもしれないですが、

私が幼少期から抱える
「人と比べる」という次元を抜けるには、

今までに全くない領域と考え方。



まずは自分の小ささを知る。(←苦しいし、悲しい)



そしてその事実を、
勇気を持って受け止める(←自己受容)。




苦難があっても、全ては「自己受容」



なりたいと思う自分も、
なれない自分も
全てを受け入れる勇気。


そのやるせなさを感じる領域から
逃げることなく
自ら乗り越えようと立ち向かう勇気。



「自己受容は勇気」であり、
これが必要だと思うのです。





今までの私も
もちろん誰かを羨むことばかりの人生でしたが、

「それがあるからこそ、
私もあそこまで行きたい!と
自分を奮い立たせることができる」

そう思っていました。

35年間ずっと。



多分それが強すぎて、
正解が欲しくて、
自分も勝ち組になりたくて、

占い依存にもなった。



でも、そう思って頑張ってきたからこそ
今があるし、
それはそれで、後悔していない。



幼少期も、
学生時代も、


サラリーマン時代も、
独立してからも



「羨ましいと思う暇があるなら、
考えて考えて行動して、
どうにかして、その場所まで行け!」

「いずれ私がトップを獲る。
その覚悟で行け!」




勝ちたいなら
勝つことしか考えない。


そういう人生観で
ここまでやってきました。





でもその領域は、浅いのです。



日本大会という場所では

もうそれは通用しない。


苦しくなるだけ。
やめたくなるだけ。



だから私は、今回は
そこを超えた領域に挑戦することにした。



勝ちに行くことはやめない。



でも、自分を否定しない。



自分の価値を認めて、
自分にできることをする。


どこまで行っても
私は私にしかなれないのだから。




「羨ましい」
「自分にはない」と、

「だから頑張る!」と
無いものに目を向けて


欠乏感を満たすために
目指す場所まで上にあがろうと
し続ける人生観から


「そうなれない私も、また私」
「だからこそ、私にできることをして、
その中で勝ちにいく」
という自己受容の強さを手に入れる。



35年の人生で立ち入ることのなかった
思考の領域に
連れて行ってくれた日本大会。



そしてその片鱗となる、
「自己受容」とはこれか?という
感覚を掴んで帰ってきました。


コンテストという
「勝負の世界」の中での
「自己受容」


新たな領域に連れて行ってくれる。




11月25日に開催される日本大会。


もし仮に運営の方から、

「土屋さん、満足のいく結果が残せなかったら、
もう一回出ていいよ」

と言ってもらえたとしても


多分、もう出たくない。うん。(←ごめんなさい。笑)



いや、そのくらい、本当に
もう同じことはできないくらい「全力」で、
もう同じことはできないくらい「しんどい」から。



自分に向き合い続けながら
勝負の舞台に立つとはこういうことか。

と思い続ける毎日は辛く、孤独で、苦しい。



でもそこで待っていたのは
人生を一変させるほどの課題とゴール。



「コンフォートゾーンを抜けた
新しい自分の在り方を会得すること」
でした。



人生に大きな素晴らしいチャンスを与えてくれる
Beauty Japanに出られたことに

大きすぎる意味を感じられた。



きっとこれが、Beauty Japanで得られる
「Independence」


きっとこの先に
自分なりの「Beauty」な生き方がある。


そう感じた3rdインスペクションでした。


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