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【廃校camp】スタート地点📍

廃校教育campは、教育に熱い想いを持った人たちと一緒に過ごす2日間。

特に、夜のワークショップでは、これまでが整理できて、今後やりたいことや創りたい空間がはっきりとした。

教育とどう関わってきた?関わっている?

小学校
小中学生のときは、周りにたくさんいるやんちゃな人たちを怒る先生たちが怖くて、先生に怒られないようにと、ひっそり過ごしていた。

そんな中で、一人の大人としての「先生」は好きだった。
放課後、最後の一人になるまで教室に残って先生とおしゃべりしたり、一緒に掃除したり。
なんでも話を聞いてくれる大人の存在が好きで、
褒めてくれることがうれしかった。

中学校
だけど 「勉強ができる」 だけで、学校では生きていけなかった。

クラスメイトの顔色を伺って、
クラスの中での自分の立ち位置を考える。
意見を言うと非難され、
かといって、何も言わなくても、
「何も言わないやつだ」ってバカにされる。

自分自身や考えに自信がないのは、
この頃からずっとなんだろうなって気づいた。
先生からも、クラスメイトからも、嫌われないように。と取り繕っていると苦しくなった。

高校
そんな自分も環境もいやになって、
学区外の高校に進学した。
誰も 「私」 のことを知っている人がいない場所で、
新しい自分になろうともがいた。
部活も勉強も、何事にも本気で取り組んだ。
先生にも同級生にも環境にも恵まれ、
学校ってこんなに楽しい場所なのか!と思った。  

大学
良くも悪くも 「学校」 からの影響を受けることが多かった私は、なんとなく教育学部へ。

大学外での活動、教育実習、、
何より「教育」にいろんな形で関わる人に出会って、
いろんな教育への関わり方を知って、人の思いに触れた。
そして「自分と教育」の接点を見つけられた。

私が教育に関わる理由

学校外が私の居場所だった
これまで、キャンプ、合唱、ボランティアとかいろんなイベントに参加することが好きだった。
ここで繋がった人達は、学校も年齢も住んでいるところも全然違う。
その時間の中での経験や、人との出会いが本当に楽しかったし、思い出たくさんだし、今の自分を作っている。
だからこそ、経験や出会いから生まれる学びができる居場所を作れたらいいんじゃないかって思う。

学校にいる自分がきらいだった
学校がいやな場所だと思って、
変わることを諦めて過ごしている自分がきらいだった。
波風たてないこと、周りより静かにいることが正しいと思って、偽っている自分がいやだった。

そして、同じような思いを持って苦しんでいる人がいるのに、その人たちを救えない自分が大嫌いだった。
非難されることを恐れて、ただの傍観者になって、大切な人を助けられなかったことも悔しかった。

だから、学校外でも学びの場を作って、たくさんの経験や出会いを届けることが、自分が教育に関わる意味だと思う。

今の葛藤や悩み

「普通」という1本の線の上をを右往左往している自分
甘えじゃないの?って言葉も、
教師じゃなかったら何するの?って言葉もあった。

それは自分が一番わかってる。
その言葉を聞く度に、やっぱり普通の道を選べばいいんじゃないかって思った。

けどたくさんの仲間に出会って、
悩みながらも進んでいく姿がかっこいいと思った。

本当に居場所を作ることが必要なのか?
自分がありのままで居られて、もっと前にもっと深く突き進んでいく人達がいる場所に出逢って、
ここは自分が成長できる居場所だって心から思えた。
そんな場所を見つけるほど、
いつもいる場所との乖離を感じて、
本来の自分がいるべき場所が分からない。


って、これを書いたとき(camp直後)は思ってたけど、
最近あんまり思わなくなった気がする🌱

誰か一人に教育を届けるとしたら誰に何を届けたいですか

廃校キャンプから8ヶ月。
ずっとこの問いを振り返れなかった。
もう2月。ここだけ書いてみる。

私が教育を届けたいのはたった1人。
今はもう会えないあの子に届けたい。

教育 なんておこがましいことは言えないけど、

あの子がちょっとでも心休められるような、
苦しい道を選ばないでもいいと思えるような、
自分らしい道を選べるきっかけになるような、

そんな居場所があるよって
学校だけが全てじゃないよって
悲しい思いを持つ人はあなただけじゃないよって

そんなメッセージを届けたい。


あの子が苦しんでいることに気づけなかった。
もしかしたらあの子以外にも、私の周りにいたのかもしれない。

どれだけ後悔しても、4月17日は戻ってこないし、会えないという事実はもう変わらない。

だからこそ、今苦しんでいる子に目を向ける。
もっと自分に力がないと、その子たちは救えない。救い続けることはできない。

見て、学んで、広い視野を持って、
行動に移していく。

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