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あらためましてわたしの仕事について

池田彩乃といいます。
主に詩を書いています。
10年ほど詩集をつくっています。
すべてのデザイン、企画に加え、営業や広報などもひとりでしています。


2019年くらいから紙媒体のデザインや撮影のお手伝いをするようになりました。屋号は「おめでとう」といいます。
この世に形をもって生まれるすべての制作物を祝いたいという気持ちから名付けました。
今年からもうすこし窓口を広くしたいなと思っていますが、池田彩乃業が落ち着かずなかなか広報できていません。

今年から「誕生日のための詩」という企画をはじめました。完全オーダーメイドの詩作です。
事前アンケートから依頼者さまのこと教えていただき、言祝ぎます。ひとりで書けない詩を日々書かせてもらっています。対価をいただいている以上私ひとりで惚けていてもあれなんですが、この仕事が大すきです。長く長く続けたいな。


先日から石と詩を販売しはじめました。「一握りの抱擁」といいます。
拾った石を手に馴染むように仕立てて、書き下ろしの詩を添えてお届けします。はやく出かけたがっている石が部屋にまだまだいるので、いいものたくさん書きたいです。

詩のオーダー受付と石と詩が並んでいるだけの「この星スーベニアショップ」。インターネット上に浮かんでいるお店ですが、だれかを待てる場所を持つことができてうれしいのです。


今は書店で働いています。
至らないことが山ほどありますが、この社会において自分の仕事以外で「やめたくない仕事」に出会えたことは衝撃的でした。思い返せば物心ついた頃から今日までいろんな角度から本屋を見つめ、関わりを持ってきました。アルバイトという身分に不相応な思い入れがありすぎます。書き溜めている感慨をいつか発表できるよう頑張ります。もしもレジでお会いしたときは何も言わず笑ってください。


9月に東京で個展を予定しています。
今年中に出したい詩集があります。


人と生きたいという思いから描くかたちが拡張してゆく。
この手の小ささ、この身の頼りなさがはずかしくなるほどおおきくなってゆく。
第二章なるほどね、の気持ちよ。
欲しいものが欲しくなくなったあとの世界で待っていたのは、叶えたいことでした。

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