アヤノ

フリーランスの編集者、ライター。ひとり旅やワーケーション、都内のホテルステイなどで人生整え中。

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  • 旅と暮らしのエッセイ

    旅と暮らしにまつわるエッセイを書きます。

  • 宮古島滞在の記録202405

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  • 近場でホテルステイ

    東京都内近郊のホテル宿泊記

最近の記事

怒りをコントロールする方法

怒り。それは悪なのか。 いつだって冷静な方がかっこいいし、 愚痴だって言わない人のほうが素敵な人っぽい。 ただ、だからといって無理に封じこめるのは危険。怒りのコントロールって、そういうことじゃないのだと思う。 というのも、その昔。特に仕事においては、感情的になったら負けだと思っていた。 怒っても冷静に冷静に。私の心よ、落ち着いて。そうそう、その調子。きっと向こうにだって事情があるんだから……、それに感情的になっても自分がみっともないだけ。 「わかりました」と全てを飲

    • やりたいことを溜め込むと、体に毒だと思った。

       やりたいことを溜め込むと、体に毒だと思った。  やりたいことをキラキラした目で語る知人がいた。本当に生き生きとして見えた。でも、その1年後、彼はまた同じことを語っていた。1年前と全く変わらない面持ちで話すその姿を見て、「ずっと同じことを言い続けるんじゃないか」と思ったが、案の定そうなった。しかも、年を重ねるごとにやりたいことが追加されていく。  最初は田舎でのスローライフ、次に農業、カフェ経営……。内容はさておき、やりたいことをコレクションするのが好きな人は多いように思

      • 不安に押しつぶされそうになったときに考えたこと

        「カバンの大きさは不安の大きさをあらわす」  なんていうけれど、まさにその通りだと思う。身軽に旅をすることのカッコよさもわかるけれど、私には無理。出発の前日、あれやこれやとスーツケースはパンパン。入らない、閉まらない。何か置いていかなければ…。うーん、でも、これは使うかもしれないし。  だいたい出発前夜は眠れない。目の前の大荷物という不安と葛藤しているから。それでも今ではだいぶマシになった方で、“初・海外ひとり旅”の前日なんて、精神が崩壊しそうだった。  だけど、ビビり

        • タイムマネジメントができるようになってきた理由

           私は計画を立てるのは好きだけど、実行するのは苦手。というか、はっきり言ってしまうと決めた時間通りに動くことができない。よって、タイムマネジメント力ゼロだと思う。  原稿はいつも締切ギリギリ。気分が乗らないときは、どこまでも後回し。でも、そんな私でも旅先にプチ住みしているときは、予定通りに動くことを割とうまくやっていたりする。しかも楽しく。  なぜかというと、それは旅のしおりと自分のタスクの予定をうまくリンクさせることができるから。  例えば最近行った長野の田舎町でのこ

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        • 旅と暮らしのエッセイ
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          ひとりで旅で得られたもの

           よく言われていることだけど、大きく変わったのは自分のことは自分で「責任をとる」クセがついたこと。  当たり前のようにできる人もいると思うけれど、私のように難易度が高い人もいるのではないかと思う。  というのも、私にはしっかりものの兄がいる。幼少期、何ごとも自分が矢面に立つことなく、自動的に解決された。  このフォーメーションに慣れすぎてしまったため、居心地の良さを無意識に探し求め、兄のようなポジションをとれる人と仲良くなることが多い。特に彼氏とか。場合によっては友達も

          ひとりで旅で得られたもの

          マウンティングされたら、自分に問うべきひとこと

           マウンティングされたとき、まずすることは相手を悪役に仕立てあげることだ。イラっとしながら、誰かに話す悪口の用意をしてしまう。   だけど年齢的に大人になったこともあり、最近ではマウンティングされたと思ったら、必ずこの質問を自分に投げかけている。  私は欲しい「何」を手に入れていないのか?  「何」はモノだけでなく、「なりたい自分」だったり、「こうなって欲しいというストーリー」だったりと広範囲。そうすることで、毎度良い気づきになって終わることが多い。  なぜ、そう考え

          マウンティングされたら、自分に問うべきひとこと

          質問は具体的にもわかるけど、「おすすめ教えて」とふんわり聞きたい

          「今度、セブ島に行くんだけどおすすめ教えて!」 「何したいかによるし、どこに泊まるかによるけど?」  よく聞くある会話。これ自体は不思議なことじゃない。超ざっくり「おすすめを教えて」と言われたら、自分が持つ情報から、できるだけその人にピッタリとくるものを渡したいと思うのは自然なこと。  同じ場面であれば、きっと私も似たようなことを相手に言ってしまうはず。  かつ私自身、この「おすすめ教えて」を無意識にやっているときがある。そして、案の定「何したいかによる」的な返答をされ

          質問は具体的にもわかるけど、「おすすめ教えて」とふんわり聞きたい

          今のご時世、旅のお土産をどう選ぶか?

           どこの県に行ったときだったか。その土地の特産品などの、お土産が売られている大きな道の駅で、あるカップルの会話が耳に入った。  「もっと、ここでしか買えないようなものを選べよ」「それ、東京にも店舗あるお菓子じゃん」という男性の少し乱暴な声。  その声が耳障りだったこともあり、少し意地悪な気持ちになった。もはやこのご時世、こんな大きなお土産売り場に、ここでしか買えないものなんてあるのか。そう言い返したくなった。  もちろん「ここでしか買えないもの」を探そうとするのは間違っ

          今のご時世、旅のお土産をどう選ぶか?

          旅先でお世話になった人を好きにならなくていい

           ひとりで見知らぬ国に行く。そこで人に親切にされたときの感動は何倍増しにもなる。だって、右も左もわからない。海外であれば意思疎通さえも困難。とある国で、知人を通じて紹介された欧米人の女性に滞在中とてもお世話になった。  車で街を案内してくれる。家族を紹介してくれる。「何かあったら連絡してね」と言ってくれる。心底ありがたかった。  でも、私はその人に居心地の悪さも感じていた。ランチに行こうと誘ってくれたのだけど「もう、行かなきゃ」と、食事を急がされたことがあった。飲みに行こ

          旅先でお世話になった人を好きにならなくていい

          ひとり旅に連れいていく本の選び方

           「そうそう、これ、そのうち読まなきゃと思っていたやつ」と、買ってから開かれていない本の数々。「そのうち…」が溜まってくると何かと焦る。だから、ここぞとばかり旅の荷物にせっせと2〜3冊くらい詰め込まれるものの、結局、開かれることがない。それが度重なった。  トランクにツンドク。旅から帰ってきたあと、“無駄な荷物”という結果を得た数冊の本を棚に戻す。いつも情けないと感じる。  それで、あるとき、ふと思った。「適当に選んだ2〜3冊」、これがいけないのではないかと。「旅のお供に

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          【宮古島滞在5】ナナホシ商店で自分土産。アダンのピアスと店主の手作りピアス

          COMO(コモ)でお腹いっぱいになったあとは、ナナホシ商店。ハンドメイドのアクセサリー、お洋服、コスメ、食器やカトラリーなど店内に程よい感覚で並ぶ商品たち。伊良部のススキで作ったホウキだったり、アダン(宮古にいっぱいはえてる植物)を用いたアクセなど自然素材を取り入れた雑貨類も。 何年か前に立ち寄った際、お店のコンセプトを聞いたことがあったんだけど「店主のナナさんが好きなものを集めている」とのこと。海外の調味料や雑貨類なんかもあって、旅先で見つけてきたものも多いのだとか。

          【宮古島滞在5】ナナホシ商店で自分土産。アダンのピアスと店主の手作りピアス

          【宮古島滞在#4】景色最高!島野菜も楽しめる伊良部島の洋食店「COMO(コモ)」

          「今日は晴れているから」と車で連れていってもらった宮古島の伊良部島(徒歩じゃ絶対にいけない場所)。それで、このコース。COMO(コモ)でランチ、ナナホシ商店という雑貨屋さん、渡口の浜ビーチ。ありがたい。 しかも、この2つのお店に限っては不定休も多いなか、2つともオープンしていたからきっと良い日だったのだと思う。 COMO(コモ)は島の人におすすめを聞くと頻繁に名前が出てくるお店。店名は“コモカフェ”となっているものの、いわゆる“カフェ飯”のイメージとは程遠いほど本格的な洋

          【宮古島滞在#4】景色最高!島野菜も楽しめる伊良部島の洋食店「COMO(コモ)」

          【宮古島滞在#3】「吹きガラス工房 琉花(るか)」で作った白の手作りグラスの意味

          わきあいあいの前に行った「吹きガラス工房 琉花(るか)」。 今回は白の線模様の大きめグラスに。出来上がったのちに測ってみたらペットボトル1本分(500mL)入る大きさ。けっこうな迫力。 お酒グラスのつもりだったんだけど、ビールもハイボールもちょっと似合わず(たぶん色的に)。結局、水を飲むグラスに。ちょうど最近1日2.5リットルくらいを目標に飲んでいたのだけど、量を飲むのに便利だし、お家だとペットボトルより丁寧。ちょうど良いところに着地した感じが嬉しい。 そう、それで書き

          【宮古島滞在#3】「吹きガラス工房 琉花(るか)」で作った白の手作りグラスの意味

          【宮古島滞在#2】地元の人が集まるカウンター酒場「わきあいあい」

          わきあいあい。嬉しいのは15時からやっているところ。その時間に行ったことはまだないんだけど、飲兵衛の人は営業時間を聞くだけで、テンション上がるはず(笑)。宮古島に降りたってから最初の飲み活の日に。確か3軒目でした。 店主が福岡出身で九州を中心とした日本酒と、あとお料理もそれっぽいものがちらほら(ゴマサバとかあったはず)。基本はお酒に合うもの、店主が食べたいものというこだわり。 前に訪れたときにメンチカツ(だったと思う)を頼んだら、チーズがのっていて(写真探したら残ってた)

          【宮古島滞在#2】地元の人が集まるカウンター酒場「わきあいあい」

          【宮古島滞在#1】免許なしならここがベスト「ホテル宮古島」

          宮古島滞在、秒で終わった感じだった。3週間と数日、今回は宿を巡らずにずーっと「ホテル宮古島」に。 新鮮な体験の方が体感長いらしく、空間が同じだったことも関係してそうだけど、そもそも宮古島に行き始めて5年か6年。もう慣れ親しんでいるのかも。 そして車必須の島滞在で免許無しの身からすると、やっぱりこのホテル、いいなと思う。特に立地。パイナガマビーチはすぐそこ。ベランダからは海が見られる。街中(繁華街)までは遠くなく、頑張れば徒歩圏内。かつ近くに(といっても徒歩10分くらい)コ

          【宮古島滞在#1】免許なしならここがベスト「ホテル宮古島」

          【宿泊記】インターコンチネンタル横浜 Pier 8 (ピアエイト)1泊2日ワーケーション

          1泊2日のホテルワーケーション概要Pierはふ頭という意味。横浜・みなとみらいの新港ふ頭に位置する低層ホテル「インターコンチネンタル横浜 Pier 8 」へ。インターコンチの新しいほうのホテルです。 せっかくだから、夜のディナーはホテル内のレストランでとることに。そして、翌日のチェックアウト後も同じお店で仕事して、横浜グルメを楽しみ、お土産を買って帰るという1泊2日でした。

          【宿泊記】インターコンチネンタル横浜 Pier 8 (ピアエイト)1泊2日ワーケーション