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「シャーロック・ホームズの凱旋」を読んだ
休職のお供に…とBOOKOFFに寄って目に留まったのが森見登美彦の新刊でした。シャーロックホームズ?はて。パラパラとめくるとやはり京都が舞台ならしい。
コナンドイルの本は読んだことがないのだけども、シャーロックホームズに関する映画・ドラマ、女性版とかは一通り見たので、どんな話だろう??とワクワクして読みました。
登場人物については、まさにシャーロックホームズの原作のままの人たちが物語に登場してる感じで(設定は違うけど)、本当に森見登美彦作なの?とも思っちゃいます。
でも、全体の話としては、あっちなのか?こっちなのか?という最近の森見作品でしたな。
前回の「熱帯」もそうだったけども、あっちこっちブームが彼の中できているのかしら?いや、原作は違えどサマタイもそうだし、代表作の四畳半神話大系もそういえばあっちこっちだな。
でもなんで、シャーロックホームズを取り上げたのだろう…。ホームズというか、ワトソン目線だったので、作者の葛藤的なものを描きたかったのか…。
気になりますな。
京都なのかロンドンなのか…
ワトソンなのか森見登美彦なのか…
はて、不思議なお話でした。
シャーロックホームズの映画、また観たくなりました。
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