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夢を届ける、膨らませる、大人でありたい

2年前は至る所で活動していたアイシングクッキーの講師業。
今はご依頼を頂いた所でひっそりと活動していますが、私の大事な、もうひとつの顔です。

この日は姫路の広畑公民館主催の『ひろはたっこ』の講師として行って参りました。

↑ 忘れてください、とお伝えした見本。
各パーツを組み合わせたバリエーションを意識しています。


全ては、右脳のもつ『創造性』を育むため。


アイシングクッキーの単体講座を拝見すると、技術力を高めるため、複雑な見本通りのものを仕上げる講座が少なくありません。
私はそういった技術的なバリエーションよりも、ひとりひとりの持つ創造性を高めることを軸に、講師をしてきました。

『ひろはたっこ』のご依頼は今回2度目です。

それまで色々な場所、色々な年齢層で講師をさせていただきましたが、年齢が上がれば上がるほど、見本通りに作ろうとする人が少なくありません。

お聞きしてみると「見本が素敵だから」と返ってきます。

講師としてはこれ以上ないほど素敵な誉め言葉なのですが、私はやはり、ひとりひとりの持つ『個性』を高めたいと思っています。

大人も子供も年齢に関係なく求められる
『考える力』『発想力』。

子供たちは学校という場所である程度創造性を訓練しています。
図画工作・道徳・国語などですね。
ですが大人になると、パソコンを使って計算や同じルーティンを繰り返す作業が圧倒的に多くなります。

すると、左脳ばかりを駆使して右脳が働きません。
右脳がよく働くと、ひらめき=アイデアや独創的な観点が育ちます。

私がツイッターで呟いた『ダメと言わない』真意もここにあります。

否定されることに慣れてしまうと、無意識に脳も『新しいことを考える』のをやめてしまうのです。

だからあえて20名を超える大人数の時でも、ひとりひとりが好きなクッキーから取り掛かれるように配慮します。

何色を使っても、どんな順番でも、ひとりの持つ『こういうことをやりたい』を重点的に尊重します。

クッキーに描く本番になった途端、ぴたりとお喋りが止まり、真剣な表情で黙々と手を動かす子供たち。

出来上がった個性豊かな作品を見て、はっと驚かされることも。


夢=好きな自分を見つけること。


小さい子の抱く夢って、無邪気で、可愛いじゃないですか。

お菓子屋さん、お花屋さん、サッカー選手、野球選手、ユーチューバーetc.

何気なく出てきた夢を大人の立場から見下ろして否定するのは簡単です。
だからこそ一緒になって応援してあげる、叶える手立てを示してあげることって、ものすごく大事なこと。

発言することによって、味方の作り方を教えてあげたい。

大丈夫、あなたの味方は私だよと、手を広げて言ってあげたい。

それはなにも年齢にかかわらず。


好きな自分をひとつでも多く、見つけられますように。



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