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活動報告

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2022年11月の記事一覧

愛は金色

愛は金色のあんかけプール愛は金色。 金色の重たい液体。とろみがあってあたたかい。 それはまるで、あんかけそばや天津飯の、あん。 喉を過ぎるときの遅さ、熱いものが胸に溜まる、あの感覚。 愛のテクスチャーと体感が合致してからは、こうした思いから「金色」を取り扱うようになった。こうした思いを物質化できるからデザインは面白い。合致の助けとなったのは2012年刊行の雪舟えまさんの『タラチネ・ドリーム・マイン』だった。 この言葉がとても骨身に染み渡るのは牡羊座だからでしょうか。 この世

「光をたたえる」展示作品について

展示作品について現在会期中の個展「光をたたえる」の展示作品すべてと新刊、ポストカードをまるっとSUNNY BOY BOOKSさんのオンラインショップに掲載していただきました! とにかく数が多いのと、シリーズに分かれていたりするので解説記事を書くことにしました。これから展示へ足を運んでくださる方もぜひ読んでいただけるとうれしいです。 箱と箔押しについて66個の箱の中に詩や金色のいびつな丸が入っています。 サイズは名刺サイズ。それらにはすべて題が書かれた蓋が付いていますが 壁に

個展「光をたたえる」初日と二日目の在店を終えて

個展「光をたたえる」がはじまりました。 初日と二日目の在店を終え、今は東京の片隅でこれを書いています。 三年目にしてようやっと叶った在店でたくさんの人にお会いし、言葉を交わすことができて、ここにあたたかな実体と実体を持ち寄っていることに圧倒されずっと胸いっぱいでした。足を運んでくださった方々、声をかけてくださった方々、ありがとうございました! 「上手く言葉にならないですが、」と話してくださった方のお顔をいくつも思い浮かべています。 上手く言葉にならない、詩のことはわからない

新刊『目をとじて ひらく』についておしらせ

新刊のおしらせです。 いよいよ明日12日からSUNNY BOY BOOKSでの個展『光をたたえる』が始まります。店頭にて新刊発売します! (近日中にオンラインショップでも掲載予定です) 『目をとじて ひらく』 通称、言祝本。 140の言葉と、138の言祝ぎ。 朝と夜、目をとじてひらく本。 手製の魔法、すこしの秘密、祝福と、真理のはしっこを詰め込みました。 表紙、裏表紙どちらから開いていただいてもいい本です。 開いたページの右側を読み進めてください。 【仕様】 120×1