アフマド・サアダーウィー、柳谷あゆみ訳『バグダードのフランケンシュタイン』

画像1 アフマド・サアダーウィー、柳谷あゆみ訳『バグダードのフランケンシュタイン』(集英社)自爆テロでバラバラになった死体の部位をつないで作られた一人分の遺体が動き出す(それを呼ぶなら「フランケンシュタインの怪物」だよね)。怪奇幻想というよりは、同じ通りの住人たちが織りなす人間ドラマ。※アラブ世界では個人名(イスム)のほかに、長男の名前に「ウンム(=~の母)」や「アブー(=~の父)」をつける呼称(クンヤ)も一般的に用いられる。 という説明書きがあり、大変役立った。

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